Jira Cloud Migration Assistant で移行する
このページでは、Jira Cloud Migration Assistant を使用した Jira サーバーインスタンスから Cloud への移行手順を説明します。
2025年4月時点での検証結果を基に記載しています。
Jira Cloud Migration Assistant 対象バージョン:1.12.33
目次
事前に
以下の制限事項にご注意ください。
Jira Cloud Migration Assistant のサポート対象バージョン に記載されているバージョンの Jira を使用している必要があります
アプリのデータは一部移行されません
Automation for Jira アプリのアプリ データは、移行に含まれません
Advanced Roadmaps と 移行パスが提供されている Jira アプリのリスト に記載のアプリデータは 移行が可能です
その他、Jira Cloud Migration Assistant で移行される情報 に記載されているように、移行されないデータを確認してください
移行の手順
Jira Cloud Migration Assistant での移行方法をご案内します。
1. Jira Cloud Migration Assistant のインストール
移行元の Jira サーバーインスタンスのアプリ管理画面へ移動し、Jira Cloud Migration Assistant をインストールします。
Marketplace の検索欄に Jira Cloud Migration Assistant と入力し、インストールしてください。
Jira 8.14 以降では、デフォルトで Jira Cloud Migration Assistant がインストールされています。
アプリのインストール後、Jira のシステム管理画面 > インポートとエクスポート > クラウドに移行 > Migration Assistant home の画面を表示することができるようになります。
Migrate to cloud のページが見つからない場合は、Jira のサポート対象バージョン を利用しているか確認してください。
2.インスタンスの規模を評価する
ユーザー数、プロジェクト数、自動化数などの、コンテンツに関するデータを収集し、Jira インスタンスの規模を評価します。このデータをアトラシアン移行チームと共有していただくと、アトラシアン移行チームで移行の複雑さを分析し、移行計画に関するガイダンスを提供することができます。
Assess your instance から、Begin assessing をクリックします。
Begin assessing をクリックします。
評価が始まります。
結果をダウンロードする
評価が完了したら 、Download report を選択します。ZIP アーカイブには次のファイルが含まれます。
ファイル | 説明 |
---|---|
| データベースから取得された、特定のエンティティに関するデータ。ご利用のインスタンスの規模をアトラシアンで理解するのに役立ちます。 |
| アクセス ログから取得された、使用状況のメトリクス。Jira Cloud チームが最適なクラウド インスタンスを判断するのに役立ちます。 |
| 製品、インフラストラクチャ、データベース、データセンター ノード、識別を容易にするメタデータなど、インスタンスに関する詳細情報。 |
| インスタンスのパフォーマンスに関する、ユーザーのブラウザから取得されたデータ。これは、クラウドで最高のパフォーマンスを実現するために必要な要素をアトラシアンで理解するのに役立ちます。 |
| 移行に影響を与える可能性のあるエンティティに関するデータ(最も重要なアプリについて)。これらのアプリがある場合は、それぞれに個別のファイルが作成されます。 |
| (非推奨) このファイルには、 |
結果をアトラシアンに共有
結果をアトラシアンに共有します。ほとんどの場合、このページを案内したされた MOVE チケットまたはサポート リクエストに添付することになります。
アトラシアンで出力結果を確認し、複雑さ、データの形、パフォーマンス要件、および存在している場合はリスクを把握します。これらは、移行戦略と計画の作成に役立ちます。
3. アプリを確認する
サーバーインスタンスにインストールされているアプリを Cloud サイトにもインストールしておきます。
サーバー上に重要なデータがある場合は、必ずそのデータを移行するための最適な方法について、ベンダーへ確認してください。
Migration assistant home のページで、Assess your apps をクリックします。
サーバーインスタンスにインストールされているアプリの一覧が表示されます。
どのアプリケーションを Cloud サイトでも引き続き使用するか選択し、Done ボタンをクリックします。
Prepare your apps の Begin preparing を選択します。
Choose cloud site ボタンか Get Jira Cloud trial ボタンを選択し、アプリをインストールする Cloud サイトを指定します。
移行元のサーバーインスタンスのベース URL と移行先の Cloud サイトを指定し、Allow Atlassian to access migrations data にチェックを入れて Confirm ボタンをクリックします。
確認画面が表示されますので、Continue ボタンをクリックして続行します。
