ライセンス

ライセンスを使用する

Content Services へのアクセスは、ユーザー単位で許可されます。

ユーザーは何名でも登録でき( Setting up authentication and sync を参照)、登録したユーザーがログインして承認されたときのみライセンスが消費されます。


管理ツール > ユーザーとグループ > ユーザーページで、ユーザーの一覧と、各ユーザーの承認のステータスを確認できます。登録ユーザーは、次に示すステータスのいずれかに該当します。

  • 未承認:登録はされているが、一度もログインしたことのない状態を指します。

  • 承認済み:ログインに成功した状態を指します。

  • 承認取り消し済み:管理者によって認証一覧から削除された状態を指します。

    初回ログイン時に、ユーザーライセンスの上限を超えていた場合、そのユーザーはログインに失敗します。

新しいライセンスをアップロードする

Content Services へのアクセスおよびその使用は、ユーザーのライセンスによって管理されています。ライセンスはファイルとして提供されるので、そのファイルをアップロードしてください。このファイルには、最大ユーザー数や使用可能なコンテンツオブジェクトの最大数などの上限が設定されています。これらの上限は、ライセンス購入時に設定されます。上限を変更したい場合は、Alfresco に連絡して、新しいライセンスを取得する必要があります。

ライセンスファイルが添付された、ライセンス購入の確認メールが送信されます。ライセンスファイルのファイル名は、<license-name>.licです。このライセンスファイルを使用して、ライセンスの制限をシステムにアップロードします。

新しいライセンスをアップロードする前に、Content Services が起動されていることと、リポジトリ管理コンソールへのアクセスが可能であることを確認してください。Content Services は、初回起動時、デフォルトで試用版ライセンスを使用するようになっています。試用期間が終了する前に、購入したライセンスをアップロードしてサーバーを稼働させる必要があります。

  1. リポジトリ管理コンソールを開きます。

  2. システムの概要セクションで、ライセンスをクリックします。

  3. ライセンス管理セクションには、ライセンスを適用するための2つのオプションがあります。

     

    • ライセンスのアップロードは、ライセンスファイルをシステム上の任意の場所に配置できるオプションです。

      1. ライセンスのアップロードをクリックします。
        ディレクトリ構造からライセンスファイルを探して選択できるようになります。

      2. ファイルを選択し、アップロードをクリックします。
        新しいライセンスがリポジトリに適用されます。リポジトリに適用されたライセンスは、ファイルシステム上のライセンスファイルよりも優先されます。また、新しいライセンスに追加された機能を有効にするために、サーバーの再起動が必要な場合があります。

    • 新しいライセンスの適用は、インストールディレクトリに保存されているライセンスファイルを自動的に適用するオプションです。ただし、次に示す手順は、現在インストールされているライセンスが無効である場合にのみ機能します。

      1. ライセンスファイルを Content Services がインストールされているディレクトリにコピーします。
        たとえば、Windows の場合は、ファイルをC:\Alfresco directoryにコピーします。Linux の場合は、ファイルを/opt/alfresco-x.x.xにコピーします。

      2. 新しいライセンスの適用をクリックします。
        これで、ファイルシステム上に保存されている新しいライセンスが適用されます。このオプションでは、サーバーがリポジトリにアップロードされたライセンスを持っている場合、ライセンスは適用されません。

ライセンスのアップロードが完了すると、.licファイルの名前が自動的に<license-name>.lic.installedに変更されます。
ライセンスの有効期限が迫っている場合は、新しいライセンスを購入し、システムにアップロードする必要があります。さらにライセンスを購入する場合は、新しいライセンスファイルを使用して同じ手順を繰り返してください。

注:ライセンスは、特定のバージョンに限定されたものとなります。Content Services を新しいバージョンにアップグレードする場合、新しいライセンスをインストールする必要があります。

注:クラスタ環境では、1つのノードにライセンスを適用し、他のすべてのノードを再起動すれば、変更を確実に反映させることができます。ノードを再起動したくない場合は、リポジトリ管理コンソールから個別にライセンスをノードにアップロードできます。ライセンスは、クラスタのすべてのノードで共有されます。

