Jira Service Management 新機能リリース 2023-12
ハイライト
- 1 リクエスト関連のアクションのカスタマー通知ログを導入
- 2 Chat for Slack: プロジェクトごとに顧客満足度調査を有効化/無効化
- 3 企業管理対象プロジェクトに新しいワークフロー エディターを導入
- 4 企業管理対象のサービス プロジェクト向けに新しいプロジェクト詳細ページを導入
- 5 Chat in Slack: 絵文字ショートカットに Jira の自動化エンジンを使用
- 6 プロジェクト設定でチームのタイプを選択または編集
- 7 課題ビューに表示するカスタマー詳細フィールドを選択
- 8 ワークフロー テンプレートを使用して、リクエスト タイプのワークフローを簡単に置き換える可能に
- 9 インシデントに関するより詳細な情報を Microsoft Teams で入手
リクエスト関連のアクションのカスタマー通知ログを導入
最新の機能強化により、プロジェクト管理者は、リクエストに応じて実行されたアクションによってトリガーされ、失敗したカスタマー通知のログを表示できるようになりました。失敗の理由を確認して、必要な処置を取ることができます。
カスタマー通知ログにアクセスするには、サービス プロジェクトに移動して、[カスタマー通知ログ] を選択します。次に、[リクエスト通知] を選択すると、受信者、通知の名前、送信日時、課題キー、未達の理由などの詳細が表示されます。
Chat for Slack: プロジェクトごとに顧客満足度調査を有効化/無効化
Chat for Slack は、プロジェクト設定での顧客満足度 (CSAT) 調査の設定を尊重するようになります。
プロジェクトで CSAT が無効になっている場合、Assist はそのプロジェクトの Slack チャット チャネルでフィードバックを収集しません。
Halp から Jira Service Management に移行した場合、リクエスト者はサポートのエクスペリエンスを 1〜5 個の星スケールで評価するようになります。これは、Jira Service Management が CSAT を収集する方法に沿っています。以前、Halp では、リクエスト者に、エクスペリエンスをどう評価するかを質問していました。
CSAT アンケートを管理するには:
プロジェクト設定から、[満足度設定]を選択します。
[満足度 (CSAT) に関するフィードバックを収集] を有効化します。
企業管理対象プロジェクトに新しいワークフロー エディターを導入
企業管理対象プロジェクト向けの新しいワークフロー エディターを開発中です。
チーム管理対象プロジェクトを使い慣れている方は、新しいワークフロー エディタにも馴染みがあるかもしれません。ワークフロー エディターは、ワークフローを作成および編集するためのより高速でクリーンなエディターで、より直感的なエクスペリエンスを提供します。
最初のリリースでは、この新しいエディターを Jira Service Management プロジェクトですぐに使用できるようにします。ただし、以前のワークフロー エディターのすべての機能を統合するまでには至っていません。
新しいエディターの開発を続けていますが、必要に応じて [以前のエディターで開く] または [新しいエディターで開く] オプションを使用してエディターを切り替えることができます。また、デフォルトのエディタを選択して、ワークフローが常に選択したエディタで開くようにすることもできます。[既定のエディタを変更] を選択し、手順に従って選択してください。
新しいエディターのエクスペリエンスについてフィードバックがあれば、ぜひお聞かせください。エディタのフィードバック オプションを利用することでフィードバックをお送りいただけます。
企業管理対象のサービス プロジェクト向けに新しいプロジェクト詳細ページを導入
企業管理対象プロジェクトのプロジェクト詳細ページを、チーム管理プロジェクトの詳細ページのすっきりと洗練された外観に合わせてデザインし直しました。今回のアップデートの一環として、プロジェクトの説明のフォーマット オプションも増やしています。
Chat in Slack: 絵文字ショートカットに Jira の自動化エンジンを使用
Halp のレガシー レシピに基づく絵文字ショートカットは、Jira の自動化の強力なノーコード エンジンを使用するようになりました。この変更により、管理者はすべての自動化ルールを一箇所で管理することができ、絵文字リアクションは Assist によって Slack で作成された課題を編集するのに使用できます。
プロジェクトにカスタムの絵文字ルールがある場合は、2024 年 6 月 4 日までに同様のルールを自動化で作成してください。その日を過ぎると、チャット設定の絵文字ショートカット機能は機能しなくなります。
新しい自動化ルールを設定する前に、次の点に注意してください。
課題を作成するために使用されるチケット絵文字ショートカットはこの変更の影響を受けないため、これを自動化で設定する必要はありません。
エージェントを課題に割り当てる目の絵文字ショートカットを設定する必要があります。ヒント: チャット設定の [絵文字ショートカット] タブにあるテンプレートを使用すると、この自動化をすばやく設定できます。
