Jira 新機能リリース 2024-12
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更
注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止
おすすめ:リックソフトおすすめの機能
ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。
最新情報一覧
完了済みの項目を Jira ボードに残す期間を選択 おすすめ
Jira ビジネス プロジェクトで、ボード上で作業項目をより細かく管理できるようになりました。
作業項目を「完了」列に移動すると、その項目は指定した日数の間、その列に表示され続けます。その後、自動的にボードからは非表示になりますが、リストビューなど他のビューから引き続き確認することができます。
これにより、完了した作業項目がボード上で混雑するのを防ぎつつ、必要なときにいつでもアクセスできるようになります。
完了済みの項目をボードに残す期間を選択するには、次の手順を使用します。
Jira ビジネス プロジェクトを開きます。
プロジェクト ビューのナビゲーションから [ボード] を選択します。
[その他] を選択して [次の日数が経過した解決…] を開きます。
日数を選択します。
リストの作業を色でハイライト おすすめ
リストの書式設定を使って、重要な作業を色で強調させて表示することができます。書式設定ルールを使うと、特定の条件が満たされたときに、セルや行全体の書式が自動的に変更されます。
例えば、予定より遅れている作業をハイライトしたい場合、期限が今日より前のものを赤く表示するルールを設定することで、視覚的にわかりやすくすることができます。
リストに書式設定ルールを作成する方法は、次のとおりです。
プロジェクトに移動して [リスト] を選択します。
[書式設定] を選択します。
[書式設定 ルール] のサイドパネルで [+ ルールを追加] を選択します。
任意の書式設定を入力して[ルールを保存]
https://support.atlassian.com/ja/jira-software-cloud/docs/create-a-format-rule/
詳細は上記ドキュメントをご参照ください。
Jira ボードで締め切りや期限切れの作業を簡単に管理 おすすめ
[注目すべき課題] ウィジェットの新しい [Due] タブを使うと、期限切れの作業項目や今後の作業項目をご利用のボードタイプに合わせて簡単に確認できます。
スクラムボードでは、期限切れの課題と、現在のスプリント内で期限が迫っている課題を表示できます。
カンバンボードでは、期限切れの課題と、2 週間以内に期限切れになる課題を表示できます。
システムフィールドの「期限」の値で期限切れ、期限が近い課題を判断します。
任意のソフトウェア プロジェクトで試すには、次の手順を実行します。
カンバンまたはスクラム ボードを開きます。
[作業の健全性] または[スプリントの健全性]を選択します。
[注目すべき課題] ウィジェットを見つけます。
[Due] タブを選択します。
プロジェクト要約から課題タイプを作成および編集
※表示言語が英語のビジネスプロジェクトのチーム管理対象プロジェクトのみ
管理者はプロジェクト設定に移動することなく、プロジェクト要約ページから直接課題タイプを作成および編集できるようになりました。この新機能により、管理者はプロジェクト設定に移動する手間を省き、より効率的にプロジェクトを管理できるようになります。
操作方法:
課題タイプを作成: プロジェクト要約ページで「課題タイプを作成」を選択します。
課題タイプを編集: 課題タイプの名前にカーソルを合わせると表示される「編集」アイコンをクリックして、更新を行い確定します。
プロジェクト要約からステータス名を作成および編集
※表示言語が英語のビジネスプロジェクトのチーム管理対象プロジェクトのみ
チーム管理対象プロジェクトの管理者は、管理者はプロジェクト設定に移動することなく、プロジェクト要約ページから直接ステータス名を作成および編集できるようになりました。
操作方法:
ステータスを作成: プロジェクト要約ページで[ステータスを作成(Create status)]を選択します。
ステータスを編集: ステータスの名前にカーソルを合わせると表示される [編集(Edit name)]アイコンをクリックして、更新を行い確定します。
Asana や Monday のプロジェクト データの構造化
新しい Jira ビジネスプロジェクトへのインポート時に Asana や monday のデータを構造化するオプションを追加しました。
Asana からビジネス プロジェクトにデータを直接インポートする
monday からビジネス プロジェクトにデータを直接インポートする
Asana または monday からのデータインポートの詳細については上記ドキュメントをご参照ください。
Atlassian Intelligence を使って Slack から課題を作成 (ベータ) ベータ版
※ Premium プラン以上の限定機能です
Atlassian Intelligence (AI) を使い、Slack のメッセージやスレッドから Jira 課題を直接作成できるようになりました。AI によって会話のコンテキスト情報に基づいて要約と説明が生成されるため、ユーザーは課題を素早く作成できます。
Atlassian Intelligence を使って Slack から課題を作成するには、次の手順を実行します。
Slack 用の Jira Cloud アプリをインストールします。
Slack のメッセージやスレッドに移動します。
[More actions] > [Create issue from Jira Cloud] の順に選択します。
サイトとプロジェクトを選択します。
[Use Atlassian Intelligence to generate the summary and description] を選択します。
他のフィールドに必要に応じて入力して [Submit] を選択します。
Atlassian Intelligence を使って Slack から課題を作成する方法を確認
詳細は上記ドキュメントをご参照ください。
スマート リンクを使ってプランを共有
※ Premium プラン以上の限定機能です
プランで共有ボタンを使い、次のことが行えるようになりました。
他の Jira ユーザーや Slack (接続されている場合) で作業しているユーザーと共有
プランを Confluence などのほかのアトラシアン製品に埋め込み
データを .csv ファイルとしてエクスポート
プランの静的イメージを作成する
これらの多くは以前にも利用可能でしたが、この新しい共有方法は、より簡単に、より速く、より柔軟になりました。
Jira の機密性の高いデータをリアルタイムで削除
※ Atlassian Guard Premium プランのご契約が必要です
Atlassian Guard Premium をご利用の場合、財務情報、認証情報、組織にとって機密性の高い可能性のあるその他の用語などを含む機密データが Jira 課題に追加されたときに、それを検出できるようになりました。
課題の要約、説明、フリーテキストを含むその他のフィールド内の機密データが検出されます。現時点では、コメントや、ドロップダウン メニューなどのフリー テキスト形式ではないフィールド内の機密データは検出されません。
1 つの課題がその後複数回更新される可能性があるため、機密性の高いデータがさらに追加された場合には既存のアラートが更新されます。24 時間経過後に機密性の高いデータが追加で検出された場合にのみ、新しいアラートが送信されます。
コンテンツスキャン検出ごとに、Confluence、Jira 製品、またはそれら両方にアラートを送信するオプションを利用できます。たとえば、Jira 内に国際銀行口座番号 (IBAN) を格納することがプロセスの一部である場合、Jira については IBAN のコンテンツ検出を無効化し、Confluence では有効化したままにすることができます。
特定の機密データを Jira に保存する正当な理由をお持ちのお客様を考慮して、この変更は Jira のすべてのコンテンツ スキャン検出を無効にした状態で適用されます。
機密データについてのアラートを受け取るには [検出] > [コンテンツ スキャン] に移動し、有効にするそれぞれの検出を展開します。
詳細については上記ドキュメントをご参照ください。
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