Jira Service Management 新機能リリース 2025-02
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更
注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止
おすすめ:リックソフトおすすめの機能
ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。
最新情報一覧
インシデント管理
ベータ: Atlassian Intelligence を使って類似したアラートや過去の応答者を発見 ベータ版
※ Premium プラン以上の限定機能です
Atlassian Intelligence を使うと、アラートの詳細ビューで過去のアラートからの有益な情報を確認し、オンコール チームの応答プロセスを合理化することができます。アラート > [提案(Suggest)] > [類似のアラート(Similar alerts)] の順に選択して、過去に発生した類似したアラートの一覧を表示できます (適切なアクセス権限をお持ちの場合)。過去の応答者を確認するには、右側の列で [ユーザー] の下にある [過去の応答者] を選択します。
応答者アラートの設定をすべてのインシデントに適用
Jira Service Management プロジェクトの応答者アラートの設定が、すべてのインシデントに適用されるようになりました。
<今までの動作>
応答者アラートを設定後に新しく発生したインシデントに対してのみアラートが送信されていた。
<今後の動作>
既存のインシデントにもアラートが適用されるようになった。
【応答者アラートの設定方法】
サービスプロジェクトに移動します。
[プロジェクト設定] を選択します。
[オペレーション] を選択します。
[インシデント管理] を選択します。
アラートの処理ルールでカスタム フィールドをフィルターとして使用
今まではアラートを振り分けるルールを設定するときに、事前定義済みのフィールドしか条件に使えませんでした。そのため、外部のツールが独自に追加した項目や、自分で作った項目を条件にすることができないことがありました。
今回の新機能では、 [Add custom property] で独自に追加されたカスタムフィールドも条件に追加できるようになり、アラートの処理をもっと細かくコントロールできるようになりました。
その他
自動化の監査ログで課題キー フィルターの提供を開始
Jira 自動化の監査ログに新しいフィルターを追加しました。この機能を使うと課題キーで監査ログを絞り込めるため、必要なルールやそれに関連する課題を簡単に見つけることができます。
【課題キー フィルターの利用手順】
[設定] > [システム] > [グローバル自動化] を選択します。
監査ログを開きます。
[課題キー] フィルターを選択します。
検索バーで、探している課題の課題キーを入力します。
探している課題を選択します。この課題に関連するすべてのルールが監査ログでハイライトされます。
完了したら、[フィルターをリセット] を選択してフィルターの選択を解除します。
このフィルターはグローバル スコープを使っているルールでのみ提供され、ステータス フィルターと同時に使うことはできない点にご注意ください。
Standard プランのトライアル エクスペリエンスの終了の流れを更新
Standard プランのトライアルの終了時点で 10 人を超えるユーザーや 2 GB を超えるストレージをご利用のユーザー向けに、Free プランの上限を超えている旨のお知らせと、次のステップを案内した手順を含むモーダルが表示されます。
上限を超えていないユーザーに対しては、アップグレードを完了しないと失われる Standard 機能を説明したモーダルが表示されます。
Standard プランのトライアル中のユーザーには、これらのリマインダーが自動的に表示されます。
課題ビューのコメントの表示方法を更新
パフォーマンスを維持するため、課題ビューでのコメントの表示方法を更新しました。これまで [X 件のコメントを表示] と表記されていましたが、今回の更新で [他のコメントを表示] へと表記が変更されました。課題を表示する際に最新の5件のコメント以上の件数をカウントする必要がありましたが、今回の更新によりそのカウントを省略することで、課題表示のパフォーマンス向上が図られています。
有料プランへのアップグレードが簡単になりました
製品内から右上の [アップグレード] ボタンを選択してアップグレードできるようになりました。ボタンを選択すると、有料プランのトライアル開始やアップグレードのメリットを説明する情報が表示されます。
この変更の利用を開始するために必要な操作はありません。製品内で直接ボタンが表示されます。
アップグレード エクスペリエンスの新しいデザイン
トライアルをスキップしてプランを購入する際のアップグレード エクスペリエンスのデザインを更新しました。機能はすべて同じですが、マイナーな改良が加えられました。
コメントにメディアを添付する方法を改善
Jira や Confluence で添付ファイルを含むコメントを追加した際の、通知画面の表示方法が変わりました。
<今までの動作>
添付ファイルを含むコメントを追加すると、通知画面では添付ファイルが [media] 表記となっていました。
<今後の動作>
今後は添付ファイルを含むコメントを追加すると、[media] 表記ではなく、ファイル名で表示されます。つまり、ユーザーは添付ファイルの内容を素早く簡単に理解できます。
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