ユーザーを承認する

登録ユーザーは、Content Services への初回ログイン時に承認されます。ただし、ALFRESCO_ADMINSTRATORS権限を持つ登録ユーザーは事前承認されます。

ユーザーがユーザー名とパスワードを使用して最初にログインすると、ログインメカニズムによってログイン資格情報が検証されます。システムがライセンスの上限に達していなければ、ユーザーはログインに成功します。

ユーザー数を超過した場合

上限に達している場合は、ログインに失敗し、ユーザーは未承認の状態のままとなります。定期的に Authorization Audit Service ジョブが実行され、使用状況がライセンスの上限に達していないかがチェックされます。
Authorization Audit Service ジョブの実行スケジュールは、次に示すように、repository.propertiesでデフォルト値に設定されています。

# Configuration of the Authorization Audit trigger # By default every second day of the week at 03:00 authorization.audit.day=2 authorization.audit.hour=3 authorization.audit.minute=0

これらのプロパティは、alfresco-global.propertiesでオーバーライドすることができます。
管理者ユーザーを承認する場合は次の手順を実行します。

  1. Share の管理ツール - グループの順にクリックします。

  2. グループページで閲覧をクリックします。

    左端のペインには、すべての最上位ユーザーグループが表示されます。

  3. ユーザーグループの一覧からALFRESCO_ADMINISTRATORSをクリックします。

  4. ユーザーを追加する場合は、ユーザーの追加アイコンをクリックします。検索機能を使って、選択したグループに追加するユーザーを探します。ユーザーの右側にある Add をクリックします。
    個人ユーザーは、ALFRESCO_ADMINISTRATORSグループに子として追加されます。

  5. 管理ツールページでユーザーをクリックします。
    ユーザーの検索ページには、全ユーザーの一覧と承認のステータスが表示されます。ALFRESCO_ADMINISTRATORSグループに追加されたユーザーの承認のステータスは、未承認から承認済みに変更されます。

注:管理者が管理タスクを実行できるようにするために、ALFRESCO_ADMINSTRATORS権限グループのメンバーがまだ承認されていない場合は、自動的に承認されます。

承認済みユーザーの承認を解除する

承認を取り消すことによって、認証一覧から承認済みユーザーを削除できます。
ALFRESCO_ADMINSTRATORS権限グループのユーザーの場合は、まずこのグループからユーザーを削除しないと、承認を取り消すことはできません。
ユーザーの承認を取り消す場合は次の手順を実行します。

  1. Share の管理ツールをクリックし、ユーザーをクリックします。
    ユーザーの検索ページが表示されます。

  2. 検索ボックスで、ユーザーのフルネームまたは名前の一部を入力します。

  3. 検索をクリックします。
    結果テーブルに、ユーザー名とその承認のステータスが表示されます。

  4. 承認を取り消すユーザーの横にある承認取り消しアイコンをクリックします。

     

  5. 操作の確認を求めるプロンプトが表示されます。


    プロンプトウィンドウで、チェックボックスを選択し、操作を確定します。

  6. 承認の取り消しをクリックします。
    該当するユーザーの承認のステータスが承認取り消し済みに変更されます。

この操作によって「承認取り消し」されたユーザーを再承認する場合、Hyland 社から再承認に必要なライセンスファイルを発行し、適用しないと再承認できません。

ユーザーを再承認する

承認取り消しされたユーザーを復活させるためには、再承認を行う必要があります。

ユーザーを再承認する場合は次の手順を実行します。

  1. Share の管理ツールをクリックし、ユーザーをクリックします。
    ユーザーの検索ページが表示されます。

  2. 検索ボックスで、ユーザーのフルネームまたは名前の一部を入力します。

  3. 検索をクリックします。
    結果テーブルに、ユーザー名とその承認のステータスが表示されます。

  4. 対象ユーザーの横にある再承認アイコンをクリックします。

  5. ユーザー’(対象ユーザーの名前)'の再承認が表示されます。

  6. ファイルを選択をクリックして、Alfresco サポートチームから発行された再承認ファイルを選択します。
    再承認ファイルの依頼は、リックソフト株式会社のサポートチームへご依頼ください。

  7. 対象ユーザーは承認済みに変更されます。

  8. 対象ユーザーはログインできることを確認してください。

 

 

 

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