Jira Service Management 新機能リリース 2024-03

ハイライト


バグの修正: 承認が必要なカスタマー通知のセキュリティ設定

企業管理対象プロジェクトのプロジェクト設定のカスタマー通知ページ内のバグを修正しました。今後、承認を必要とする通知のセキュリティ設定への変更は適切に保存されるようになります。
(この不具合は、トライアル期間中だと顧客通知テンプレートを修正できず、”メールに承認ボタンを表示しない”に変更してもテンプレートが差し変わらないバグとなります。)

Jira Service Management の Free プランを利用中のユーザー向けに、[保存] ボタンの位置を少し更新しました。保存ボタンは、セキュリティ設定の見出しの下ではなく、[承認が必要] ページの末尾に表示されます。

アセット機能のオブジェクト スキーマのデータ制限

属性タイプの推奨制限値について
Jira Service Management のアセットはデータベースなので、大量のデータを処理するには、優れたデータ モデリングと優れた処理能力の組み合わせが必要です。アセット スキーマのデータを構造化する方法の推奨事項をご確認ください

効果的な ITAM スキーマ構造を構築する方法もご確認ください。

アセットに保存できるデータ量について
Jira Service Management サイトで個々のアセットのスキーマ内に保存できるオブジェクト、属性、および属性文字の数に制限を設けました。アセット機能に保存できるデータ量の詳細をご確認ください。

これらの制限を超えると、パフォーマンスと信頼性の問題が発生する可能性があるため、各サイトは制限に達するとそれ以上アイテムを作成できません。ご利用のサイトに含まれるオブジェクトの数は、機能の使用状況画面で確認できます。使用状況を追跡する方法の詳細をご確認ください。

アセット機能の "任意の属性に一致" の置き換え

パフォーマンスと信頼性向上のための継続的な取り組みの一環として、クイック検索内の "任意の属性に一致" トグルを、検索に含める属性を選択できるような代替方法に置き換えます。

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インシデント管理のための Slack と Microsoft Teams のセットアップが簡単に行えるように

インシデント コラボレーションのために Slack ワークスペースや Microsoft テナントを Jira Service Management に接続する際、対応者がインシデント用のチャットやミーティングを作成できるようにするには、プロジェクト管理者が各サービス プロジェクトでチャット ツールを手動で有効化する必要がありました。これは管理者にとって直感的でも生産的でもないことに気づきました。

今後、Slack ワークスペースと Microsoft テナントは Jira サイトに接続されると、すべてのサービス プロジェクトで自動的に有効化されます。これにより、プロジェクト管理者が各サービス プロジェクトでチャット ツールを有効化するための時間を節約できると考えています。

チャット ツールを利用したインシデント解決の詳細を確認

既存の Slack チャンネルを利用してインシデント コラボレーションを実施

これまで、インシデント対応者は Jira Service Management を使い、インシデント コラボレーションを行うための新しい Slack チャンネルを即座に作成することができました。

今後は既存の Slack チャンネルをインシデントに追加することもできるようになるため、同じ Slack チャンネルに複数のインシデントをリンクできます。これにより、チームは複数のインシデントを簡単に管理し、同じ Slack チャンネル内で最新のアクティビティの通知を受け取ることができます。

インシデントに既存のチャンネルを追加する方法 ;

インシデントに既存のチャンネルを追加するには、次の手順を実行します。

  1. インシデントに移動し、[詳細] の [Slack] フィールドにある [チャンネルを追加] を選択します。

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  1. [新規チャンネルを作成するか既存のチャンネルを選択] オプションで [既存のチャンネルを選択] を選択します。

  2. 最後に、Slack ワークスペースを選択して [追加] を選択します。

チャットやビデオのツールを使用して、チームでインシデントを解決する方法を確認

ワークフローの読み取り専用バージョンを更新

プロジェクト管理者向けにプロジェクト設定に表示される読み取り専用のワークフロー ページを更新しました。新しいページは外観がモダンで、読み込み時間が短くなるほか、当社側でこのページに対して今後さらに変更を行えるようになります。なお、テキスト プレビュー機能が削除されている点にご注意ください。

Atlassian Intelligence を利用してリクエスト タイプを作成

すべてのオプションが [リクエスト タイプを作成] 配下にまとめられたため、テンプレートから作成するか、空白のものを作成するか、Atlassian Intelligence (AI) で作成するかどうかを、1 か所で選択できます。

[AI で作成] を選択すると、プロジェクトで利用すべきリクエスト タイプの種類を考える時間を節約して、Atlassian Intelligence を利用して提案を受けることができます。

チームが通常管理している作業の種類を説明すると、Atlassian Intelligence が入力内容に基づき、ユーザーにいくつかの作成候補を提案します。提案されたものを作成したい場合はそれを選択します。ほかの候補を表示するには別の情報を入力します。

 

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リックソフト株式会社 は、日本でトップレベルのAtlassian Platinum Solution Partnerです。
大規模ユーザーへの対応実績が認められたEnterpriseの認定をうけ、高度なトレーニング要件をクリアし、小規模から大規模のお客様まで対応可能な実績を示したパートナー企業です。


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