Jira Service Management 新機能リリース 2023-11
ハイライト
- 1 プロジェクト設定の詳細画面のアクセシビリティを改善
- 2 リンクされた Jira フィールドを含むフォームでフィールドが重複しないよう修正
- 3 白紙のプロジェクトとリクエスト タイプのテンプレートで簡単に開始
- 4 リクエスト タイプ テンプレートを使用して、新しいリクエストタイプをすばやく作成
- 5 開発者とのより円滑な連携を可能にする開発者エスカレーションを導入
- 6 ヘルプ センターの検索結果を改善
- 7 チーム管理対象プロジェクトのリクエスト タイプから直接フォームを追加
- 8 カスタマーの背景情報を課題上でさらに取得
- 9 アトラシアン管理で監査ログを拡張し、Jira Service Management アクティビティを追跡可能に
- 10 自動化: システム ルール
プロジェクト設定の詳細画面のアクセシビリティを改善
Jira Service Management、Jira Software、Jira Work Management、Jira Product Discovery の [プロジェクト設定] の [詳細] 画面のアクセシビリティを改善しました。
これらの変更により、どのフィールドが必須かが明確になり、Jira Software および Jira Work Management の企業理対象プロジェクトを除く、すべての製品のすべてのプロジェクト タイプで表示されるようになります。
これらの変更を確認するには、[プロジェクト設定]、[詳細] の順に選択します。 変更には次が含まれます。
画面の上部に、いくつかのフィールドが必須であることを説明し、それらの必須フィールドの凡例を示すステートメントを含める
各必須フィールドに赤いアスタリスクを表示
リンクされた Jira フィールドを含むフォームでフィールドが重複しないよう修正
フォームを使用するリクエスト タイプでフィールドが二重に表示されないようにします。フォーム ビルダーを使用しているときに、関連付けられたリクエスト タイプですでに使用されている Jira フィールドにフォーム フィールドをリンクすると、リクエスト フォームからそのフィールドが削除されます。リクエスト タイプを設定するときも同じです。リンクされた Jira フィールドが重複しているフォームでは、フォーム フィールドのリンクが解除されます。つまり、カスタマーとエージェントが 1 回のリクエストで同じフィールドを 2 つ見る必要がなくなります。
フォーム フィールドを Jira フィールドにリンクする方法を確認する。
または、フォーム フィールドと Jira フィールドの重複について例を見て詳しく理解する。
白紙のプロジェクトとリクエスト タイプのテンプレートで簡単に開始
新しいリクエスト タイプ テンプレートの時間節約のメリットをプロジェクト作成エクスペリエンスにもたらします。
空のサービス管理プロジェクト テンプレートのいずれかを使用して新しい企業管理対象プロジェクトを作成する場合、Jira 管理者は、リクエスト タイプ テンプレートを使用して、プロジェクトの作成前にリクエスト タイプをプロジェクトに追加するオプションを利用できます。
テンプレートを閲覧、プレビュー、選択して、新しいリクエスト タイプを作成します。新しいプロジェクトに初めて参加するときは、すでにリクエストタイプが追加されており、すぐにカスタマイズすることができます。
白紙の新しいサービス プロジェクトをリクエスト タイプのテンプレートを使用して調整する方法
上部のメニュー バーから、[プロジェクト] を選択し、次に [プロジェクトを作成] を選択します。
サービス管理カテゴリから、白紙のプロジェクトテンプレートを選択します。
プロジェクトの詳細を確認して入力し、[プロジェクトを作成] を選択します。
ようこそ画面で、[開始] を選択すると、リクエスト タイプのテンプレート ライブラリが表示されます。
さまざまなテンプレートを閲覧、検索、プレビューします。
新しいリクエスト タイプの作成に使用したいテンプレートを選択します。
名前、説明、アイコン、ポータル グループ、課題タイプ、関連するワークフローなど、リクエスト タイプの詳細を確認して更新します。
さらにリクエストタイプを追加するには、[保存して次を作成] を選択してテンプレート ライブラリに戻ります。すべてのリクエスト タイプタイプを追加するまで、このプロセスを任意の回数繰り返します。
完了したら (またはリクエスト タイプを 1 つだけ追加する場合)、[保存してプロジェクトを続行] を選択します。
この機能および関連する変更の詳細については、コミュニティのお知らせをご覧ください。
リクエスト タイプ テンプレートを使用して、新しいリクエストタイプをすばやく作成
企業管理対象プロジェクトにリクエスト タイプのテンプレートを導入し、サービス プロジェクトに新しいリクエスト タイプをすばやく追加できるようにします。
新しいリクエストタイプをゼロから作成する代わりに、さまざまなチームやユースケース向けにデザインされたテンプレートをライブラリから参照し、後で編集できる新しいリクエスト タイプをすばやく作成することができます。
これらのリクエスト タイプ テンプレートは、Jira Service Management を初めて使用する Jira 管理者や、複数のプロジェクト間で一貫性を持たせたり、変化するニーズに合わせてプロジェクトをさらにカスタマイズしようとしている Jira 管理者のための出発点として機能します。
テンプレートを使用して新しいリクエスト タイプを作成する方法
左側のナビゲーションから [プロジェクト設定] > [リクエスト タイプ] の順に選択します。
