Jira platform 新機能リリース 2025-01
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
status:重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更
status:注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止
status:おすすめ:リックソフトおすすめの機能
status:ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
status:EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。
最新情報一覧
Jira と Confluence の自動化ルールで検証できるコンポーネントを追加 status:おすすめ
Jira と Confluence の自動化ルールに新しい検証機能が追加されました。
この機能を使うと、ルールを有効化する前にエラーがないかを確認できるため、ルール作成の効率と精度が向上します。
【手順】
Jira の自動化ルール ビルダーにアクセスします。
ルールを作成します。
[ルールをオンにする] ボタンの横にあるドロップダウン矢印を選択します。
[ルールを検証] を選択してエラーや警告を確認します。
【エラーがない場合】
【エラーがある場合】
一部のエラーは検証プロセスで特定されない可能性があるため、監査ログと併用することをおすすめします。
すべてのリッチ テキスト フィールドで新しく改善された表を有効化 status:おすすめ
課題の説明やコメントなど、すべてのリッチテキストフィールドで、表の作成やカスタマイズがより簡単になりました。
これにより、Confluence のフルページエディターと同じ機能が利用できます。
主な変更点
行と列の幅をカスタマイズする
ドラッグアンドドロップで行や列を並べ替える
ドラッグアンドドロップメニュー
表の配置
セルの背景色を変更する
セルを結合する
(2025 年 5 月 1 日)4 つの REST API の廃止のお知らせ status:注意
2025 年 5 月 1 日に 4 つの REST API が廃止されます。この変更は、より大規模かつ複雑なユースケースに対応した Jira を提供するために行われます。
以下の REST API を利用されているお客様は、 2025 年 5 月 1 日の廃止までに現行システムでこれらの API が使用されている箇所を特定し、新しい API に置き換えてください。
GET /rest/api/3/search - JQL を使った課題検索 (GET)
POST /rest/api/3/search - JQL を使った課題検索 (POST)
POST /rest/api/3/search/id - JQL を使った課題 ID 検索
POST /rest/api/3/expression/eval - Jira 表現の検証
代替エンドポイントの一覧やその他の情報については Atlassian Developer Changelog をご確認ください。
詳細はこちら
Jira platform 新機能リリース 2024-11 | JQL 検索と Evaluate Expression エンドポイントの廃止
CSV インポーターで課題タイプと階層を指定して課題作成
これまで、CSV インポーターで課題を作成すると、すべての課題が自動的にデフォルトの課題タイプ(タスク)として設定されていました。今後は、適切な課題タイプと課題階層を指定して課題を作成できます。
データの取り込みを通じた課題作成をスムーズにし、より効率的なプロジェクト計画を支援します。
ユースケース
ウォーターフォール型開発で実施する定型作業をエピックからサブタスクまでをテンプレート化し、複数プロジェクトにインポートし、課題作成の手間を削減する
外部企業から提供された製品やサービスに関する Excel の QA リストを、タスクやバグに課題タイプを割り当てインポートし、タスク管理や不具合管理をする
詳細はこちら
Unsplash の背景やカード カバー画像
Unsplash のさまざまな美しい画像を使ってプロジェクトの背景やカードカバーをカスタマイズできるようになりました。
【プロジェクト背景を追加する方法】
プロジェクト名の横にある絵の具のバケツアイコンを選択します。
[写真] を選択します。
【カードカバーを追加する方法】
カード名の横の 3 点アイコン (...) を選択します。
[カバーを編集] を選択します。
[写真] を選択します。
リストビューから新しいステータスを作成する
※ チーム管理対象プロジェクトのみ
チーム管理プロジェクトでリストから直接新しいステータスを作成できるようになりました。
【手順】
1.リストのステータス列からステータスを選択します。
2.ドロップダウン メニューから[ステータスを作成]を選択します。
3.ステータスに名前を付け、カテゴリを選択して、[送信]を選択します。
追加されたステータスはすべてのステータスの課題がこのステータスに移動することを許可された状態で作成されます。
新しい Jira 製品ロードマップ テンプレートを追加
新しく Jira Product Discovery を使用するユーザーは、Jira でプロジェクトを作成する際に「ユーザー専用」テンプレートセクションで新しいテンプレートが提案されます。この新しいテンプレートは Jira Product Discovery 用で、「製品ロードマップ」と呼ばれます。
テンプレートの特徴
このテンプレートを使用すると、カスタムの製品ロードマップを作成し、計画を誰とでも共有できます。
プロジェクトの作成権限を持つユーザーに対してテンプレートが提案されます。
【利用条件】
プロジェクト作成権限を持つユーザーに提案され、使用するには Jira Product Discovery を追加する必要があります。
エンドユーザーは管理者に追加を依頼し、管理者が追加すればテンプレートを利用できます。
既に Jira Product Discovery を持っている場合、提案は表示されず、管理者は提案を無効化できます。
注意点
すでに Jira Product Discovery をお持ちの場合、「ユーザー専用」セクションにテンプレートの提案は表示されません。
管理者は admin.atlassian.com 内でこの提案を無効化することができます。
ご不明点は ヘルプデスク (要サポートサービス契約)までお問い合わせください。
サポートサービスの新規ご契約は お問い合わせフォーム にご連絡ください。
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