Atlassian Cloud 新機能リリース 2024-08

Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community ※1」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。

用語の定義

  • 重要:大きな機能改善、おすすめの機能

  • 注意・お知らせ:機能制限や、ユーザー側で作業が必要になる設定変更などのお知らせ

  • 一般公開:試用期間を経て全環境で利用開始された機能

  • アルファ版 / ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能

  • EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報

※1 Atlassian Community で発信される情報は、開発中の機能や EAP など、未リリースのものが多く含まれます。

最新情報一覧


Atlassian リリースノート

ドメインを複数の方法で認証することで認証状態を確実に維持重要

複数の方法 (DNS、HTTPS、Google Workspace、Microsoft Entra ID) で認証ができるようになりました。
これにより、1 つの方法で認証が失敗したとしてもバックアップとして、他の方法でドメイン認証がされるので、管理対象アカウントの管理状態を維持することができます。

ユースケース

ドメイン認証情報の有効期限切れや、サーバーの障害により認証状態が失効した場合、他の認証方法を登録しておくことで、認証状態を維持することができます。

ドメインの認証方法の詳細

追加の方法でドメインを認証する方法は、以下の通りです。

  1. admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. このステップは、ご利用のユーザー管理エクスペリエンスによって異なります。

    • オリジナル(旧組織): [ディレクトリ] > [ドメイン] の順に選択します。

      image-20240815-084616.png

       

    • 一元管理(新組織): [設定] > [ドメイン] の順に選択します。

      image-20240815-084843.png
  3. 表で、認証したいドメインを選択します。

  4. [認証方法を追加] を選択します。

  5. 使用したい認証方法のタブを選択します。

  6. 手順に従い、選択した方法でドメインを認証します。


IP 許可リストで Atlassian Analytics の使用を制御 重要

※ Enterprise プランの限定機能です

データ セキュリティをより細かく管理できるように、IP 許可リストを Atlassian Analytics ワークスペースに適用して、ユーザーが特定の IP アドレスからのみ Atlassian Analytics にアクセスできるようにすることができます。


IP 許可リストの詳細

Atlassian Analytics に IP 許可リストを適用するには、以下の手順を実行します。

  1. admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [セキュリティ] > [IP 許可リスト] の順に選択します。

  3. [許可リストを作成] を選択します。許可リストの詳細を入力するポップアップが表示されます。

  4. [適用先] で [Atlassian Analytics] を選択します。

  5. [作成] を選択します。


ご利用の組織にアトラシアンの実験版を適用するかどうか選択する 注意

※ Enterprise プランの限定機能です

実験版とは、アトラシアン 社による開発中の変更のことです。

アトラシアン 社は変更に関するデータを収集し、すべての組織に向けてリリースできるかどうかを判断しています。

今まではこの実験版がデフォルトで設定がオンになっており、実験版(開発中の変更)を適用する組織がランダムで選択されておりました。
今後は、実験版を適用されないようオフに設定することができるようになります。

アトラシアンの実験版の詳細

組織の実験版の設定を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、組織を選択します。

  2. [製品]> [実験] を選択します。

  3. 組織が実験を受け取るようにする場合は、[実験版を入手する] トグルをオンにします。組織が実験を受け取らないようにする場合は、[実験版を入手する]トグルをオフにします。


自動化の Microsoft Teams メッセージ送信アクションで使用されている Office 365 Connector の廃止と、ワークフローへの影響について お知らせ

2024年7月に、MicrosoftはOffice 365コネクタを廃止すると発表しました。
Retirement of Office 365 connectors within Microsoft Teams

これにより、自動化ルールの[Microsoft Teams メッセージの送信] アクションの利用ができなくなります。
※ ご利用中のお客様は、2024年12月31日までに以下の【更新作業】を実施してください。

 

【更新作業】

代替として、Microsoft Teamsのワークフローを使用して自動化ルールからメッセージを送信するように設定できます。 ルールを更新する手順は、以下の通りです。

  1. Teamsのチャネルに移動し、「...」ワークフロー > 「Webhook 要求を受信するとチャネルに投稿する」を選択

  2. Webhook URLを、自動化ルールの「Microsoft Teamsにメッセージを送信」アクションに貼り付け

  3. ルールを更新

 

詳細はこちら
Update on sending Microsoft Teams messages with Atlassian Automation

 

 

 

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