[リクエスト タイプを作成] を選択し、[テンプレートから作成] を選択します。
さまざまなテンプレートを閲覧、検索、プレビューします。
新しいリクエスト タイプの作成に使用したいテンプレートを選択します。
名前、説明、アイコン、ポータル グループ、課題タイプ、関連するワークフローなど、リクエスト タイプの詳細を確認して更新し、[保存] を選択します。
リクエスト タイプ オブジェクトが作成され、選択した課題タイプとワークフローに関連付けられます。現在と同様に、新しい課題タイプやワークフローは作成されません。
この機能および関連する変更の詳細については、コミュニティのお知らせをご覧ください。
開発者とのより円滑な連携を可能にする開発者エスカレーションを導入
カスタマー サービス エージェントは、開発者エスカレーション機能を使用して、顧客の問題に対する開発者エスカレーションを簡単に作成できるようになりました。
この機能により、専用の作業カテゴリとビューを使用して、プロジェクトの開発者へのエスカレーションを効率化できます。開発者は、カスタマー サービス エージェントによって提起された開発者エスカレーションの課題を表示/コメントしたり、共同作業することができます。
この機能を有効にするには、サービス プロジェクトで [プロジェクト設定] に移動し、[機能] を選択します。
ヘルプ センターの検索結果を改善
ヘルプ センターの検索結果に、サービス プロジェクトに追加した外部リソースへのリンクも含まれるようになりました。つまり、カスタマーがヘルプ センターで、Jira Service Management 以外のツールから有用なセルフサービス記事などへのリンクを見つけることができ、検索体験がより包括的かつ効率的になります。
リンクを追加するには、次の手順に従います。
プロジェクトのサイドバーから [プロジェクト設定] > [外部リソース] を選択します。
[リンクを追加] を選択します。
リンクの詳細を追加し、リンク先のリソースの種類を選択して、リンクにタイトルと簡単な説明を付けます。
追加 を選択します 。
リストからリンクをドラッグ アンド ドロップして並べ替えることができます。リンクの詳細を編集するには、編集アイコンを選択します。リンクを削除するには、削除アイコンを選択します。
外部リソースのサービス プロジェクトへの追加について詳細を確認する
チーム管理対象プロジェクトのリクエスト タイプから直接フォームを追加
Jira Service Management のチーム管理対象プロジェクトのリクエスト タイプに既存のフォームを簡単に追加できるようになりました。リクエスト タイプを設定するときに [フォームを追加] を選択すると、プロジェクト全体のすべてのフォームを検索できます。フォーム設定でフォームをリクエスト タイプに関連付ける必要はもうありません。フォームはリクエスト タイプページから直接追加できるようになりました。
カスタマーの背景情報を課題上でさらに取得
カスタマー サービス管理が有効になっているプロジェクトでは、課題を表示しながら、その課題に関連するカスタマーおよび組織の詳細を表示できるようになりました。これにより、サポート リクエストに対応する際にエージェントにカスタマーに関する追加のコンテキストを提供できるようになりました。
これらの詳細は、課題に関連する他の詳細情報と併せて課題上に表示されます。表示される詳細は、作成したカスタマー詳細フィールドと、追加したカスタマーの詳細に基づきます。表示されるカスタマーは [報告者] フィールドの入力に基づいており、表示される組織は [組織] フィールドの入力に基づきます。
最初は、カスタマーと組織でそれぞれ 5 つのフィールドしか表示できません。
課題上でカスタマーに関する追加のコンテキストを活用するには、カスタマー サービス管理機能をオンにする必要があります。これを行うには、次の操作を実行します。
左側のナビゲーションから [プロジェクト設定] を選択します。
[機能] を選択します。
[カスタマー サービス管理] をオンにします。
アトラシアン管理で監査ログを拡張し、Jira Service Management アクティビティを追跡可能に
Premium プランまたは Enterprise プランでアトラシアン Access を購読した場合、Jira Service Management に関連する、製品管理者起因のアクティビティを含むようアトラシアン管理の監査ログが拡張されました。この機能強化により、管理者の透明性と説明責任が向上し、組織の活動を効果的に監視・管理できるようになります。
この更新により、組織管理者は、サイト上の Jira Service Management のすべての製品管理者起因のアクティビティをキャプチャする包括的な監査証跡にアクセスできるようになりました。これには、ヘルプ センター設定の更新、メールの権限、リクエスト共有、SLA などのアクションが含まれます。監査ログからアクティビティを追跡する方法の詳細を確認する
組織管理者として組織の監査ログにアクセスするには:
admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
[セキュリティ] > [監査ログ] の順に選択します。
自動化: システム ルール
一部のプロジェクト テンプレートに、システム ルール、つまりプロジェクトの作成時に自動的に設定されるルールが付属するようになりました。これらのルールは、毎月の自動化使用量にはカウントされません。変更することもできないものの、無効にすることはできます。
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