Confluence 新機能リリース 2024-12
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更
注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止
おすすめ:リックソフトおすすめの機能
ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。
最新情報一覧
Atlassian Intelligence
※ Premium プラン以上の限定機能です
ホワイトボードにおける AI 機能のアップデート おすすめ
2024年10月に、近日公開としてご紹介したホワイトボードの AI 機能がリリースされました。
Confluence 新機能リリース 2024-10 | ホワイトボードにおける AI 機能のアップデート(近日公開予定)重要 [inlineExtension]
ホワイトボードの AI 機能
付箋アイデアを自動生成
最初に作成した1つの付箋アイデアから、推察される類似の付箋アイデアを自動作成することで、チームのディスカッションが活発に始められます。
さらに、Confluence、Jira、Jira Service Management からの関連データに基づいて AI が付箋アイデアを生成することもできます。
※ 2024年12月時点では英語で回答生成される場合があります
付箋アイデアの自動グルーピング
これまで目視でチェック、移動していた付箋アイデアの分類作業を AI が自動的に行います。似ている内容をすぐさまグルーピングし、手間なく思考を整理することができます。
ホワイトボードの要約
ホワイトボードの要約を AI が生成します。また、要約内容を Confluence ページへ変換することもできます。ディスカッションに参加できなかったメンバーへ素早く内容を共有可能です。
カスタマーサクセス解説動画
Standard プランのお客様へ
ホワイトボードは Standard プランの場合、1 ユーザーにつき 最大 3 つのアクティブボードが利用可能です。
詳細はこちら
Atlassian Intelligence を使ってこれまで以上に簡単に Confluence から Jira 課題を作成 おすすめ
これまでは、Atlassian Intelligence (AI) で1 つの Confluence ページから1つの Jira 課題のみを作成可能でした。
今後は、Atlassian Intelligence (AI) で、1 つの Confluence ページから複数の Jira 課題を作成できるようになります。
Atlassian Intelligence を使って Confluence から複数の Jira 課題を作成するには、次の手順を実行します。
ページの右下の AI ボタンを選択して [+ Jira 課題を作成] を選択します。Confluence により、右側のパネルに課題の一覧が生成されます。
課題にカーソルを合わせ、鉛筆アイコンを選択して要約や説明の精度を確認し、必要に応じてこれらの変更や情報の追加を行います。
[すべて作成] を選択して変更を保存して Jira に課題を作成するか、[キャンセル] して変更を破棄します。
一覧から課題を取り除くには、課題にカーソルを合わせて X を選択します。
エディターのAI: コマンド パレットのプロンプトを改善
Confluence エディター内の AI コマンド パレットに[改善]ボタンが追加されました。
[改善]ボタンを利用することにより、AIで生成された文章に対し「文章のトーンの変更」や「文章の要約」等を追加で行い文章の改善が可能です。
Confluence の新しい Atlassian Intelligence (AI) ボタンでコンテキストに基づいた提案を受け取る
Confluence の公開済みページの右下に Atlassian Intelligence ボタンが表示されるようになりました。
現在このボタンは、以下の AI アクションが可能となります。今後、 AI ボタンに新しい AI アクションを追加予定です。
要約
変更を要約
コメントを要約
Jira 課題を作成
さらに、AI アクションの長い一覧から必要なものを選ぶ必要はなくなりました。
Atlassian Intelligence がコンテキストに基づいてもっとも関連性の高いアクションを推測し、ユーザーに提案します。
他のアクションが必要な場合、ボタン テキストの横にある AI アイコンを選択すると、利用可能な他の AI アクションの一覧が確認できます。
Atlassian Intelligence は、Premium プランと Enterprise プランのすべてのお客様が利用できます。 組織管理者は、アトラシアンの管理の [設定] > [Atlassian Intelligence] から Atlassian Intelligence の設定を管理できます。
新しい AI ボタンを試すには次の手順を使用します。
Confluence Cloud の公開済みのページまたはブログ投稿に移動します。
Atlassian Intelligence アイコンの横にあるテキストを選択して表示されたアクションを実行するか、アイコンそのものを選択してメニューからアクションを選択します。
スマート リンク
スマート リンクにカーソルを合わせて最近のリンクを確認 おすすめ
スマート リンクから直接、関連するドキュメント、ページ、その他の作業項目を確認できるようになりました。
以下の条件を満たすドキュメントと作業項目が表示されます。
「次のリソース内に見つかりました。」:このページへのリンクが含まれている他のページが表示されます。
「次へのリンクが含まれています。」:このページ内で参照されている別ページや Jira 課題リンクが表示されます。
最近のリンクを確認するには次の手順を実行します。
インラインのスマート リンクにカーソルを合わせます。
