課題タイプ(バグ・ストーリー・タスク・サブタスク)が重複している
質問
Jira の管理設定で、"システム" > "課題" > "課題タイプ" メニューを開くとバグ・ストーリー・タスク・サブタスクが2つずつデフォルトで存在しているようですが、これらは何故2つずつ存在するのですか?
回答
こちらはJira の仕様で作られてしまった課題タイプになります。
2つの課題タイプが作成されるプロセスを以下にご案内します。
- インストール時に、英語の課題タイプ"Bug", "Story", "Task", "Sub-task" がデフォルトで作成されます。
- 既定の言語を日本語に変更したのち、プロジェクトを作成すると、”バグ”、”ストーリー”、”タスク”、”サブタスク”が自動で作成されてしまいます。
- Jira の言語を日本語にしているので、最初に作成された英語の課題タイプが日本語に翻訳され、画面上ではそれぞれが重複しているように見えます。
こちらのJAC に不具合として起票されていますが、ステータスが”Won’t fix” となっており、残念ながら修正の見込みはございません。
おすすめの運用としては、英語の課題タイプのみを使用し、あとから作成された日本語の課題タイプは使用しないようにすることです。
日本語の課題タイプを使用する際の弊害として、例えばJQL で
Issuetype = bug
と検索した際に、日本語の課題タイプ「バグ」はヒットしなくなってしまうということが挙げられます。
日本語の課題タイプの説明欄にJira 管理者に分かるような注意書きをして、該当課題タイプにスキームを紐づけないようにするなどの策がございます。
課題タイプが関係する設定は以下の通りになります。
課題タイプが関係する設定 |
---|
課題タイプスキーム |
フィールド構成スキーム |
課題タイプ画面スキーム |
ワークフロースキーム |
日本語の課題タイプを削除したり名前変更をしても、次にプロジェクトを作成した際に再度日本語の課題タイプが作成されてしまいます。
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