2 のステップで Need in cloud を選択したアプリのうち、Cloud に対応しているアプリをインストールする画面が表示されるので、Install app ボタンからインストールへ進み、完了したら Continue ボタンをクリックします。
4.ユーザーを評価し準備する
移行対象のユーザーのメールアドレスを確認して、有効なメールアドレスを所有しているかどうかを評価します。
Assess and prepare your users から、Begin preparing を選択します。
移行先の Cloud サイトを選択し、Begin assessing をクリックします。
すでに Cloud サイトと接続されている場合はドロップダウンに表示されます。何も表示されない場合は Choose cloud site ボタンから新しい Cloud サイトに接続するか、Get Jira Cloud trial ボタンから クラウド移行トライアル を利用することができます。結果を確認し、Fix or custmize users をクリックします。
カスタマイズのレベルを選択します。ユーザーを詳細にカスタマイズする必要がなく、問題を迅速に解決するだけの場合は、Simple を選択してください。
電子メール アドレスが正しいユーザーも含めて、任意のユーザーに個別にカスタマイズしたい場合は Advanced を選択してください。
a. Simple を選択した場合移行のオプションは以下の通りです。
Fix uomize use
移行のオプション | 説明 |
---|---|
Do nothing with invalid users |
|
Migrate invalid users as Former users |
|
Migrate invalid users as Former users up to a certain date |
|
Create new emails for invalid users |
|
Update users based on a CSV file |
複雑な環境では、CSVベースの移行設定が柔軟でおすすめです。 |
b. Advanced を選択した場合
Download CSV file をクリックし CSV ファイルをダウンロードします(すべてのユーザーとカスタマーが含まれます)。
ダウンロードした CSV ファイルを編集します。
CSVには以下の列が含まれています:
列名 | 内容 |
---|---|
| ユーザー識別子 |
| ユーザーの表示名 |
| メールエラー種別(無効・重複・問題なし) |
| 現在のメールアドレス |
| 新しいメールアドレス(変更可能) |
| 元ユーザー化の有無(true / false) |
| アカウント種別(ユーザー / 顧客) |
実施可能なアクションと編集方法
操作内容 | 説明 |
---|---|
メールアドレスの個別修正 |
|
ユーザーの統合 | 同じメールを指定することで、複数のユーザーを1つに統合できます。
|
「元ユーザー」として移行 |
|
変更内容の確認をします。
Review the changes 画面で、適用されるアクションの件数を確認可能です。また、必要であれば、Download list of users をダウンロードし、差分確認にも活用できます。
変更内容の確認が終わったら、confirming changes をクリックします。ユーザーデータが更新された場合は再評価が必要です。
ユーザーを再評価し、新たな無効または重複したメールを見つけます。
Assess and prepare your users → View results → Assess again を選択します。新しいエラーがあれば再修正が必要です。再ダウンロードされるCSVには以前の変更は含まれないため、以前のCSVのバックアップを保管しておくことが推奨されます。変更を再適用するには、保存済みCSVから内容をコピーして新しいCSVに統合してください
5.移行前にメールドメインを確認する
すべてのユーザーは、 @atlassian.comなどのドメインのメールアドレスを持っている必要があります。クラウドサイトのセキュリティを確保するため、信頼できるドメインのユーザーのみを移行できます。
移行する前に、次のことを行う必要があります。
移行アシスタントを使用して、ユーザーディレクトリで見つかったメールドメインを表示します
ドメインを確認し、信頼できるドメインとしてマークしてください。これは移行に必須です。
ユーザーを削除するか、メールを他のドメインに変更して、信頼できないドメインを削除します。
Migration assistant home のページで、Review all email domains をクリックします。
移行アシスタントを使用してメールドメインを確認する場合
ドメイン一覧から各ドメインの状態を確認し、Decision を変更したらすべてのドメインが TRUSTED 状態であることを確認し Done をクリックします。
ステータス | 意味 | 必要な対応 |
---|---|---|
信頼できるドメイン (TRUSTED) | ドメインが信頼されており、問題なし | そのまま移行可能。特に対応は不要 |
信頼できないドメイン (NOT_TRUSTED) | ドメインが不明または信頼できない組織のもの | ユーザーのメールアドレスを変更するか、ユーザーを削除します。 |
