リポジトリ管理コンソール
- 1 リポジトリ管理コンソール
- 2 概要
- 3 管理コンソールを起動する
- 4 システムの概要を表示する
- 5 システム情報
- 5.1 ファイルシステム
- 5.2 インデックス化サブシステム
- 5.3 リポジトリのクラスタリング
- 5.4 アクティビティフィード
- 5.5 認証
- 5.6 Eメール
- 5.7 監査サービス
- 5.8 コンテンツストア
- 5.9 モジュールパッケージ
- 5.10 ユーザーとグループ
- 6 リポジトリ情報を表示する
- 7 管理コンソールをカスタマイズする
- 8 管理コンソールのサンプルページ
リポジトリ管理コンソール
リポジトリ管理コンソールアプリケーションを使用することで、Content Services 環境の管理と設定を行うことができます
管理コンソールのページには、リポジトリの設定を支援するヘルプテキストが表示されます。起動方法は、「管理コンソールを起動する」セクションを参照してください。
概要
管理コンソールは、リポジトリを管理するためのスタンドアロンコンソールです。
管理コンソールは、特定の管理アクティビティや機能を識別する個別のページで構成されるツールです。
システムの概要
本ページの「システムの概要を表示する」セクションをご確認くださいコンソール
GoogleDocs:Configuring Google Docs using Admin Tools
モデルとメッセージ:Managing models using the Admin Console
ワークフロー:Workflow ConsoleEメールサービス
着信Eメール / 送信Eメール:Configure inbound and outbound email一般
ライセンス:Upload new license
リポジトリ情報:View Repository Information
システム設定:Configuring server administration settingsリポジトリサービス
アクティビティフィード:Configuring the Activities Feed
リポジトリサーバーのクラスタリング:Managing members of a cluster
検索サービスのシャーディング : Configuring sharding using the Admin Console
プロセスエンジン : Enable workflow process engines
クエリアクセラレータ : Alfresco Query Accelerator
レプリケーションサービス:Enable the Replication Service
サブスクリプションサービス: Enabling the Subscription Service
個々のリポジトリサーバーの管理にはリポジトリサービスを使用します。ロードバランサーを経由してこの機能にアクセスすることはできません。
サポートツール
JMX ダンプのダウンロード:JMX設定
ノードブラウザ:Using the Node Browser
ディレクトリの管理:Managing authentication directories
仮想ファイルシステム
ファイルサーバー:Enabling file servers
IMAP サービス:Enabling the IMAP Service using the Admin Console
リンク先では、これらのアクティビティの設定に関する詳細情報を提供しています。
管理コンソールは、本番環境を管理するためのメインツールとして使用できます。JMX コンソールを使用したり、alfresco-global.properties
ファイルに手動でプロパティを設定したりしなくても、簡単に管理を行うことができます。
管理コンソールで選択した設定は、alfresco-global.properties
ファイルで追加した設定よりも優先されます。
管理コンソールを起動する
リポジトリ管理コンソールは、ユーザーインターフェイスの外部で実行されるため、単独で起動することになります。つまり、Alfresco Share を実行しなくても管理コンソールを実行することができます。
Content Services が起動していることを確認します。
ブラウザウィンドウに次のURLを入力します。
http://<your-host-name>:<alfresco-port>/alfresco/service/enterprise/admin
ここで、<your-host-name>
はContent Servicesサーバーを実行しているホスト名、<alfresco-port>
はサーバーを実行しているポート番号です(デフォルトでは、ポート番号は8080
です)。
Authentication Required のプロンプトが表示され、サーバーの IP アドレスまたは名前とポート番号が表示されます。
2. ユーザー名とパスワードを入力してください。
管理者権限を持つアカウントのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。デフォルトの管理者ユーザー名とパスワードはadmin
です。
ブラウザウィンドウに管理コンソールが表示されます。タイトルバーには、ホスト名とその IP アドレスが表示されます。
ブラウザセッション中は、管理コンソールへのログイン状態が維持されます。ブラウザウィンドウを完全に閉じた後、URLを使用して管理コンソールに接続すると、再度アカウント情報の入力を求められます。
管理コンソールを初めてご使用の場合は、まずシステムの概要ページで、有効になっている設定と無効になっている設定の概要を確認してください。
システムの概要を表示する
管理コンソールのシステムの概要には、システム情報全般、サブシステムの状態、クラスタリング設定、現在の認証チェーン、システムに適用されている AMP に関する詳細など、リポジトリの状態に関する概要が表示されます。
システムの概要ページには、アクションや入力項目はありません。このページは、選択した設定またはリポジトリでデフォルトとして設定されている設定の概要を確認するためのものです。
この概要は以下のセクションに分かれています。
| (図.1)管理コンソール - システムの概要 |
システム情報
システム情報の概要には、インストール全般に関する詳細が表示されます。インストールの詳細、Java インストールの詳細、ホストのオペレーティングシステムの仕様、メモリの詳細などを確認するのに便利です。
ファイルシステム
