サポートツール
- 1 サポートツール
- 2 アクティブセッション
- 3 アクティブなスレッド
- 4 スレッドダンプ
- 5 スレッドプロファイラ
- 6 スレッドサンプラー
- 7 JMX 設定
- 8 ログの設定
- 9 適用済みパッチ
- 10 システムパフォーマンス
- 11 スケジュールジョブ
- 12 テスト変換
サポートツール
リポジトリ管理コンソールのサポートツール(図.1参照)を使用して、Content Services システムを監視し、パフォーマンス・通信・メモリの問題を診断できます。
また、情報やレポートをエクスポートし、さらに詳しく分析したり、Alfresco Support チームに送信したりすることもできます。
注:一部の古いブラウザは、サポートツールのライブグラフに対応していません。
アクティブセッション
このツール(図.2参照)を使用して、データベースプールの使用状況やアクティブユーザーの現在のセッションを確認できます。
監視・管理用の拡張機能は、3つのカテゴリに細分化できます。
データベース接続
データベースとのアクティブな接続とアイドルな接続の数を表示します。アクティブセッション/アクティブユーザー
アクティブなセッション数とアクティブなユーザー数を表示します。ログインユーザー
現在ログイン中のすべてのユーザーを表示します。ユーザーをリポジトリからログアウトさせるには、Log Out Userをクリックします。
注:Alfresco Shareなどのクライアントは、有効な認証情報をキャッシュすると、自動的にユーザーをリポジトリに再度ログインさせます。
アクティブなスレッド
このツール(図.3参照)を使用して、最も多くの処理能力を消費している5つのスレッドを確認できます。
アクティブなスレッド画面を開くと、現時点で最も消費量の多い5つのスレッド(ホットスレッド)のスタックトレースが表示されます。
次の操作ができます。
アクティブなスレッドの取得する
新しいタブを開き、その時点における5つのホットスレッドを表示します。最も消費量の多いスレッドは時間と共に変化するため、各タブには異なるデータが含まれることになります。タブは、必要な数だけ開くことができます。現在のアクティブなスレッドのレポートを保存する
現在表示されているレポートタブの内容をテキストファイルでダウンロードできます。名前をつけて保存(すべて保存する)
すべてのレポートタブの内容をテキストファイルでダウンロードできます。
スレッドダンプ
このツール(図.4)を使用してスレッドダンプを生成し、比較することで、パフォーマンスの問題やデッドロックのトラブルシューティングを行うことができます。
Thread Dump 画面を開くと、現在実行中のプロセスにおけるすべてのスレッドのスナップショットが表示されます。
次の操作ができます。
別のスレッドダンプを取得する
新しいタブを開き、最新のスレッドダンプを表示します。比較することで、パフォーマンスの問題の原因を特定できます。タブは、必要な数だけ開くことができます。現在のスレッドを保存する
現在表示されているスレッドダンプタブの内容をテキストファイルでダウンロードできます。名前を付けて保存する(すべて保存する)
すべてのスレッドダンプタブの内容をテキストファイルでダウンロードできます。
スレッドプロファイラ
このツール(図.5参照)を使用して、すべてのスレッドの状態や内容を表示できます。
このプロファイラは、システム内のすべてのスレッドとその状態(実行中、待機中、待機時間付きで待機中、ブロック中)を網羅しています。また、各スレッドにコミットされたメモリとその CPU 時間も表示されます。
次の操作ができます。
Start Thread Profiler をクリックすると、スレッドの現在の情報を取得できます。
スレッドをクリックすると、そのスレッドのスタックトレースを確認できます。
必要に応じてカラムのヘッダーをクリックし、スレッドの内容を並び替えることができます。
スレッドサンプラー
このツール(図.6参照)を使用して、各システムスレッドの動作を確認できます。
このサンプラーは、すべてのスレッドとその状態(実行中、待機中、待機時間付きで待機中、ブロック中)を網羅しています。
次の操作ができます。
Start Thread Sampler をクリックすると、新しいスレッドサンプルが開きます。選択したサンプルレートに従って新しいスレッドサンプルが表示されます。必要に応じて Stop Thread Sampler をクリックします。
スレッドをクリックすると、そのスレッドのスタックトレースを確認できます。
Save All をクリックすると、スレッドサンプルの .json ファイルをダウンロードできます。
Upload All をクリックすると、過去にダウンロードしたスレッドリストをアップロードして解析することができます。
注:スレッドが前回のスタックトレースから変更されていない場合、「<」の記号が表示されます。
JMX 設定
このツール(図.7参照)を使用して、JMX の設定を表示したり、元に戻したりできるほか、JMX ダンプをエクスポートすることもできます。
JMX を使用して設定を変更した場合、その設定はセッション中も維持されますが、グローバルプロパティファイルでは更新されません。このツールを使用して確認できる JMX 値とグローバルプロパティ設定は異なります。この不整合によってシステムに問題が生じ、その解決のためにグローバルプロパティ値を JMX 値に適用したい場合は、Revert をクリックします。
エクスポートをクリックしてJMXダンプをダウンロードすることもできます。
JMX ダンプの取得(Alfresco Content Services 5.2)
ログの設定
このツールを使用して、実行時にログファイルを変更し、ログ末尾を表示できます。
ログファイルに直接変更を加え、変更を反映させるためにサーバーを再起動しなくても、このツールを使用すれば、実行時に変更を加えることができます。この変更は、サーバーがシャットダウンまたは再起動されるまで維持されますが、シャットダウンまたは再起動と同時にすべての変更内容が失われます。
Tomcat や Java ライブラリなどのサービスについては、現在設定されているパッケージが表示されます。
次の操作ができます。
