新機能リリース 2023-04
Atlassian Cloud
組織管理者に対する製品アクセス権付与を柔軟に
ユーザー管理エクスペリエンスを中央化するための改善の一環として、組織管理者ロールと site-admins グループを変更します。
これらの変更は、あなたが作成した新しい組織にのみ適用されます (新製品の試用時など)。既存の site-admins グループの設定内容に対する変更はありません。
誰かに組織管理者の役割を割り当てると、その人が組織内のすべての製品に対して自動的に製品アクセス権限を持つことはなくなります。つまり、次の場合を除き、組織管理者は請求の対象にはなりません。
製品にアクセスできるロール (ユーザー、ユーザー (エージェント)、 または製品管理者ロール) を明示的に割り当てる。
これらのいずれかのロールを割り当てるグループに追加する。
org-admins グループに製品アクセスのロールを追加する。
これらの改善に site-admins グループを合わせるため、このグループの名前を org-admins に変更します。
誰かを組織管理者にするには、次の手順を実行します。
admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
[ディレクトリ] > [ユーザー] の順に選択します。
ユーザーを見つけて、自分のアバターを選択するか、[詳細を表示] を選択します。
ページ左上の 3 点アイコンから、[組織のロールを割り当て] を選択します。
[ロールを割り当て] を選択します。
組織管理者に製品ロールを割り当てるには、次の手順を実行します。
組織管理者のユーザー詳細画面から、[アクセスを付与] を選択します
製品ロールの列から 1 つ以上のロールを選択します。
[アクセスを許可] を選択します。
Jira platform
フィルター: 個々のユーザーを閲覧者として追加
フィルターの作成者または編集者は、フィルターの共有時に個々のユーザーを閲覧者として追加できます。これまで編集者の追加時にも行えていましたが、閲覧者の追加時に同様の細かい制御が行えるようになりました。
フィルターにユーザーを閲覧者として追加するには次の手順を実行します。
共有したいフィルターに移動します。
[フィルター詳細] または [詳細] を選択します。
[閲覧者] で、デフォルト オプションである [非公開] を [ユーザー] に変更します。
閲覧者として追加したい各ユーザーについて、次の手順を実行します。
追加したいユーザーの名前を入力して一覧から選択します。
[追加] を選択します。
自動化: ルックアップ テーブルの作成アクション
自動化ルールでルックアップ テーブルを作成できるようになりました。これによって自動化ルール用にキー - 値のマッピングを作成し、自動化ルールの機能や柔軟性を強化できます。
次の簡単な手順でお試しください。
Jira の自動化機能に移動します。
プロジェクト自動化の場合、[プロジェクト設定] > [自動化] に移動します。
グローバル自動化については、[設定 > [システム] > [グローバル自動化] に移動します。
新しいルールを作成するか、既存のルールを編集します。
[ルックアップ テーブルの作成] アクションを選択します。
ダッシュボード: 個々のユーザーを閲覧者として追加
ダッシュボードの作成者または編集者は、ダッシュボードの共有時に個々のユーザーを閲覧者として追加できます。これまで編集者の追加時にも行えていましたが、閲覧者の追加時に同様の細かい制御が行えるようになりました。
ダッシュボードにユーザーを閲覧者として追加するには次の手順を実行します。
次のいずれかの操作を行います。
新しいダッシュボードについては、グローバル ナビゲーションから [ダッシュボード] > [ダッシュボードを作成] を選択します。
既存のダッシュボードについては、その他のアクション (...) > [名前変更または共有] または [コピー] を選択します。
[閲覧者] で、デフォルト オプションである [非公開] を [ユーザー] に変更します。
閲覧者として追加したい各ユーザーについて、次の手順を実行します。
追加したいユーザーの名前を入力して一覧から選択します。
[追加] を選択します。
ワークフロー更新時のダウンタイムを防止
ワークフローの更新時でも、チームは引き続き課題に取り組めます。チームによる更新中はワークフローの編集を無効化しています。更新に時間がかかる場合、対象の課題タイプの以前のワークフローと更新先の新しいワークフローのステータスで作成された一時的なワークフローが表示される場合があります。この変更により、存在しなくなったステータスで課題がスタックするような問題を減らせるほか、ワークフローの更新時にチームのダウンタイムがなくなります。
Jira の自動化: 手動の自動化がトリガーされたときにユーザーからの入力を受け付ける
Jira の自動化の手動トリガーのルールがさらに変更されました。手動ルールを設定する際、ルールが実行される前にユーザーからの入力を要求できるようになりました。
これにより、ユーザーがルールをトリガーしたときにポップアップする入力フィールドを設定できます。これらの入力フィールドは必須の場合もあり、ルールの他のコンポーネントでユーザーの入力をスマート バリューで参照できます。
次の手順でお試しいただけます。
自動化ルールを設定します
プロジェクト自動化の場合、[プロジェクト設定] > [自動化] に移動します。
グローバルの自動化については、 Jira 設定 > [グローバル自動化] に移動します。
手動トリガーを選択します。
[ このルールがトリガーされたら入力を求める] チェックボックスを選択します。
プロダクト化: プロジェクト作成時のカスタマイズ
プロダクト マネージャー、プロジェクト マネージャー、またはサービスに携わるいずれかのチームの誰かが任意の Jira 製品内でプロジェクトを作成する場合、Jira Service Management や Jira Product Discovery のテンプレートが推奨されます。
インシデント管理、社内チームからのサービス リクエストの受付、作業のトリアージ用に設計された、Jira Service Management テンプレートを提供しています。また、アイデアや作業を取り込んで優先順位を付けるために設計された Jira Product Discovery テンプレートもあります。このため、Jira Software のテンプレートではなく、より関連性の高いテンプレートの提案を行います。
すべてのユーザーがすべてのテンプレートを確認できますが、オンボーディング時に回答した所属に応じ、チームごとに異なるテンプレートがデフォルトで提案されます。
Jira Service Management と Jira Product Discovery は Jira Software アカウントに含まれていないので、これらのテンプレートにアクセスするには製品を追加する必要があります。どちらも無料で試用できます。Jira Service Management や Jira Product Discovery は、管理者のみが追加できます。一部のエンドユーザーは、管理画面から追加を "リクエスト" できます。
リクエスト フォームからの意図せぬフィールド削除を防止
課題ビューにフィールドを追加すると、保存時にリクエスト フォームにすでにあったすべてのフィールドが自動的に削除されます。フィールドが削除される前にこの操作を確認できるよう、課題ビューで [変更を保存] を選択すると警告モーダルが表示されます。
Jiraのテーマをベータ版に移行しています
間もなく、テーマのエクスペリエンスをベータ版に移行します。つまり、Jira ラボを通じてオプトインする必要がなくなります。個人設定ページのテーマ セレクターまたは上部のナビゲーション バーのプロフィール アイコンから、誰でもJiraの外観をカスタマイズできまるようになります。
カスタム メール ドメインを使用しているサイト: 一括通知の提供を開始
ご利用の Jira の通知は、myproject@mydomain.com のようなカスタム メール アドレスから届いていますか?
