Jira 新機能リリース 2025-03
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
status:重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更
status:注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止
status:おすすめ:リックソフトおすすめの機能
status:ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
status:EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。
最新情報一覧
Jira でコメントに返信して有意義なやり取りを行う status:おすすめ
Jira でコメントを積み重ねる代わりにコメントに返信できるようになりました。会話が簡単に行えるようになります。
この機能を試すには次の手順を実行します。
コメントを含む課題に移動します。
返信したいコメントを見つけます。
[返信] を選択し、コメントを入力して [保存] を選択します。
課題ナビゲーターの作業項目階層の強化 status:おすすめ
作業項目の階層表示機能が追加され、関連するタスクの関係が一目でわかるようになりました。
このアップデートにより、プロジェクトの構造が整理され、スケールしやすくなりました。チーム管理プロジェクトや会社管理プロジェクトでも、タスクを効率的に管理できます。
フラットなリストビューが好きですか?
作業項目を階層なしのシンプルなリストで表示したい場合は、簡単にカスタマイズできます。
表示設定 に移動し、階層の有無を選択 してください。
廃止予定のプラットフォーム コンポーネントを使っている Forge アプリ
廃止予定のプラットフォーム コンテンツを使っている Forge アプリについて、サイトで次のようなエラー メッセージが表示されるようになります。
_
Unknown macro: {appName}
version is outdated due to a deprecated platform component. The app developer needs to update it to a compatible version. Please ask your admin to check for updates or contact the app developer_
新しいワークフロー エディターにグローバルループトランジションを追加
グローバルループトランジション について
グローバルループトランジションは、以下の2つの特徴を同時に持つ特別なワークフロー遷移です。
グローバル:ワークフロー内のどのステータスからでも使用できる。
ループ:遷移前と遷移後のステータスが同じで、ステータスは変わらない。
そのため、この遷移を実行しても課題のステータスは変更されません。
作成方法
トランジションを作成をクリックします。
ダイアログ フォームで以下の値を選択します
遷移にわかりやすい名前を付け、最後に作成ボタンをクリックします。
ワークフロー デザイナーを新しいワークフロー エディターのエクスペリエンスに置き換えています。このたび、新しいワークフロー エディターでグローバルループ トランジションを追加して編集できるようになりました。
ワークフローエディターで、グローバルループトランジションを含む図において、「トランジションを追加」モーダルが改善されました。これにより、「編集」と「新規追加」の両方が完全にサポートされます。
また、「任意のステータス」バッジは、テキストラベルに変更されました。これらのスタイル変更は、以下の画面に適用されます。
トランジションを追加するモーダル
ステータスの詳細パネル
トランジションの詳細パネル
Atlassian Intelligence (AI) でコメントに素早く返信
※ Premium プラン以上の限定機能です
Atlassian Intelligence (AI) を使って、課題でコメントへの返信を提案できるようになりました。AI は作業のコンテキストや過去のコメントを活用し、関連性の高い回答を効率的に作成できるよう支援します。
課題を表示しているときに AI プロンプトの 1 つを選択して回答を生成し、それを確認、編集、および送信できます。
視認性のため、古い受信 webhook でトリガーされる自動化ルールに警告アイコンを表示
Atlassian Cloud 新機能リリース 2025-02 | 自動化:Webhook 受信トリガーを含むルール更新作業のお願い 注意
上記リリース記事でもご紹介しました通り、2025 年 1 月 28 日以前に作成された「受信 webhook 」でトリガーされているルールは更新作業が必要です。
2025 年 1 月 28 日以前に作成された「受信 webhook 」でトリガーされているすべてのルールで、更新作業が未完了なルールに、警告アイコンが表示されるようになりました。
その為、更新作業が未完了である「受信 webhook 」でトリガーされているルールを一目で確認できるようになります。
注意
接続先のアプリケーションを新しいエンドポイントを使うように更新した場合であっても、従来のエンドポイントでトリガーされてから 14 日間は警告アイコンが引き続き表示されることにご注意ください。
警告アイコンのあるルールは、従来の「受信 webhook 」でルールがトリガーされることなく 14 日間が経過すると非表示になります。
ルールが最後にトリガーされたタイミングは、従来の URL の横に表示される [前回の呼び出し] タイムスタンプで確認できます。
この機能の利用を開始するには次の手順を実行します。
Jira で自動化ルールの一覧を開きます。
[トリガー] フィルター > [受信 webhook] フィルターの順に選択します。受信 webhook でトリガーされているすべてのルールが表示されます。これらのルールを 2025 年 5 月 30 日までに更新する必要があります。
これらの絞り込まれたルールにおいて、最近従来の webhook でトリガーされたルールは、名前の横に警告アイコンが表示されます。これにより、従来の URL を現在も使用しているルールが表示されます。これらのルールの更新方法についてはサポート ドキュメントをご確認ください。
課題ナビゲーターで時間の節約に役立つ機能強化を実施
課題ナビゲーター エクスペリエンスで、時間の節約に役立つ機能強化を行っています。
プロジェクトの課題ナビゲーターで課題が作成できるようになりました。
スクロールすると課題が自動的に読み込まれます。これらの変更はチーム管理対象と企業管理対象プロジェクトに適用されます。
カスタムフィールドのタスクと決定機能
※ チーム管理対象プロジェクトのみ
Jiraでは、従来「課題(Issue)」と呼ばれていた用語が「作業(Work)」に変更されました。
詳細につきましては、以下をご参照ください。
チーム管理プロジェクトでの作業項目の追跡をより効果的にするために、作業タイプの設定ページで「タスクレポートマクロ」と「決定レポートマクロ」を追加できるようになりました。これにより、作業項目の説明や段落フィールドに「タスクレポートマクロ」や「決定レポートマクロ」をデフォルトで設定することができ、作業項目を作成する際に重要な情報を忘れずに記入できます。
この機能は、ソフトウェアや作業管理プロジェクトで利用可能です。
カスタム フィールドでタスク機能と決定機能を使用するには:
[チーム管理プロジェクト設定] に移動し、[作業タイプ(課題タイプ)] を選択します。
作業タイプの種類を選択します。
[説明] または [段落] のフィールドを編集します 。
[タスクレポートマクロ] または [決定レポートマクロ] を含むデフォルト値を設定します。
タスクレポートマクロ決定レポートマクロ
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