Jira 新機能リリース 2024-11
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更
注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止
おすすめ:リックソフトおすすめの機能
ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。
最新情報一覧
- 1 使われていないフィールドを非表示にして課題を素早く作成 注意
- 2 新しいワークフロー エディターに新しいルールを追加 おすすめ
- 3 すべての Jira プロジェクトでフォームを使って作業リクエストを収集 おすすめ
- 4 新しい開発ハブエクスペリエンス ベータ版
- 5 課題のその他 (•••) メニューへの新規追加
- 6 読み取り専用ワークフローのモーダルで企業管理対象プロジェクトをサポート
- 7 管理および課題通知メールのブロックを解除
- 8 Jira と Confluence の自動化で Google Drive 内に Google ドキュメントを作成
- 9 企業管理対象のベロシティ レポートを非同期で読み込み
- 10 スプリントを別のボードに移動する
- 11 新しいコメントを持つプル リクエストの作業提案を受け取る
- 12 プランに外部のスプリントを追加
- 13 プランのグループに関連する子作業項目を表示
使われていないフィールドを非表示にして課題を素早く作成 注意
過去 30 日間使われていないフィールドを素早く非表示にできる新しい設定が追加されました。これは個人設定のみを更新するため、チームのほかのメンバーに影響を与えることはありません。
次の手順でお試しいただけます。
[作成] を選択して Jira で新しい課題を作成します。
[その他のアクション (•••)] を選択し、[未使用のフィールドを非表示] の横にあるトグルを切り替えて機能を有効化または無効化します。
注意
Jira platform 新機能リリース 2024-04 | 課題の作成時に未使用のフィールドを非表示にする
2024年4月の新機能リリースでご紹介の通り、これまでは、[個人設定] > [Jira ラボ] セクションより本機能の有効化または無効化が可能でしたが、今回の改善で[個人設定]から切り替えはできなくなり、課題作成画面の[その他のアクション (•••)] から有効化または無効化が設定可能になりました。
新しいワークフロー エディターに新しいルールを追加 おすすめ
新しいワークフロー エディターで次のルールが追加されました。
課題のセキュリティ レベルを設定する
課題が特定のステータスを経ていることを確認する
課題を移動できるユーザーを制限する
以前に課題のステータスを更新したユーザーを制限する
サブタスクのステータスに基づいて制限
これらはすべては古いワークフロー エディターで使用できましたが、新しいワークフロー エディターでも使用できるようになりました。
すべての Jira プロジェクトでフォームを使って作業リクエストを収集 おすすめ
ステークホルダーからの作業リクエストをすべての Jira プロジェクトで直接収集しましょう。誰かがフォームに記入すると、優先順位を設定してすぐに作業に取り掛かることのできる課題が作成されます。
ユースケース
組織内の他のチームからの意見やリクエストを収集する。
営業から新製品のアイデアを収集する。
フォームの作成方法は、以下の通りです。
プロジェクトを開き、プロジェクト ナビゲーションで [フォーム] に移動します。
[+ フォームを作成] を選択します。 既存のフォームがある場合、画面右上の [+ フォームを作成] を選択します。
新しい開発ハブエクスペリエンス ベータ版
※ソフトウェアプロジェクトを利用する開発チーム向けの機能です
開発作業に関するインサイト情報を、一つの画面に集約して確認可能な機能がクローズドベータ版として試用できます。
詳細・クローズドベータ版申し込みはこちら
📣 Meet your new Development hub in Jira - now in beta!
課題のその他 (•••) メニューへの新規追加
ビジネス プロジェクトでタイムラインを表示しているときに、課題のその他 (•••) メニューを使用して、親課題の変更、課題の開始および終了日の編集、および課題へのリンクの追加が行えるようになりました。
読み取り専用ワークフローのモーダルで企業管理対象プロジェクトをサポート
企業管理対象プロジェクトのワークフロー ダイアグラムを更新し、速度とアクセス性を改善しました。
管理および課題通知メールのブロックを解除
メールの監査ログをステータスで絞り込めるようになりました。バウンスされたかブロックされたかに基づいてメールを確認することが可能になりました。メールのブロック解除や招待の再送信が行える場合、そのためのオプションが [詳細] 列に表示されます。
組織管理者は [設定] > [システム設定] > [管理者メール監査] よりメールの監査情報をご確認いただけます。
プロジェクト管理者の場合、[プロジェクト設定] > [通知] > [プロジェクト メール監査] よりご確認いただけます。
Jira と Confluence の自動化で Google Drive 内に Google ドキュメントを作成
Jira と Confluence の自動化に、ルールを実行するだけで Google Drive 内に Google ドキュメントを作成できる新しいコンポーネントを追加しています。この機能によって Google ドキュメントを手動で作る必要がなくなるため、さらに素早く簡単に作成できます。
この変更の利用を開始するには、次の手順を利用します。
Jira または Confluence で自動化ビルダーに移動します。
ルールのトリガーを選択します。
[Google Drive でドキュメントを作成] アクションを選択してルールに追加します。
Google ドキュメントを配置したい Google Drive フォルダを選択します。ユーザーが場所を選択する権限を持っていない場合、ドキュメントは [My Drive] フォルダに配置されます。
現在はフォルダを選択する機能は実装されておりません。ドキュメントは [My Drive] フォルダに配置されます。
Google ドキュメントに含めたいタイトルと本文を追加します。
ルールにその他の必要なコンポーネントを追加します。
ルールを編集して完成させたら、有効化します。
企業管理対象のベロシティ レポートを非同期で読み込み
安定性を高め、タイムアウトの問題を防止するために、企業管理対象プロジェクトにおけるベロシティレポートの読み込み方法を更新しました。この変更の一環として、ベロシティレポートのページから [ページの読み込み時間を優先] トグルが取り除かれています。
ベロシティ レポート ページの信頼性の強化についてのコミュニティ投稿をご確認ください。
スプリントを別のボードに移動する
フィールド "originBoardId" を使ってスプリントを 1 つのボードから別のボードに動かせるようになりました。
スプリントを 1 つのボードから別のボードに転送するには、フィールド "originBoardId" を使ってリクエストを送信します。詳細についてはスプリントに関連する REST API のドキュメントをご確認ください。
新しいコメントを持つプル リクエストの作業提案を受け取る
あるプルリクエストに対して作業提案を受け取ったあとに、そのプルリクエストがオープンなままの状態で新しいコメントが追加されたときに、Jira で作業提案を受け取れるようになりました。ボードで自身のアバターを選択すると、提案の候補が作業提案パネルに自動的に表示されます。
この提案タイプを利用できるかどうかは、ご利用のソース コード管理ツールとその Jira との接続状況に応じます。これらの新しい提案は、Jira のスクラムおよびカンバン プロジェクトで提供されます。
プランに外部のスプリントを追加
※ Premium プラン以上の限定機能です
プランに含まれているかどうかにかかわらず、課題をサイト内の任意のスプリントに割り当てることができるようになりました。これにより、計画作成者はページから離れることなく、プランの外部にあるチームが担当する作業を割り当てることができます。プランではこれらは外部スプリントと見なされ、名前の横に ”外部チーム” のバッジが表示されます。
プランのグループに関連する子作業項目を表示
※ Premium プラン以上の限定機能です
グループ化する際に、子課題が割り当てられたグループに関わらず親グループの配下に表示されるようになりました。プランのタイムラインにおけるこの挙動の変更は、リストビューやプロジェクトタイムラインに一致するものです。
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