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Atlassian Cloud 新機能リリース 2024-12

Atlassian Cloud 新機能リリース 2024-12

Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。

用語の定義

  • 重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更

  • 注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止

  • おすすめ:リックソフトおすすめの機能

  • ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能

  • EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報

※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。

最新情報一覧


セキュリティ

データ エクスポート ルールの今後の変更 重要

※ Atlassian Guard Standard プラン以上のご契約が必要です

データ エクスポート ルール を拡張し、Confluence ページに添付されたファイルのダウンロードをブロックできるようになります。このルールが有効化されると、添付ファイルの一覧、マクロ、ファイルのプレビューなどのセクションにダウンロードボタンが表示されなくなります。

エクスポートとダウンロードにはかなりの重複があるため、新しいルールを導入するのではなく、データエクスポートルールを拡張することにしました。

変更点

これまで

データエクスポートルールでコンテンツのエクスポートを防ぐことができました。

Atlassian Cloud 新機能リリース 2024-06 | スペースやプロジェクトでユーザーによるコンテンツのエクスポートを防止 重要

今後

データエクスポートルールが改善され、エクスポートに加えてダウンロードも防ぐことができるようになりました

ご利用のデータセキュリティポリシーでエクスポートがブロックされているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。

  1. admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [セキュリティ] > [データセキュリティポリシー] の順に選択します。

  3. ポリシーを選択し、データのエクスポートがブロックされているかどうかを確認します。

注意

  • この変更は、エクスポートをブロックするようにデータエクスポート ルールを設定している既存のすべてのポリシーに影響します。

  • 現段階では、Jira の添付ファイルのダウンロードはブロックされません。


安全性の低いモバイル デバイスについてのアラートを受け取る

※ Atlassian Guard Premium プランのご契約が必要です

Atlassian Guard Premium をご利用の場合、Jira Cloud、Confluence Cloud、または Opsgenie クラウドアプリへのアクセスに使われるモバイルデバイスでスクリーンロックが使われていなかったり、不正な変更が行われていたりすることが定期チェックで検出されると、アラートを受け取るようになります。

最低限のセキュリティ要件を満たさないモバイルデバイスは、不正アクセスのリスクが高まります。組織を保護する方法の 1 つとしてモバイル アプリ ポリシーを使い、脱獄、root 化、あるいはその他の方法による侵害を受けておらず、画面ロックの解除に PIN、パスコード、または生体認証を使うデバイスからのアクセスのみを許可することができます。

Atlassian Guard Premium をご利用の場合、この検出はデフォルトで有効化されています。

安全性が低い可能性のあるデバイスについてのアラートを受け取りたくない場合、[Guard Detect] > [検出] > [ユーザー アクティビティ] に移動して [安全でないデバイスからのモバイル アプリへのアクセス] 検出を無効化できます。


ユーザー API トークンの変更についてアラートを受け取る

※ Atlassian Guard Premium プランのご契約が必要です

Atlassian Guard Premium をご利用の場合、管理対象のユーザーによってユーザー API トークンが作成されたり、所有者または組織管理者によってトークンが取り消されたりしたときにアラートを受け取れるようになりました。

これにより、トークンが意図せず作成または取り消されたことを把握できます。

Atlassian Guard Premium をご利用の場合、この検出はデフォルトで有効化されています。アラートは、管理対象アカウントによって作成されたトークンについてのみ送信されます。

ユーザー API トークンの変更についてのアラートを受け取りたくない場合、Guard Detect > [検出] > [ユーザー アクティビティ] に移動して [ユーザー API トークンの変更] 検出を無効化します。


管理

1 回限りのプロンプトでドメインにおける製品への直接アクセスを有効にする 注意

ユーザーからの製品アクセスリクエストを許可した際に、同じドメインを持つユーザーへ他製品へのアクセス許可を促すプロンプトが表示されるようになりました。

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プロンプト

ユーザーを招待した際に表示されていたプロンプトが製品のアクセスリクエストを許可した場合にも表示されるようになりました。また、プロンプトに表示される製品が「Jira」だけではなく、「Jira Product Discovery」、「Jira Service Management」が追加されました。


アトラシアン製品の変更を簡単にスクロールして絞り込み

[製品アップデート] の新しい表を使うと、1 ページでより多くのリリース ノートを確認できます。

ステータス、変更の種類、または製品で絞り込んで、重要な変更の概要を適用順に確認し、さらに効率的な計画作成が行えます。

アトラシアンの最新の変更情報を把握する方法

リリース ノートの確認方法は次のとおりです。

  1. admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [製品] > [製品アップデート] を選択します。

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製品アップデート

Free のユーザー制限が近づいていることを簡単に把握

[ディレクトリ] > [ユーザー] にバナーを追加し、管理設定を確認しているときに Free のユーザー制限が近づいていることを把握しやすくしました。


その他

サイトの目標、プロジェクトなどへのアーリー アクセス

組織内のサイトでいくつかのアーリーアクセス機能を有効化できるようになりました。Atlassian ホームでは、目標、プロジェクト、その他のプラットフォームエクスペリエンスを作り、アトラシアン製品を横断して使うことができます。このような機能は定期的なコミュニケーション習慣の確立に役立ち、チームやステークホルダーを巻き込みつつ最新情報を共有するのに役立ちます。

次の手順で利用を開始します。

  1. アプリスイッチャーで [管理] に切り替えるか、admin.atlassian.com に移動します。

  2. ページの上部の [設定] に移動します。

  3. 左側のナビゲーション バーで [プラットフォーム機能] を選択します。

  4. [今すぐサインアップ] ボタンを選択し、プロンプトに従います。


 

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