ユーザー/グループ管理の機能比較表 (Atlassian Cloud)
Atlassian Cloud のユーザー管理は、ドメイン認証や Atlassian Guard の有無によって機能が異なります。こちらのドキュメントでは、機能の違いをご案内します。
2024年10月時点での情報を基に作成しています。
目次
機能比較表
ドメイン認証や Atlassian Guard の有無によっての機能の違いを下記の表にまとめました。
- ドメイン認証なし:ドメイン認証していない状態です
- ドメイン認証あり:ドメイン認証し、ドメイン内の Atlassian アカウントが組織によって管理されている状態です
- Atlassian Guard 利用:ドメイン認証し、Atlassian Guard にサブスクライブしている状態です
ドメイン認証なし | ドメイン認証あり | Atlassian Guard 利用 | |
---|---|---|---|
アカウントの無効・有効化 | サイトごとにアクセス権を削除する必要あり | ||
認証ポリシー | 単独のデフォルト認証ポリシーは設定可能 | 複数の認証ポリシーを設定可能 | |
2段階認証の強制 | 任意 | 任意 | |
パスワード要件 | |||
アイドル セッション期間 | |||
パスワードのリセット | パスワードの変更を促すメールを送信することは可能 | ||
API トークン制御 | API トークンの使用状況を確認のみ可能 |
Atlassian Guard のシングル サインオン 機能適用下では、2段階認証や認証ポリシーは IdP 側で設定することが推奨されています。
IdP 側の同等の機能をご使用ください。
認証ポリシー
組織の認証ポリシーにパスワード要件や2段階認証のセットを複数定義し、メンバーごとに適用できます。
複数定義できるのは Atlassian Guard のみとなります。
2段階認証の強制
ログイン時、メンバーに2番目のステップを設定して使用するよう強制します。
パスワード要件
メンバーのパスワード最小強度や、パスワードの有効期限が切れる日数を設定できます。
デフォルトではパスワードは期限切れになりません。
アイドル セッション期間
アイドル状態のメンバーが自動的にログアウトされるまでの時間を指定できます。
パスワードのリセット
ログイン中のユーザーをログアウトし、パスワードの変更を強制できます。
新しいパスワードは認証ポリシーのパスワード要件に準拠する必要があります。
API トークン制御
API トークンは REST API での Atlassian Cloud 製品への認証に使用されます。
Atlassian Guard が入っている場合は、メンバーが作成した API トークンを組織管理者が取り消すことができます。
ユーザー/グループ管理方法
ドメイン認証をしない場合 のユーザー/グループ管理に関しては、下記のドキュメントをご参照ください。ユーザーやグループの追加方法や、組織やサイトの管理権限の付与方法についてまとめています。
ドメイン認証の手順
ドメイン認証は、ドメイン内のユーザーアカウントを一元管理するために行います。ドメイン認証の手順に関しては、下記のドキュメントをご参照ください。
Atlassian Guard を利用したユーザー管理
Atlassian Guard を使用した場合のユーザー管理についてと IdP 連携の構成方法については下記のドキュメントをご参照ください。
関連ドキュメント
- ユーザー/グループ管理方法 (Atlassian Cloud)
- ドメイン認証 (Atlassian Cloud)
- ユーザーの無効化、削除 (Atlassian Cloud)
- ドメイン認証/ ID プロバイダー連携後の利用者の影響 (Atlassian Cloud)
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