Trashcan Cleaner の設定
このページでは、Alfresco Content Services のゴミ箱を定期的に掃除する Trashcan Cleaner の設定について説明します。
Trashcan Cleaner の概要
Trashcan Cleaner は、Alfresco Content Services のゴミ箱から古いコンテンツを定期的に削除するスケジュールされたジョブです。
コンテンツが削除されると、削除されたコンテンツをゴミ箱に移動するようにコンテンツストアを構成できます。誤って削除した場合、削除したコンテンツはゴミ箱から簡単に復元できます。コンテンツは、Trashcan Cleaner によってパージまたはクリーンアップされるまで、ゴミ箱に残ります。Trashcan Cleaner は、Alfresco Content Services のゴミ箱を空にするスケジュールされたジョブです。
設定方法
Trashcan Cleaner はデフォルトで無効になっています。Trashcan Cleanerを構成するには、alfresco-global.properties
ファイルで以下のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | 設定例 | |
---|---|---|---|
1 | trashcan-cleaner.cron | Trashcan Cleaner ジョブ の cron スケジュールを指定します。スケジュールされたジョブを参照してください。 | 0 30 * * * ? |
2 | trashcan-cleaner.keepPeriod | ゴミ箱のアイテムを保持する期間を指定します ( java.time.Duration フォーマット)。 | P1D |
3 | trashcan-cleaner.deleteBatchCount | ジョブ実行ごとに削除するごみ箱のアイテムの数を指定します。 | 1000 |
たとえば、スケジュールされたプロセスを構成して、1日より古いすべての削除済みアイテムを毎時最大1000 (各実行) で正午 (30分) にクリーンアップするには、次のプロパティを alfresco-global.properties
に追加します:
trashcan-cleaner.cron=0 30 * * * ? trashcan-cleaner.keepPeriod=P1D trashcan-cleaner.deleteBatchCount=1000
デバッグログを有効にするには、log4j.logger.org.alfresco.trashcan
プロパティを log4j.properties
ファイルに追加します:
log4j.logger.org.alfresco.trashcan=debug
Trashcan Cleaner はシンプルなモジュールで、管理コンソールの モジュールパッケージ セクションに表示されます。
http://localhost:8080/alfresco/s/enterprise/admin/admin-systemsummary
Trashcan Cleaner を無効にするには、alfresco-global.properties
ファイルに以下を追加し ます。
trashcan-cleaner.cron=* * * * * ? 2099
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