未決定 (NO_DECISION_MADE) | ドメインが信頼できるか判断が未完了 | ドメインが信頼できるかどうかを確認する必要があります。ドメインの検証が完了したら、信頼できるドメインとしてマークし、移行を続行できます。 |
(ドメイン数が多い場合) CSV ファイルを使った一括操作 (任意)
Download CSV file をクリックします。
CSV ファイルを編集を編集します。
ドメインの追加・削除はできません。
decision
列に以下を入力します。
TRUSTED
/NOT_TRUSTED
/NO_DECISION_MADE
Upload CSV file をクリックしてCSVファイルをアップロードし、Done をクリックします
ドメイン一覧から各ドメインの状態を確認し、Decision を変更したらすべてのドメインが TRUSTED 状態であることを確認し Done をクリックします。
6.ユーザーの移行
移行当日の時間を節約するため、プロジェクトデータよりも先にJiraのユーザーとグループを移行することをお勧めします。プロジェクトとデータの移行を進めることで、ユーザーはクラウドでの作業を開始したり、作業手順を習得したりできるようになります。
Jira ユーザーとグループを事前に移行すると、次のものが移行されます。
すべてのユーザー
空のグループを含むすべてのグループ
(オプション)グループメンバーシップ
(オプション) Jira Service Management のすべてのカスタマー
グループの製品アクセス(サーバー、アプリケーションアクセス)も移行しますが、請求に影響するため、承認なしには適用されません。移行後、 admin.atlassian.comに移行した各グループの製品アクセスと管理者アクセスを確認するよう求める通知が表示されます。
Migration assistant home のページで、Migrate your users in advanceをクリックします。
移行先の Cloud サイトを選択し、Next をクリックします。
Cloud サイトを選択し、Choose migration stageボタンから移行ステージ(本番またはテスト)を選択します。Choose migration options ボタンをクリックします。
すでに Cloud サイトと接続されている場合はドロップダウンに表示されます。何も表示されない場合は Choose cloud site ボタンから新しい Cloud サイトに接続するか、Get Jira Cloud trial ボタンから クラウド移行トライアル を利用することができます。Choose how to migrate users and groups 画面で、グループ メンバーシップを保持し、さらにカスタマーを移行するかどうかを選択します。
移行のオプションは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
Preserve group membership | ユーザーは現在のグループにそのまま残る
|
Migrate users and groups separately | ユーザーとグループを別々に移行する
|
Migrate Jira Service Management customers | すべての顧客は他のユーザーと一緒に移行される |
エラーの確認画面が表示され、以下の項目についてエラーをチェックします。
Jira Cloud Migration Assistant アプリが最新バージョンかどうか(検証時とバージョンが異なり、旧バージョンのまま進める必要がある場合はお問い合わせください)
クラウドトークンはアクティブかどうか
Jira Service Managementはクラウドサイトで利用可能かどうか
Jiraがクラウドサイトで利用可能かどうか
移行に必要なすべてのURLが承認されているかどうか
すべてのメールドメインが信頼されているかどうか
無効なユーザーがいるかどうか
重複したユーザーがいるかどうか
サーバーとクラウド上のグループ名が一意かどうか
Jira Service Management ユーザーはクラウド プランのユーザー制限内かどうか
Jira ユーザーはクラウド プランのユーザー制限内かどうか
無効なカスタマーがいるかどうか
重複したカスタマーの確認
同じ名前のプロジェクトがクラウドサイトにすでに存在するかどうか
公開アクセスを許可する組織があるかどうか
すべてのプロジェクト名がサーバー内で一意かどうか
クロスプロジェクトボードとフィルターに関連するすべてのプロジェクトが選択されたかどうか
ダッシュボードに関連するすべてのプロジェクトが選択されたかどうか
準備したデータにエラーがあるかどうか
緑色のチェック マークが表示された場合、チェックは完了しています。
警告サインが表示された場合、続行できますが、潜在的な問題がある点を確認しておく必要があります。
赤いエラーが表示された場合、移行を実行する前にエラーを解決する必要があります。
エラーが含まれている場合は、下図のように Continue and fix later ボタンが表示されます。
Continue and fix later をクリックした場合は、以下のような画面が表示されるので一旦この移行を保存し、あとから再開してエラーを確認することができます。
エラーを解決すると Review migration ボタンが表示されますので、クリックして先に進めます。
Review migration ボタンをクリックすると下図のような画面が表示されます。
Save ボタンをクリックすると、この移行を保存し一旦終了します。Run ボタンをクリックすると、この移行を引き続き実行します。
