IMAP マウントポイント
このページでは、Alfresco Content Services の IMAP マウントポイントについて記載しています。
目次
概要
IMAP マウントポイントは、IMAP を使用して使用可能なフォルダと、それらにアクセスするモードを制御するために使用されます。モードは、使用可能なインタラクションのタイプを定義するために使用されます。
説明
IMAP インテグレーションは、次のアクセスモードを提供します。
モード | 説明 | |
---|---|---|
1 | Archive | メールクライアントからのドラッグアンドドロップ、コピー/ペーストなどにより、IMAP クライアントがメールを Alfresco Content Services に読み書きできるようにします。 |
2 | Virtual | Alfresco Content Services によって管理されるドキュメントは、IMAP クライアントからメールとして表示できます。ドキュメントは仮想メールとして表示され、メール本文に含まれるリンクを使用して、メタデータを表示したり、ドキュメントに対するアクションをトリガーしたりできます。 |
3 | Mixed | Archive モードと Virtual モードの両方の組み合わせ、つまり、ドキュメントアクセスとメール管理の両方を使用できます。 |
IMAP 複合プロパティ imap.config.server.mountPoints
を IMAP マウントポイントの名前とともに alfresco-global.properties
ファイルに追加します。マウントポイントごとに、次の設定を指定します。
- beanName
- store
- rootPath
- mode
デフォルトでは、AlfrescoIMAP
と呼ばれる単一のマウントポイントが Company Home の MIXED
モードで定義されており、これを変更したり、マウントポイントを追加したりできます。
imap.config.server.mountPoints=AlfrescoIMAP imap.config.server.mountPoints.default.mountPointName=IMAP imap.config.server.mountPoints.default.modeName=ARCHIVE imap.config.server.mountPoints.default.store=${spaces.store} imap.config.server.mountPoints.default.rootPath=/${spaces.company_home.childname} imap.config.server.mountPoints.value.AlfrescoIMAP.mountPointName=Alfresco IMAP imap.config.server.mountPoints.value.AlfrescoIMAP.modeName=MIXED
JMX ダンプでは、次のようになります。
** Object Name Alfresco:Type=Configuration,Category=imap,id1=default,id2=imap.config.server.mountPoints,id3=AlfrescoIMAP ** Object Type imap$default$imap.config.server.mountPoints$AlfrescoIMAP folderPath mode MIXED modeName MIXED mountPointName Alfresco IMAP rootPath /app:company_home store workspace://SpacesStore storeRef workspace://SpacesStore
指定するマウントポイントを決定するときは注意してください。 IMAP クライアントがマウントポイントをマウントすると、LSUB "" * コマンドが発行されます。これにより、マウントポイントの下にあるフォルダーのツリー全体が取得されます。
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