自動化で絵文字ルールを設定するには:
プロジェクト設定から、[自動化] を選択します。
[ルールを作成] を選択します。
トリガーとして、「Slack メッセージへの絵文字リアクション」を選択します。
[ルールをオンにする] を選択し、ルールに名前を付けてから、再度 [ルールをオンにする] をクリックして保存します。
新しい絵文字ルールをテストするために、チャットの絵文字ショートカットは削除せずにオフにします。
絵文字ルールを自動化で設定します。
チャット設定の [絵文字ショートカット] タブから、オフにするルールを見つけます。
トグルを使ってルールをオフにします。
問題なく機能することをテストして確認します。
プロジェクト設定でチームのタイプを選択または編集
企業管理対象プロジェクトとチーム管理対象プロジェクトの両方の [プロジェクト設定] の [詳細] 画面に、新たに [チーム タイプ] フィールドが追加されました。
このフィールドにより、管理者は次のことができます。
プロジェクトが最初に作成されたときに [プロジェクトの作成] 画面で選択されたチーム タイプを表示し、必要に応じて更新する
プロジェクトを使用しているチームのタイプを記録し (プロジェクト作成プロセス中に選択しなかった場合)、サイト内の複数のサービス プロジェクトを分類して追跡するのに役立てる
あらかじめフィルタリングしたビューをプロジェクト設定で利用するこで、設定プロセスを効率化するたとえば、テンプレートを使用して新しいリクエストタイプを作成する場合、テンプレートライブラリビューは、デフォルトでプロジェクトのチームタイプに最も近いカテゴリになります。
[チーム タイプ] フィールドを表示、入力、または更新するには:
左側のナビゲーションから [プロジェクト設定] > [フォーム] の順に選択します。[チーム タイプ] フィールドは、[詳細] 画面に表示されます。
一覧からチーム タイプを選択します。
課題ビューに表示するカスタマー詳細フィールドを選択
カスタマー サービス管理機能を使用しているプロジェクトの管理者は、課題ビューに表示したい詳細フィールドを選択できるようになりました。
課題ビューに表示するフィールドを選択します。
サービス プロジェクトで [カスタマー] に移動します。
カスタマーの名前を選択します。
[カスタマー アクション (•••)] > [詳細を編集] の順に選択します。
トグルを使用して、表示したいフィールドを有効にします。
有効にすると設定したフィールドがカスタマー詳細フィールドに表示されることを確認します。
ワークフロー テンプレートを使用して、リクエスト タイプのワークフローを簡単に置き換える可能に
ワークフロー テンプレートが企業管理対象プロジェクトに追加されました。これにより、チームのサービス プロジェクトを設定してカスタマイズする際の時間と労力を節約できます。
ワークフロー テンプレートを使用すると、リクエスト タイプのワークフローを新しいものに簡単に置き換えることができます。Jira 管理者は、新しいワークフローを最初から作成するのではなく、承認手順が事前に設定されたものも含め、さまざまなチームやユースケース向けに設計されたテンプレートのライブラリを参照することができます。
ニーズに最適なものをプレビューして選択し、それを使用して、リクエスト タイプにリンクされる新しい構成済みのワークフローを作成します。
テンプレートを使用してリクエスト タイプのワークフローを変更する方法
左側のナビゲーションから [プロジェクト設定] > [リクエスト タイプ] の順に選択します。
更新するリクエスト タイプを選択し、そのリクエスト タイプの設定画面で [ワークフローの管理] を選択し、次に [テンプレートを使用して置換] を選択します。
テンプレートをプレビューして、説明、ステータス、トランジションを確認してください。
使用したいテンプレートを選択し、新しいワークフローと課題タイプの名前を確認して、必要な変更を加えます。
[続行] を選択すると、新しいワークフローと課題タイプがプロジェクトに追加され、更新するために選択したリクエスト タイプにリンクされます。
更新するリクエスト タイプの横にある [その他のアクション] メニューを選択して、[リクエスト タイプ] 画面のテンプレートを使用してワークフローを置き換えることもできます。次に、[ワークフロー] セクションで、[テンプレートを使用して置換] を選択します。
インシデントに関するより詳細な情報を Microsoft Teams で入手
Microsoft Teams 用の Atlassian ChatOps アプリは、進行中のインシデントに関するアクティビティについて、より詳細な情報をチャットに投稿するようになりました。
インシデントの優先度、担当者、対応者、関係者、影響を受けるサービスの更新が通知されます。また、Microsoft Teams のチャットから関係者に最新情報を直接送信することもできます。
Microsoft Teams をサービス プロジェクトに接続する方法を確認する
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