7. 移行のセットアップ
サーバーインスタンスから Cloud へのデータ移行をセットアップします。
Migration assistant home のページで、 Create a migration をクリックします。
Migrations dashboard のページが表示されるので、Create new migration ボタンから新しい移行を作成します。
移行におけるステップが表示されるので、Connect to cloud ボタンをクリックします。
この移行の名前を入力し、移行先の Cloud サイトを選択します。
すでに Cloud サイトと接続されている場合はドロップダウンに表示されます。何も表示されない場合は Choose cloud site ボタンから新しい Cloud サイトに接続するか、Get Jira Cloud trial ボタンから クラウド移行トライアル を利用することができます。
Cloud サイトを選択し、Choose migration stageボタンから移行ステージ(本番またはテスト)を選択します。Choose migration options ボタンをクリックします。移行対象とするデータを選択します。選択肢は以下となります。
a . Choose what to migrate
アーカイブされた課題の移行に関する既知の問題:
移行期間:アーカイブされた問題を移行に含めると、転送されるデータ全体のサイズが増加し、移行プロセスの期間が長くなる可能性があります。
クラウド上の課題アーカイブ機能:クラウド上の課題アーカイブは、Atlassian Cloud Premium サブスクライバー専用の機能であり、API 経由でのみアクセスできます。クラウドで課題アーカイブを使用する方法を学びます。
Choose what to migrate を選択すると、移行計画に次の項目を追加できます。
プロジェクト(添付ファイルとアーカイブされた問題を含む)
Advanced Roadmapsプラン
プロジェクト間のボードとフィルター
ユーザーとグループ
Jira Service Management のカスタマー
アプリ
プロジェクト:
Projects で Select をクリックします。
プロジェクトを移行するためのオプションを選択します:
オプション | 説明 |
---|---|
All | 選択したプロジェクトのすべてのデータと構成を移行。 |
Include all archived issues | 上記に加えて、アーカイブされた課題も含めて移行。 |
Attachments only | 添付ファイルのみを移行。 |
移行するプロジェクトを選択します。
Add to migration をクリックします。
Advanced Roadmaps :
手順:
Advanced Roadmaps plans で Select をクリックします。
以下のオプションから選択します:
オプション | 説明 |
---|---|
Only plans related to selected projects | 選択したプロジェクトに関連するプランのみ移行。 |
All plans | すべての Advanced Roadmaps プランを移行。 |
None | プランを移行しない場合に選択。 |
Add to migration をクリックします。
ダッシュボード、ボード、フィルター:
手順:
Dashboards, boards and filters で Select をクリックします。
以下のオプションから選択します:
オプション | 説明 |
---|---|
Only dashboards linked to selected projects specified in gadgets or dashboard permissions | 選択したプロジェクトにリンクされたダッシュボードのみ。 |
All dashboards | すべてのダッシュボードを移行。 |
None | ダッシュボードは移行しない場合に選択。 |
ユーザーとグループ
手順:
Users and groups で Select をクリックします。
以下のオプションから選択します:
オプション | 説明 |
---|---|
All users and groups from the Jira directory | アクティブなディレクトリ内のすべてのユーザーとグループ(管理者やエージェントを含む)を移行します。非アクティブなディレクトリ内のユーザーは「元ユーザー(Former user)」として表示されます。 |
Only users and groups related to the selected projects | 移行対象に含まれるプロジェクトに関連するユーザーとグループのみを移行します。 |
Preserve group membership | ユーザーは現在所属しているグループに引き続き所属します。グループに製品アクセス権がある場合、そのユーザーはクラウドサブスクリプションの対象となります。 |
Migrate users and groups separately | ユーザーとグループは別々に移行され、移行後にユーザーをグループに追加する必要があります。 |
Jira Service Management のカスタマー
手順:
Customers で Select をクリックします。
以下のオプションから選択します:
オプション | 説明 |
---|---|
