Rovo エージェント - 初心者編
Rovo エージェントとは?
Rovo エージェントは、AI を活用した仮想のチームメイトです。チャットと異なり、あらかじめ専門的な知識を与え、指示を出しておくことが可能です。専門的な知識を持っているため、回答の一貫性が高まります。
ここでは、基本的な Rovo エージェントへのアクセス方法や
Rovo エージェントへのアクセス方法
Rovo エージェントへはいくつかの方法でアクセスします。
1.”チャット” アイコンでRovo サイドバーを開き、「Agents」タブで表示されるエージェントを選択する
サイドバー上部の検索ボックスで検索するか、「Favourite」「私のエージェント」タブでエージェントを探します。
エージェントには3つのタイプがあります。
組織で作成されたエージェント
Atlassian 社が作成した既製のエージェント(既製のエージェント一覧)
組織が Marketplace から購入したエージェント
Rovo エージェントをインストール場合もあれば、アプリのその他の機能と一緒に Rovo エージェントが含まれている場合もあります。
Rovo エージェントの役割の確認方法
エージェントが複数あり初めはどのエージェントを使用するのか迷ってしまうことがあります。
そこでエージェントの役割を確認する方法を2つ紹介します。
エージェントの詳細を確認する
1.“Browse Agents“画面で、役割を知りたいエージェントの ”…” > “エージェントを表示“をクリックする
2.表示されたエージェント画面で、説明欄にエージェントの役割やエージェントができることの記載を確認
ここで例として挙げた”Blocker Checker”の役割は以下であることが分かります。
Jira 課題のコメントをレビューし、そのコメント内で該当課題がブロックされていることについて話されているかどうかを検出するエージェントです。
エージェントに直接聞く
1.役割を知りたいエージェントをクリックしチャットを開始する
2.「あなたは何ができますか?」などとプロンプトを投げることで、エージェントが自身の役割とできることを回答する
Rovo エージェントと会話を始める
エージェントと会話を始めるには、以下の2つの方法があります。
会話のきっかけを選択する
Rovo エージェントを選択すると3つの会話のきっかけが表示されます。プロンプトが思いつかない場合はこれらの中から選択して会話を始めます。プロンプトを入力する
テキスト ボックスにプロンプトを入力して会話を始めます。プロンプトのコツは次にご案内します。
プロンプトのコツ
Rovo エージェントと会話するのためのコツは以下のようなことがあります。
Rovo エージェントが回答を作成するのに十分な情報を含んでいる
一度のプロンプトは短くする
説明的な言葉を選ぶ
一度のプロンプトで素晴らしい応答が返ってくるとは限らないためその場合は何度かやり取りを続ける
例)
エージェントを使用する際には、アトラシアンの利用規定に従ってください、
お客様には、Rovo の利用シーンを検討していただくことをお勧めいたします。例えば、人、場所、事実に関する最新かつ正確な情報が必要な場合のご利用は推奨しておりません。また、受け取った回答を他の方と共有する前に、その内容を必ずご確認ください。
Rovo エージェントのアクション
いくつかの Rovo エージェントは「Confluence ページの作成」、「Jira 課題の作成」などのアクションを実行できます。エージェントの設定により、アクションの実行の可否、実行可能なアクションが定義されます。
アクションの実行可能なエージェントとの会話とアクションの実行不可のエージェントとの会話は少し異なることがあります。
例えば「Confluence ページの作成」をするエージェントの場合、確認用の作成内容を表示する応答の最後にユーザーにページを作成しても良いか最終確認の「確定」ボタンが表示されます。
自動化ルールにおける Rovo エージェントを除き、Rovo チャットや Rovo エージェントがアクションを実行する際には必ずユーザーの確認が必要となります。(参照:Rovo チャットのアクション)
参照
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