[最近のリンクを表示] を選択します。
Confluence ページに Jira リリースビューを埋め込み表示する おすすめ
※ Jira 連携
Jira スマートリンク機能が拡張され、ページ内に Jira リリースの URL を貼付すると埋め込みコンテンツとして利用できるようになりました。
詳細はこちら
スマート リンクに使用するリンクを見つけるために役立つ方法
新しいスマート リンクを作成するときに最近のリンクの一覧から選択できるようになりました。
スマート リンクの選択は、Confluence だけでなく、Google Drive や Microsoft 365 などの他のツールも含まれます。
追加したいリンクをリンク フィールドに入力して見つけることもできます。
自動化
Confluence 自動化が Free / Standard プランでも利用可能に 重要
これまで、Premium プラン以上の限定機能であった自動化が、 Free / Standard プランでも利用可能になりました。定型作業の自動処理により、重要な業務に注力でき、ヒューマンエラー回避にもつながります。
ほか、自動化のユースケースについては下記のコンテンツをご参照ください。
カスタマーサクセス解説動画
※ Jira 連携
カスタマーサクセス解説ブログ
詳細はこちら
ページ ビューから自動化の手動トリガーを削除 注意
ページ画面のヘッダーから自動化の手動トリガー(稲妻アイコン)オプションを削除します。
変更前:ページ画面のヘッダーから稲妻アイコンで手動トリガーの自動化にアクセスできました。
変更後:左サイドバーの三点メニューから手動トリガーの自動化ルールにアクセスできるようになります。
※変更前の稲妻アイコンのオプションは削除されます。
手動トリガーのある自動化ルールを実行する方法は以下の通りです。
サイドバーでコンテンツ名にカーソルを合わせて三点メニューを選択します。
「自動化」を選択します。手動トリガー含む自動化ルールが設定されている場合、「ページ自動化」ウィンドウが開きます。
ルールを選択して、「自動化」で実行します。
Jira 課題の作成で Confluence の自動化をトリガー
Confluence 自動化に、指定された Jira プロジェクトで新しい課題が作成されたときにルールを実行する新しいトリガーを追加しました。
トリガーとして [Jira で課題が作成されました] を選択します。
[接続] を選択して Jira プロジェクトに Confluence を接続します。
組織に複数の Jira サイトがある場合、[接続を作成] メニューから 1 つの Jira サイトを選択する必要があります。
ドロップダウン メニューから 1 つまたは複数のプロジェクトを選択します。
引き続きルールを作成します。
その他
コンテンツ マネージャーのフィルターの改善 おすすめ
※ Premium プラン以上の限定機能です
コンテンツ マネージャーに、スペース管理者がスペースのコンテンツを管理するのに役立つ 10 個の新しいフィルターと 5 つの新しい列が追加されました。
フィルター
「前回の活動」:7日以上前・1か月以上前・3か月以上前・6か月以上前まで、絞り込み
「所有者」:現在有効なユーザーと無効化済みのユーザーで絞り込み
「ステータス」:進行中やレビュー待ちなどのページ ステータス
「ラベル」
「その他のフィルター」
「タイプ」:ページやホワイトボードなどのコンテンツタイプ
「投稿者」
「コンテンツで検索」:コンテンツ名で検索
「最終更新日」:特定の日付間が最終更新日であるコンテンツの絞り込み
「作成数:特定の日付間で作成したコンテンツの絞り込み
列
「タイプ」:ページやホワイトボードなどのコンテンツタイプ
「投稿者」
「最終更新日」:特定の日付間が最終更新日であるコンテンツの絞り込み
「作成数」:コンテンツを作成した日
「場所」:コンテンツツリーでどの親ページ配下にコンテンツ作成されたかの場所
使用を開始するには、[スペース設定] > [コンテンツ マネージャー] の順に選択します。または、スペース サイドバーで [コンテンツ マネージャー] を選択します。
スペース詳細の外観をモダン化
スペースの詳細設定ページが、2 ページから 1 ページに統合されました。
スペース管理者はこれまでよりも少ないクリック数でスペース名、キー、説明、およびホーム ページを編集できるようになりました。管理者の一覧は氏名の代わりにプロフィール画像で特定されます。
また、これまで翻訳されていなかったドロップダウン オプションも改善されました。
この変更の利用を開始するには、次の手順を利用します。
スペースに移動
サイド ナビゲーションで [スペース設定] を選択
[全般] カードで [スペースの詳細] を選択
ホワイトボードでバージョン履歴の提供を開始
ホワイトボードの以前のバージョンを確認および復元できるようになりました。
特定のホワイトボードの履歴を確認するには、右上にあるホワイトボードの ••• メニューを開いて [履歴] を選択します。
過去のホワイトボードを復元したい場合は、「自動保存されたバージョン」から、新しくホワイトボードを作成できます。新しいホワイトボードの権限は元のホワイトボードと同じになります。
会社ハブの設定、アナリティクス、編集者のアクセスのすべてを 1 箇所で確認
※ Premium プラン以上の限定機能です
会社ハブの設定ページが改善されました。会社ハブ設定に、「アナリティクス」と「会社ハブ権限」が一元化されました。
会社ハブ管理者はハブ上部の [ハブ設定] から新しい設定ページにアクセスできます。
また、「自分のハブ」>「・・・」>「履歴」から、会社ハブの過去のバージョンを確認および復元できます。
自動的に更新される、視覚的に魅力的な一連のカードを作成
カード マクロに、フィルターに基づいて更新される動的なカードを作成するオプションが追加されました。
動的カードは、会社ハブ・ページ・ブログ投稿の「カード (新機能)」マクロのオプションとして追加されます。
