Jira Software 新機能リリース 2023-12
ハイライト
Jira Software Premium にて、Advanced Roadmaps が Plans に正式に名称変更
11 月初旬に、Advanced Roadmaps (さらにその前は Portfolio for Jira) として知られていたプランニング機能の名称が新しくなることについて、コミュニティ記事を投稿しました。この変更は、Jira Premium のプランの既存の機能には影響しません。この名前変更についての詳細は、コミュニティ記事を確認してください。
このリリース ノートの公開をもって、この新しい名前を反映するための製品内の変更を完了しました。繰り返しとなりますが、機能に変更はなく、製品内でこの新しい名前が反映されている箇所がいくつかあります。たとえば、以前は [Advanced Roadmaps 権限] だったものが、[プラン権限] になっています。このような若干の変更があります。
この変更の確定に伴い、まもなくドキュメントや関連資料もこの変更を反映して更新されます (まだ更新されていない場合)。
ボード上に自動化の推奨を表示
このリリースにて、クリティカルな脆弱性が見つかったときに自動的に課題を作成するルールを簡単に設定できるようになります。この自動化の推奨は、Jira ボードの自動化メニューに表示され、そこでアクションを実行できます。
1.Jira ボードの [自動化] メニューに移動します。
2.推奨バナー内の [ルールを作成] を選択すると、自動化ルールを設定できます。
3.他のテンプレートをすべて表示するには、[その他のテンプレートを表示] を選択します。
この推奨は次の場合に表示されます。
プロジェクトに脆弱性があり、「クリティカルな脆弱性が見つかったら (When a critical vulnerability is found)」がトリガーになっている既存ルールがない
管理者である
Compass ソフトウェア コンポーネントに対する作業を整理および追跡
任意の企業管理対象の Jira Software プロジェクトの課題を Compass コンポーネントにリンクできるようになります。
これにより、チームは Compass でカタログ化されたソフトウェアアーキテクチャの要素と照らし合わせて Jira の作業を整理および追跡できます。その作業の影響を理解してより効果的に優先順位付けし、より早く完了するために必要な情報を見つけることができます。
Compass コンポーネントに切り替えます (プロジェクト管理者)
プロジェクト サイドバーから [コンポーネント] を選択します。
Compass コンポーネントが有効になっていることを確認してください。[コンポーネントを作成] の横に、[Compass コンポーネント] と表示されているはずです。Jiraコンポーネントと表示されている場合は、それを選択してCompass コンポーネントに切り替えます。
Compass コンポーネントは削除されず、以前にリンクされていた課題で引き続き表示されます。Compass コンポーネントにはいつでも切り替えることができます。
課題を Compass コンポーネントにリンクします
まだ Compass を利用してない場合:
[コンポーネント] ページで、[Compass を無料で入手] を選択します。セットアップには数分かかります。
これを実行できるのはサイト管理者のみです。サイト管理者でない場合は、サイト管理者にリクエストを送って Compass を利用できるようにしてください。
Compass を利用しているが、ソフトウェア コンポーネントがない場合:
[コンポーネント] ページで、[コンポーネントの作成] を選択します。Compass が新しいタブで開きます。
名前、タイプ、所有チーム、関連するソースコード リポジトリのリンクなど、新しいコンポーネントの情報を入力します。Compass コンポーネントの作成について詳細を確認する
プロジェクト内で課題を開きます。
[コンポーネント]フィールドを選択し、課題にリンクさせたい Compass コンポーネントを選択します。
コンポーネントとそれに関連する課題は、プロジェクトの [コンポーネント] ページに表示されます。また、バックログ、ボード、課題ナビゲーターでコンポーネントを検索できます。
Compass を利用していて、ソフトウェア コンポーネントがある場合:
プロジェクト内で課題を開きます。
[コンポーネント]フィールドを選択し、課題にリンクさせたい Compass コンポーネントを選択します。
コンポーネントとそれに関連する課題は、プロジェクトの [コンポーネント] ページに表示されます。また、バックログ、ボード、課題ナビゲーターでコンポーネントを検索できます。
Jira のサービスに影響するインシデントを追跡と優先順位付け
Jira Software Cloud に新しいインシデント機能をロールアウトします。
この機能は、接続されたインシデント管理、監視、および観測ツールからデータを引き出すため、開発チームは、担当するサービスに影響を与えるインシデントをホリスティックに把握できます。
最初にサポートする製品は Jira Service Management です。まもなく、さらに多くのインシデント管理と観測ツールのサポートを追加予定です。
予期しないインシデントを管理しやすく目に見える業務に変えることで、チームがインシデントの再発を防ぐためのプロアクティブな業務プラクティスを構築するのと同時に、迅速な解決と内部レビューに集中できるようになります。
インシデント機能を使い始めるには:
Jira Service Management を使用している一部のお客様の場合、この機能が利用可能になると機能リストの [運用 (Operations)] に自動的に表示されます。
手動で有効化する方法:
[プロジェクト設定] > [機能] の順に移動します。
「インシデント」をオンに切り替えます。
今後数週間にわたって、特定のお客様にインシデント機能を徐々にロールアウトしていきます。ご利用の製品でまだ確認できない場合、しばらく経ってから再度ご確認ください。
カードの色で課題を特定
課題に色を付けてることで、自分の作業をすぐに特定できます。Jira クエリ、課題タイプ、優先度、または担当者に基づいて色を設定できます。
新しいエクスペリエンスを提供します。UI はよりアクセスしやすくなり、グローバルな Jira カラー ピッカーが採用され、推奨される色合いのパレットで装飾できます。
色を追加するには、ボードに行き、次に [...] > [ボードを設定] に移動します。[カードの色] ページから、方法を選択し、色を選択します。
既存のボードをプロジェクトまたはユーザーに接続
以前のホームが存在しなくなった場合に、ボードを新しいプロジェクトまたはユーザーに割り当てることができるように修正されます。
ボードおよびバックログの表示を制御
ボードとバックログの右上にある [設定を表示] ボタンから、必要なものをオンにし、不要なものをオフにする切り替えが可能になります。
バックログでは、エピック パネルとバージョン パネルを開いたり、クイック フィルターをボタンとして表示したり、コンパクト モードに切り替えることで他の課題を表示したりできます。ボードでは、サイドバーで課題を開いたり、スイムレーンを展開したり折りたたんだりできます。ボードとバックログの両方において、カードの詳細を表示または非表示にすることもできます。
Jira Premium : プランのアーカイブ化
プランをアーカイブすることで、日常的に表示する必要がなくなったプランを削除し、必要に応じて後で復元できます。
この変更を試すには:
プラン ビューに移動します。
[•••]メニューから [Archive plan] を選択します。
一旦アーカイブしたプランは、Advanced Roadmaps 設定から復元できます。
企業管理対象プロジェクト: 列およびステータス設定のアクセシビリティを改善
ボード設定ページの外観とアクセシビリティを改善しています。ボードの列とステータスを管理する際、インターフェースが最新になり、ページを離れることなくサポート ドキュメントにすばやくアクセスできることに気付くでしょう。 重要な点としては、キーボードのみを使用するユーザーやスクリーン リーダーのユーザーにとってページのナビゲーションが容易になったことです。
これらの改善点を確認するには、企業管理対象のボードに移動し、右上の [その他のアクション] (...) を選択してボード メニューを開きます。 [ボードの設定]、[列]の順に選択して、[列とステータス] ページを表示します。
ここから、ワークフローを簡素化したり、列を追加または削除したり、列の制約を追加したり、列にステータスをマップしたりできます。カンバン ボードでは、カンバン バックログを有効にして、エピックの表示方法を選択することもできます。
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