誰かが課題にコメントを追加したり、作業履歴のエントリを完成させたりすると、通知が届くことがあります。こうしたアクションは短期間に集中する傾向があり、数分内にいくつかの小さな変更が各課題に加えられます。
Jira で変更ごとにメールを 1 通ずつ送信するのでなく、すべての更新が 1 通の要約メールにまとめらるようになります。
関連する更新がもれなく要約メールに盛り込まれるようにするため、通知が最大 10 分遅れる可能性があります。メンションや新しく割り当てられた課題など、重要な通知はすぐに届きます。
追加のフィールドで検索精度を高める
プロジェクトのサイドバーで [課題] > [その他+] に移動し、ラベル、修正済みバージョン、コンポーネント、親などのフィールドを利用して検索結果を見つけることができます。
さらに、リスト ビューで [列の設定] を選択し、確認したいもっとも重要なフィールドを選定できます。列をドラッグ アンド ドロップしてビューをさらにカスタマイズすることもできます。
ユーザーが製品内で確認できる情報をさらに制御可能
製品の提案に制御機能が追加され、非表示にしたり、提案が表示されている理由を確認したりできるようになりました。これらの制御はアプリ スイッチャーのメニューの提案部分に追加されており、製品の提案をさらに制御し、より適切な提案を受け取ることができます。
提案の横にある 3 点アイコンを選択して、それが提案された理由を確認したり、それを完全に非表示にしたりすることができます。
提案の制御機能は最初は、 Free プランと、50 ユーザー未満の Standard チームにリリースされます。注意: 管理者のみが、提案をクリックして新しい製品を追加できます。
Jira Software
ロードマップ ビューの日付を利用してスクラム チームの作業を計画
この変更までは、プロジェクトのロードマップ ビューではスクラム チームの作業計画の作成にはスプリント日のみを利用できました。この更新により、スプリントの割り当てを保持しながら、プロジェクト ロードマップで課題に明示的な日付を設定できます。
スクラム チームのために作業を計画する方法をご確認ください。
Advanced Roadmaps の新しいサイドバー ナビゲーション
Advanced Roadmaps の新しいナビゲーション デザインを試しています。これにより、見た目も使い心地も Jira Software の他の部分とよりよく似たものになります。
主な変更点は、Advanced Roadmaps のナビゲーション メニューが画面の左側に表示され、プロジェクトやボードのナビゲーションと同様の機能を持つようになったことです。
これらの変更について詳しくは、コミュニティの投稿をご覧ください。
最初のプロジェクトを素早く開始
新しい Jira サイトをシンプルかつスムーズに作成できるようになりました。最初のプロジェクトの作成時に、事前に選定された一部の設定が事前に [その他の詳細] 配下に移動するようになりました。また、異なるテンプレートを素早く選択できるようになりました。
Advanced Roadmaps - Advanced Roadmaps にチームが導入されます
Advanced Roadmaps の共有チームを Jira Software 内のアトラシアン チームと統合します。このロールアウトの完了後は、これら両方、ならびに他のアトラシアン製品と同じチームが利用できるようになります。
エピックとバージョン パネルの色を改善
エピックとバージョン パネルの色を更新し、Jira のライトおよびダーク テーマにさらに合うようにしました。カーソルを合わせてカードを選択すると、さらにアクセシビリティに優れた、視覚的に魅力的なエクスペリエンスが得られます。
開発ダイアログに展開可能なセクションを追加
お客様からのフィードバックを元に、課題ビューの開発ダイアログを改善しました。
ブランチとコミットやプル リクエストのタブでコード ツール間を 1 つずつ切り替える代わりに、展開可能なセクションを含む 1 つの画面にすべてが記載されるようになるため、必要な情報を素早く見つけるのに役立ちます。
また、簡単に追跡できるよう、各プル リクエストの横にソース ブランチが表示されるようになります。
開発ダイアログを開くには、開発作業がリンクされた課題に移動し、アクティビティ (2 件のプル リクエストや 1 件のブランチなど) を選択します。