Rovo 検索機能

目次

概要

Atlassian Rovo の検索機能は、ユーザーが必要な情報を迅速に見つけるための強力なツールです。
この機能は、以下のような特徴を持っています。

1. リアルタイム検索: 検索に対する結果をリアルタイムで表示し、ユーザーが迅速に情報を取得できるようにします。

2. 自然言語処理: 自然言語処理技術を活用して、ユーザーの検索意図を理解し、より関連性の高い結果を提供します。

3. 高度なフィルタリング: 検索結果を絞り込むための多様なフィルタオプションを提供します。これにより、ユーザーは特定の条件に基づいて結果をカスタマイズできます。

4. 統合された検索エクスペリエンス: 他の Atlassian 製品と統合されており、複数のプラットフォームからの情報を一元的に検索できます。Jira、Confluence、Trello、Bitbucket などの Atlassian 製品や、Slack や Microsoft Teams などのコミュニケーションツールとも連携することが可能です。また、カスタムコネクタを使用することで、独自サイトとの連携が可能です。例えば、外部のベンダや協力会社に向けて公開しているサイトを指定して検索対象とする例があります。

以下に、Atlassian Rovo の検索機能の使い方について詳しく説明します。

機能紹介

クイック検索

Confluence 画面右上検索バーからクイック検索を使用すると、作業を簡単に検索できます。最近の作業が一目で分かります。

Open

クイック検索

Confluence の検索バーに入力し始めると、Jira、Atlas、Confluence で最近閲覧または編集したコンテンツ、検索結果、関連スペース、関連ユーザーが表示されます。

全ページ検索

クイック検索で用語を検索して結果ページに移動するか、クイック検索下方の “Search across product” をクリックして全ページ検索画面に遷移します。

Open

Search across product

全ページ検索画面は以下の様になっており、画面上部に検索ボックス、画面右側に管理者が接続したアプリが表示されます。

Atlassian 製品以外のアプリは、検索しているユーザーが個々で ”Connect” をクリックし 自身のアプリのアカウントと接続する必要があります。

用語を検索すると、Confluence、Jira、Atlas などの各アトラシアン製品の結果が表示されます。Google ドライブや Slack、Teams などのサードパーティ製品を接続している場合は、それらの製品を検索した結果も表示されます。画面右側では、各アプリで何件結果がヒットしたか表示がされます。

サードパーティ製品との接続についての詳細は、https://support.atlassian.com/ja/organization-administration/docs/manage-rovo-connectors/やhttps://support.atlassian.com/ja/rovo/docs/connect-to-external-products/をご覧ください。

フィルター

検索ボックス下で特定の対象 (最終更新日、タイプ、コントリビューター）で検索を絞り込みます。
また、画面右側では特定の製品で検索を絞り込みます。

ナレッジカード

ナレッジカード (ユーザー、チーム、定義) はデータソース間で情報がどのようにつながり、関連しているかを一元的に示します。

1. ユーザーカード

チームメイトの名前を検索すると、写真、役割、場所、チーム、コラボレーター、作業内容などの重要な詳細情報が表示されます。

2. チームカード

メンバー、役割、現在のプロジェクトなど、チームに関する重要な情報がまとめられています。

3. 定義カード

検索で意味を質問すると、Rovo は現在のサイトの Confluence で最も可能性の高い定義を回答します。

回答

検索で、ユーザーが質問をしていることがわかった場合、Rovo は関連するソースとともに回答を返します。回答は、現在のユーザーがアクセスできるコンテンツからのみ得られます。これらの回答は、Rovo チャットでさらに深く掘り下げるためのフォローアップの質問にもなります。

ブックマーク

組織やチーム固有の定義がある検索語句を設定して、ブックマークを作成します。ブックマークを設定することでチームメイトが物事をすばやく見つけられるようにできます。
ブックマークの設定項目は、Search result title(検索結果のタイトル)、URL、Description(説明)、Search terms(検索語句)です。

設定方法は以下です。

• 管理者がブックマークを作成する場合
  Atlassian.admin.com > “設定“ > “Rovo“ > “ブックマーク“タブ > “新しいブックマークを追加“ より設定項目を入力して追加します。

• Rovo 検索からブックマーク作成する場合
  検索画面の ”Add bookmark”より設定項目を入力して追加します。

  
  ブックマークで設定した語句や文言が検索されると、検索結果の一番上にブックマークが表示されます。
  
  

詳細は、https://support.atlassian.com/ja/rovo/docs/bookmarks/をご参照ください。

定義

操作しているサイトのConfluenceにアクセスがある場合、Rovo は現在のサイトで Confluence を検索して、最も可能性の高い定義を表示します。

定義を表示する方法は以下の２通りです。

• Rovo が会社固有のキーワードとして自動的に認識した、ハイライト表示されている語句を選択する

• 他のテキストをハイライト表示して [定義] を選択する

• 定義を修正する
  定義が誤っている場合、バッドボタンをクリックして定義やソースを編集します。

• 定義のハイライト表示をオフにする
  Rovo による定義の自動ハイライトを無効にしたい場合は”…”より”Don’t recommend definitions at all”トグルをオンにします。
  この設定は他のユーザーには影響しません。

• Google ドキュメントにおける定義
  Rovo ブラウザ拡張機能を使用すると Google ドキュメント内の語句が頭字語または会社固有のキーワードとして認識されると、その語句もハイライト表示されます。Rovo ブラウザ拡張機能の詳細については以下に記載をします。

ブラウザ拡張機能

Rovoブラウザ拡張機能は、パーソナライズされた新しいタブエクスペリエンスと、簡単な検索アクセスを提供します。 Rovo searchterm とアドレスバーに入力すれば、会社のナレッジを素早く検索できます。詳細は、https://support.atlassian.com/ja/rovo/docs/rovo-browser-extension/をご覧ください。