All Jira Service Management customers | 全カスタマーを移行。 |
Only customers related to the selected projects | 選択したプロジェクトに関連するカスタマーのみ移行。 |
No customers | カスタマーは移行しない。サービスプロジェクトを含まない場合に使用可能。 |
アプリ
手順:
Apps で Select をクリックします。
以下のオプションから選択します:
オプション | 説明 |
---|---|
All - 1 marked as Needed in cloud with a migration path | クラウドで必要とされ、ベンダーによって移行パスが提供されているアプリのデータを移行。 |
None | アプリのデータは移行しない場合に選択。 |
b . Select all data
すべてのデータを選択して、移行計画に次の項目を追加できます。
すべてのプロジェクト(添付ファイルとアーカイブされた問題を含む)
すべてのAdvanced Roadmapsプラン
すべてのクロスプロジェクトボードとフィルター
すべてのユーザーとグループ
Jira Service Management のすべてのカスタマー
すべてのアプリ
続いて Save and run pre-migration checks ボタンをクリックしてエラーチェックを行います。
エラーの確認画面が表示され、以下の項目についてエラーをチェックします。
Jira Cloud Migration Assistant アプリが最新バージョンかどうか(検証時とバージョンが異なり、旧バージョンのまま進める必要がある場合はお問い合わせください)
クラウドトークンはアクティブかどうか
Jira Service Managementはクラウドサイトで利用可能かどうか
Jiraがクラウドサイトで利用可能かどうか
移行に必要なすべてのURLが承認されているかどうか
すべてのメールドメインが信頼されているかどうか
無効なユーザーがいるかどうか
重複したユーザーがいるかどうか
サーバーとクラウド上のグループ名が一意かどうか
Jira Service Management ユーザーはクラウド プランのユーザー制限内かどうか
Jira ユーザーはクラウド プランのユーザー制限内かどうか
無効なカスタマーがいるかどうか
重複したカスタマーの確認
同じ名前のプロジェクトがクラウドサイトにすでに存在するかどうか
公開アクセスを許可する組織があるかどうか
すべてのプロジェクト名がサーバー内で一意かどうか
クロスプロジェクトボードとフィルターに関連するすべてのプロジェクトが選択されたかどうか
ダッシュボードに関連するすべてのプロジェクトが選択されたかどうか
準備したデータにエラーがあるかどうか
緑色のチェック マークが表示された場合、チェックは完了しています。
警告サインが表示された場合、続行できますが、潜在的な問題がある点を確認しておく必要があります。
赤いエラーが表示された場合、移行を実行する前にエラーを解決する必要があります。
エラーが含まれている場合は、下図のように Continue and fix later ボタンが表示されます。
Continue and fix later をクリックした場合は、以下のような画面が表示されるので一旦この移行を保存し、あとから再開してエラーを確認することができます。
エラーを解決すると Review migration ボタンが表示されますので、クリックして先に進めます。
Review migration ボタンをクリックすると下図のような画面が表示されます。
Save ボタンをクリックすると、この移行を保存し一旦終了します。Run ボタンをクリックすると、この移行を引き続き実行します。
画面下部では、タブを切り替えて移行に含まれるユーザーやグループ、プロジェクトなどの詳細を表示したり、移行前のレポート、移行後のレポート、エラーログをダウンロードすることができます。
Logs and reports タブでは、移行前のデータを zip ファイルとしてダウンロードしスキャンすることができます。このレポートには以下の内容が含まれます。
データ | 説明 |
---|---|
Summary | 移行されるもの、移行されないものの一覧です。 |
Requires attention | 移行でサポートされていない項目など、注意が必要な項目の一覧です。 |
Users and groups | 移行するユーザーとグループの一覧です 。 |
Configuration items | 今回の移行対象の、カスタムフィールドとワークフローの一覧です。 |
また、移行が完了したら移行後のデータを zip ファイルとしてダウンロードし、以下の内容を確認することができます。
データ | 説明 |
---|---|
Summary | 正常に移行されたものと、移行されなかったものの一覧です。 |
Requires attention | 移行でサポートされていない項目など、注意が必要な項目の一覧です。 |
保存した移行は、Migrations dashboard のページで確認することができます。
ここからステータスを確認したり、View details のメニューから詳細を確認することができます。移行のステータスは以下となります。
ステータス | 説明 |
---|---|
SAVED | 移行が保存済みで、実行できる状態です。 |
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