IMAP サブシステムのプロパティ

このページでは、IMAP サブシステムのプロパティについて記載しています。

目次


概要

IMAP サブシステムには、次に記載するプロパティを設定できます。

一覧


IMAP プロトコルを有効にする

次のプロパティはIMAPサブシステムを制御します


プロパティ名初期値説明
1imap.server.enabledFALSEIMAP サブシステムを有効または無効にします。
2imap.server.port143IMAP には予約済みのポート番号143があります。このプロパティを使用して変更できます。
3imap.server.host<初期値なし>この値を、外部 IP インターフェースの IP アドレス (または対応する DNS 名) に置き換えます。

アーカイブモードでユーザのメールボックス、特にユーザの受信ボックスを格納するために使用される IMAP ホームスペースを構成するには、次のプロパティを使用します。


プロパティ名初期値説明
1imap.config.home.store${spaces.store}IMAP マウントポイントのデフォルトの場所を指定します。たとえば、${spaces.store} です。
2imap.config.home.rootPath/${spaces.company_home.childname}

IMAP マウントポイントのデフォルトの場所を指定します。たとえば、/${spaces.company_home.childname} です。

このプロパティは、XPath クエリ構文を使用して構成することもできます。

imap.config.home.rootPath=/app:company_home

このパスに独自のフォルダを追加するには、データモデル名を使用してフォルダパスの名前を追加します。例えば

/app:company_home/cm:Houses

フォルダの名前にスペースが含まれている場合は、スペースのある場所に _x0020_ を含めます。例えば

/app:company_home/cm:Home_x0020_Town

IMAP サブシステムを停止してから開始し、変更を有効にします。

3imap.config.home.folderPath${spaces.imap_home.childname}IMAP マウントポイントのデフォルトの場所の QName を指定します。たとえば、cm:Imap Home です。

IMAPS の有効化

IMAPS は、SSL を使用して暗号化された安全な IMAP です。IMAPS はデフォルトでポート番号993に割り当てられています。IMAP サブシステムを有効にしたら、デフォルトの Java キーストアを設定してから、IMAPS を有効にする必要があります。

デフォルトの Java キーストアを設定するには、次のプロパティを使用します


プロパティ名初期値説明
1javax.net.ssl.keyStore<初期値なし>使用するキーストアを指定します
2javax.net.ssl.keyStorePassword<初期値なし>キーストアのパスワードを指定します

IMAPSを有効にするには、次のプロパティを使用します。


プロパティ名初期値説明
1imap.server.imaps.enabled<初期値なし>IMAPS を有効化することを指定します
2imap.server.imaps.port<初期値なし>IMAPS ポート番号を指定します

添付ファイルの抽出

IMAP メッセージにはメッセージと一連の添付ファイルを含めることができ、IMAP サーバは添付ファイルを個別のコンテンツノードに分割できます。リポジトリが大きい場合は、このプロパティを慎重に使用してください。詳細については、IMAP のトラブルシューティングを参照してください。


プロパティ名初期値説明
1imap.server.attachments.extraction.enabledTRUE添付ファイルを抽出するかどうかを定義します。

次のものは Alfresco Content Services にデフォルトで設定されているパラメータです。公式ドキュメント上は記載がないプロパティのため、変更しないようにしてください。


プロパティ名初期値
1imap.config.server.mountPointsAlfrescoIMAP
2imap.config.server.mountPoints.default.mountPointNameIMAP
3imap.config.server.mountPoints.default.modeNameARCHIVE
4imap.config.server.mountPoints.default.store${spaces.store}
5imap.config.server.mountPoints.default.rootPath${protocols.rootPath}
6imap.config.server.mountPoints.value.AlfrescoIMAP.mountPointNameAlfresco IMAP
7imap.config.server.mountPoints.value.AlfrescoIMAP.modeNameMIXED
8imap.attachments.modeSEPARATE
9imap.attachments.folder.store${spaces.store}
10imap.attachments.folder.rootPath/${spaces.company_home.childname}
11imap.attachments.folder.folderPath${spaces.imap_attachments.childname}


参考:

リックソフト株式会社 は、日本でトップレベルのAtlassian Platinum Solution Partnerです。
大規模ユーザーへの対応実績が認められたEnterpriseの認定をうけ、高度なトレーニング要件をクリアし、小規模から大規模のお客様まで対応可能な実績を示したパートナー企業です。


Copyright © Ricksoft Co., Ltd. プライバシーポリシー お問い合わせ