ログにパッケージを追加できます。パッケージ名を入力し、ログ設定を選択して、Add をクリックするだけで、簡単にパッケージを追加できます。
ログに含まれるパッケージの設定を変更できます。
Tail Log をクリックしてログ末尾を表示できます。これは、リポジトリを実行しているコンソールにアクセスできない場合に便利です。更新間隔を選択したり、自動更新をオフにしたり、ログをテキストファイルでダウンロードしたりすることができます。
注:デフォルトのログ末尾は25,000文字に制限されています。
適用済みパッチ
このツール(図.9参照)を使用して、Content Services のデータベーススキーマに適用されたすべてのソフトウェアパッチの詳細を確認できます。
スキーマ関連の問題を管理する方法の詳細については、スキーム関連の問題をトラブルシューティング(https://docs.alfresco.com/content-services/latest/admin/troubleshoot/#troubleshoot-database-scheme-problems )を参照してください。
システムパフォーマンス
このツール(図.10参照)を使用して、システムのパフォーマンスに関する詳細をライブで確認したり、履歴で確認したりすることができます。
メモリ使用量、CPU 使用率、実行中のスレッド数などの詳細を確認できます。これらの項目ごとに、チャートのタイムスケールを選択できます。
メモリ使用量
選択したタイムスケールに対するメモリ使用量を表示します。
・最大(MB) - 使用可能な最大メモリ
・コミット済み(MB) - Content Services用に予約されたメモリ
・使用中(MB) - 現在のシステムのメモリ使用量CPU 使用率
現在の CPU 使用率と、選択したタイムスケールに対する過去の使用率を表示します。スレッド
現在実行中のスレッド数とピーク時のスレッド数(前回のシステム起動または再起動以降に到達した最大スレッド数)が表示されます。表示させたいタイムスケールを選択します。
注:グラフのデータは、JMX Bean 操作を実行する簡易なWebスクリプトを使用して、2秒ごとに更新されます。パフォーマンスへの影響はほとんどありません。
スケジュールジョブ
このツールを使用して、現在システム上でスケジュールされているすべてのジョブを表示できます。
Run をクリックして個々のスケジュールされたジョブを手動で実行することにより、これらのジョブが正しく機能していることを確認できます。詳しくは、Scheduled Jobs (https://docs.alfresco.com/content-services/latest/develop/repo-ext-points/scheduled-jobs/ )を参照してください。
注:ジョブを手動で実行する場合は注意が必要です。たとえば、Lucene のバックアップをトリガーすると、システムが数分間停止する場合があります。
テスト変換
このツールを使用して、変換設定の表示とテストを行うことができます。
また、変換の制限を変更したり、新たな変換を追加・設定したりすることも可能です。
注:一般的でないタイプのファイルは、テストに含まれない場合があります。
トランスフォーマープロパティ
All Properties と Customer Properties のいずれかを選択し、Get Properties をクリックすると、すべてのシステムトランスフォーマープロパティのログが表示されます。ログをコピーし、テスト変換ツールの他の部分に貼り付けて使用することができます。トランスフォーマープロパティを設定する
次の操作ができます。
・プロパティを入力し、Set Properties をクリックすると、新しいトランスフォーマープロパティを追加できます。
・既存のトランスフォーマープロパティを編集する場合は、プロパティと新しい値を入力し、Set Properties をクリックします。トランスフォーマープロパティを削除する
プロパティ名を入力して Remove Properties をクリックすると、既存のトランスフォーマープロパティが削除されます。削除できるのはカスタムプロパティのみです。変換ログ
Get Transformation Log をクリックすると、最新の変換ログエントリが表示されます。変換デバッグログ
Get Debug Transformation Log をクリックすると、最新の変換デバッグログエントリが表示されます。このログでは、標準の変換ログよりも、トランスフォーマーの動作についてより詳細な情報を得ることができます。トランスフォーマー名
Get Transformer Names をクリックすると、システム内のすべての最上位のトランスフォーマーの一覧が表示されます。変換統計
トランスフォーマー、および変換元と変換先での拡張子を選択し、Get Transformation Statistics をクリックすると、変換速度、使用状況、平均変換時間などの詳細が表示されます。何も選択しなかった場合は、すべての変換の統計が表示されます。ローカルサーバーの変換テスト
テスト変換を実行してトランスフォーマーが機能していることを確認できます。トランスフォーマーを選択するか、デフォルト設定(AUTO)による自動選択を行います。次に、From と To のターゲット、およびコンテキストを選択します。
注:これらのうち、どれか1つでも未選択の項目があった場合、すべてのオプションが含まれることになります。
ローカルサーバーの変換テストをクリックすると、テストが実行されます。変換(拡張子別)
お使いのシステムで、どのファイルタイプ間の変換が許可されているかを確認します。確認したいオプションを選択するか、またはすべての変換オプションのテストチェックを行う場合はオプションを選択しない状態で、変換(拡張子別)の取得をクリックします。トランスフォーマー別の変換
各トランスフォーマーで利用可能な変換を確認します。確認したいオプションを選択するか、またはすべての変換オプションのテストチェックを行う場合はオプションを選択しない状態で、Get Transformations by Transformer をクリックします。
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