cron ベースのジョブの開始を延期する

このページでは、cron ベースのジョブの開始を延期する方法について記載します。

目次


概要

alfresco-global.properties および dev-log4j.properties を構成して、cron ベースのジョブにグローバル遅延を実装できます。たとえば、サーバが完全に起動するまでの遅延です。


手順


すべての cron ベースのジョブに遅延を設定できます。つまり、org.alfresco.util.CronTriggerBean クラスを使用するジョブです。デフォルト値は 10 分です。

  1. Alfresco Content Services サーバをシャットダウンします
  2. <Alfresco のインストールディレクトリ>/tomcat/shared/classes ディレクトリで alfresco-global.properties ファイルを見つけて編集します

    alfresco-global.properties ファイルの変更については、グローバルプロパティファイルの変更を参照してください。

  3. 2つの構成を alfresco-global.properties ファイルに追加します。startDelayMins= の数値はジョブを遅らせたい分数です。この例では、遅延時間は2分です

    alfresco-global.properties
    activities.feed.cleaner.cronExpression=0/1 * * * * ?
    activities.feed.cleaner.startDelayMins=2


  4. <Alfresco のインストールディレクトリ>/tomcat/shared/classes/alfresco/extension ディレクトリの新しい構成で dev-log4j.properties を拡張します

    dev-log4j.properties
    log4j.logger.org.alfresco.repo.activities.feed.cleanup.FeedCleaner=trace

    このファイルは、alfresco-global.properties で適用できないサブシステム設定をオーバーライドします。log4j 拡張機能の詳細については、log4j.propertiesファイルを参照してください。

  5. サーバを起動します

    指定された間隔の後、FeedCleaner トレースログが生成されます。この例では、ログは2分後に開始されます。


参照:Deferring the start of cron based jobs

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