ファイルシステムの概要には、ファイルサーバーページの設定が表示されます。詳細は、Enabling File Servers を参照してください。
インデックス化サブシステム
インデックス化サブシステムの概要には、検索サービスページの設定が表示されます。詳細は、Configuring Search Services を参照してください。
リポジトリのクラスタリング
リポジトリのクラスタリングの概要には、リポジトリサーバーのクラスタリングページの設定が表示されます。詳細は、Managing members of a cluster を参照してください。
アクティビティフィード
アクティビティフィードの概要には、アクティビティフィードページの設定が表示されます。詳細は、Configuring the Activities Feed を参照してください。
認証
認証の概要には、ディレクトリの管理ページの設定、特に現在の認証チェーンが表示されます。詳細は、Managing authentication directories を参照してください。
Eメール
Eメールの概要には、着信Eメールページと送信Eメールページの設定が表示されます。詳細は、Managing inbound and outbound emails を参照してください。
監査サービス
監査サービスの概要には、Content Services における監査のステータスが表示されます。
コンテンツストア
コンテンツストアの概要には、デフォルトのコンテンツストアの場所が一覧表示されます。
モジュールパッケージ
モジュールパッケージの概要では、Content Services の特定のインスタンスにどのモジュールが適用されているかを確認できます。
ユーザーとグループ
ユーザーとグループの概要には、システム内の個々のユーザーとグループの数が表示されます。
リポジトリ情報を表示する
管理コンソールのリポジトリ情報には、最初にインストールされた状態のリポジトリの詳細が表示されます。また、Content Services の現在のバージョンも表示されます。
管理コンソールを開きます。
一般セクションで、リポジトリ情報をクリックします。
リポジトリ情報ページが表示され、インストールの詳細が表示されます。
管理コンソールをカスタマイズする
管理コンソールには、よく使用される管理アクティビティが表示されます。管理コンソールをカスタマイズすることにより、さまざまなオプション、プロパティ、レイアウトを表示したり、完全に新しいページを作成したりすることができます。管理コンソールは、デフォルトの管理ページで構成されています。管理コンソールの各ページはシンプルな Web スクリプトコンポーネントで、管理コンソールの各 Web スクリプトにインポートされた便利な関数やマクロのライブラリから構築されています。
管理コンソールのバックグラウンド作業を担う JavaScript ライブラリ関数は、JMX MBean プロパティを取得して、柔軟なFreeMarkerマクロに転送します。FreeMarker マクロは、JMX プロパティの適切なコントロールを自動的にかつ一貫してレンダリングします。
追加の処理ロジックが必要ない場合は、Webスクリプトライブラリの関数により、それらが自動的に正しいプロパティに永続化されます。
JMX フォームスタイルのページは構築が簡単です。作成できるサンプルページには、スレッドダンプ、アクティブセッション、Log4J 設定、テスト変換などがあります。
管理コンソールのサンプルページ
管理コンソールのカスタマイズは、サンプルページを基にして行うことができます。
管理コンソールのサンプルページは admin-example と呼ばれ、コードの理解に役立つコメントが含まれています。
管理コンソールのサンプルページを使用してカスタマイズする際は、以下のファイルを使用します。
admin-example.get.js
admin-example.get.html.ftl
admin-example.get.desc.xml
admin-example.get.properties
これらのファイルの詳細については、Web script componentsのセクションを参照してください。
また、サポートされている言語でローカライズされたコンテンツに関連する文字列を含む追加のプロパティファイルもあります。
次のスニペットに示すadmin-example.get.js
ファイルのコントローラコードは、License
JMX Bean からSubject、Issued
、およびRemainingDays
プロパティを取得します。
<import resource="classpath:alfresco/enterprise/webscripts/.../admin-common.lib.js">
/* Repository Admin Console - Example GET method */
Admin.initModel(
"Alfresco:Name=License",
["Subject", "Issued", "RemainingDays"],
"admin-example"
);
次のスニペットは、admin-example.get.html.ftl ファイルのテンプレートコードを示しています。
<#include "admin-template.ftl" />
<@page title="Example Page">
<div class="column-left">
<@section label="Some Values" />
<@control attribute=attributes["Subject"] />
</div>
<div class="column-right">
<@section label="More Values" />
<@control attribute=attributes["Issued"] />
<@control attribute=attributes["RemainingDays"] />
</div>
</@page>
admin-example Web スクリプトの結果出力は、以下のように表示されます。
LicenseJMXBean からの値は、読み取り専用です。テンプレートマクロは、読み取り専用の JMX Bean を判別し、読み取り専用としてテキストを表示します。
JMX Bean が編集可能な場合、または別のフォームフィールドを表示したい場合は、以下の行を追加してテンプレートを変更します。
この場合、結果出力は次のように表示されます。
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