この「動的カード」は、フィルタリングされたコンテンツからカードで自動的に表示されます。例えば、特定のスペースで昨日更新されたブログコンテンツをカードで表示することができます。
ラベルを選択したり、所有者や投稿者で絞り込んだり、特定のスペースやフォルダーのコンテンツを選択したりできます。
動的カードの作成方法は、以下の通りです。
「/」と入力し、マクロの一覧から [カード (新機能)] を選択します。
[カード (新機能)] マクロを選択し、編集ボタン(鉛筆マーク)を選択します。
右側の設定パネルで [動的] > [動的カードを作成] の順に選択します。
次のオプションから 1 つまたは複数のフィルターを選択します。
Last updated (最近の更新日)
Type (ページまたはブログのコンテンツタイプ)
Label
Space
Owner (所有者)
Contributor (投稿者)
Verified (検証済みのコンテンツ)
Content under (親アイテム)
エディター: ページの投稿者の横にエージェントを表示
Confluence エディターのページ コントロール セクションで Rovo エージェントのアバターを確認できる機能を導入しています。あなたや投稿者が AI コマンド パレットで使う Rovo エージェントが、ページ投稿者の横に表示されます。この更新は、Confluence 内での視認性やコラボレーションを高めることを目的としています。
編集中: AI コマンド パレットで Rovo エージェントを選択すると、そのアバターがページ コントロール ツールバーで投稿者のアバターの左側に表示されます。
投稿者による把握: 他の投稿者は、誰かが Rovo エージェントを使っていると、そのアバターを確認できます。
ミッション コントロールで改善を提案
※ Premium プラン以上の限定機能です
ミッション コントロールで Confluence のコンテンツを分析し、スペースやコンテンツの改善に役立つ提案を行えるようになりました。
提案されるアクションは、新機能のリリース、非アクティブなコンテンツの割合、スペース アクセスを持たないゲストなどに基づいて自動的に表示されます。
Confluence 管理者は、Confluence 画面右上の歯車アイコンを選択して「ミッション コントロール」に移動できます。
提案がある場合、それらがページ上部に表示されます。問題を解決するためのアクションを行うか、新しい機能を確認します。メッセージを非表示にすることもできます。
これらの提案の詳細については、ミッション コントロール画面を下にスクロールしてください。
Confluence から週次でメンションのリマインダーを受け取る
Confluence Cloud の有料インスタンスを利用しているユーザーは、前週の未対応のメンションをまとめた週次のメール通知を受け取ります。
デフォルトでは全員がこのメールを受け取るよう自動的にサブスクライブされます。
メールの購読を解除するには、ユーザーアイコン > [個人設定] > [メール] > [次に配信登録:]にある[リマインダー]のチェックを外します。
オンボーディング時に Confluence がコンテンツ タイプを追加
Confluence にオンボーディングするときに、ページ、ホワイトボード、またはデータベースのどれから始めるかの質問があります。これにより、要件に最適な選択肢を選定できます。
Atlassian アカウントを作成するか、Confluence にサインアップします。
「最初に作成したいものは何ですか?」と尋ねられます。ここでコンテンツ タイプの選択肢が確認できます。
チームの要件に基づいた選択を行い、先に進みます。
Atlassian Guard 機能
データ エクスポート ルールの今後の変更 重要
※ Atlassian Guard Standard プラン以上のご契約が必要です
データ エクスポート ルールを拡張し、Confluence ページに添付されたファイルのダウンロードをブロックできるようにしています。このルールが有効化されると、添付ファイルの一覧、マクロ、ファイルのプレビューなどのセクションにダウンロードボタンが表示されなくなります。
ご利用のデータセキュリティポリシーでエクスポートがブロックされているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。
admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
[セキュリティ] > [データセキュリティポリシー] の順に選択します。
ポリシーを選択し、データのエクスポートがブロックされているかどうかを確認します。
リダクション機能で組織内の機密データを常に把握
※ Atlassian Guard Premium プランのご契約が必要です
Guard Detect では、Confluence ページの公開または更新時に機密データが検出されるとアラートが送信されます。このアラートに、調査に役立つ機密データの抜粋が含まれるようになりました。
データが機密扱いで Confluence に保管するべきではないと判断した場合、スペース権限やページ制限にかかわらず、アラートからコンテンツを直接編集できます。これによってページの現在のバージョンから機密データが削除されます。
この変更の利用を開始するには、次の手順を利用します。
Guard Detect で機密データのアラートを表示します。
アラートでハイライトされている機密データの各インスタンスと、提案されている調査ステップを確認します。
[編集] を選択し、ページ履歴も削除したいかどうかを選択します。
機密データのリダクション機能についての詳細は上記ドキュメントをご参照ください。
またデータの編集による影響については上記ドキュメントをご参照ください。
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