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設定を始める前にご確認いただきたいポイントをまとめました

2024 年 2 月時点の情報です


運用前に確認すること

Atlassian Cloud の設定・運用を始める前にチームで以下内容を確認しましょう

内容

なぜ確認するのか?

参考情報

1

誰がプロジェクトメンバーですか?

  • 社内メンバー Only or 社外メンバー協業?

  • グローバルメンバーは含まれる?

  • 「グループ」の作成数に関係します

2

どこで Atlassian Cloud を使用しますか?

  • 何語で表示したい?

  • Atlassian Cloud で表示される各種アイテム(ステータスや解決状況)の表記に関係します

3

ストレージ容量はどれくらい必要ですか?

  • どれくらいのデータ(ファイル)量を格納する?

  • 格納できるデータ量が Atlassian Cloud のプランごとに異なります(※ Premium プランは無制限です)

4

組織で求められるセキュリティレベルはどの程度ですか?

  • パスワードポリシーはある?

  • 接続元IPアドレスの制御は必要か?

  • 二段階認証、SSO は必要か?

  • 企業のドメインを認証させることでパスワードを強固にできます

  • 2 種の二段階認証機能が存在します(強制※1 or 個人制御)

  • 2 種の SSO 実行機能が存在します(IdP 連携※1 or Google Workspace 連携)

※1 Atlassian Access のご契約が必要です

5

組織ではどのようなツールを利用していますか?

  • チャットツールは Slack or Teams?

  • 開発関連ツールはある?

  • Slack やTeams、各種開発系ツールなどとの連携で更に便利にご使用いただけます

6

旧運用データの移行はお済ですか?または必要ですか?JIRA

  • Redmine や GitHub、Bitbucket から Jira へのデータ移行は必要?

  • 旧運用データを Jira へ取り込み、過去情報も含めて運用いただけます

7

どのように使用したいですか?また、運用開始までにどれくらいの期間を確保できますか?JIRA

  • 運用開始までに多少時間がかかっても良いので、複雑な要件・カスタマイズを反映させて使用したい おすすめ or 簡易的な形式で良いのでとにかく早く運用を開始したい

  • 管理者制御の下で機密性を保持した運用を行いたい or メンバーが誰でも自由に設定できる運用にしたい

  • どのようなワークフローを作成したい?

  • 1つの設定を複数プロジェクトで流用したい?

  • Jira には「企業管理対象プロジェクト」と「チーム管理対象プロジェクト」の 2 つのプロジェクトタイプが存在し、設定できる範囲や仕様が異なります。また、構築の難易度が異なる点が注意点です

このデジタルオンボーディングでは構築がやや大変…と懸念されがちな「企業管理対象プロジェクト」の構築情報を丁寧に解説していきますのでご安心ください 😁

8

(開発部門の場合)
どのような開発手法を採用していますか?JIRA

  • ウォーターフォール or アジャイル?

  • アジャイルに興味はある?

  • Jira Cloud は「アジャイル」の推進に適したプロジェクト管理ツールであり、弊社もアジャイルの推進に力を入れています。
    アジャイルに興味がある、または既存のウォーターフォール運用に悩み事がある方はぜひ Jira の機能を用いてアジャイル開発にチャレンジしてみてくださいね


プロジェクトやスペースを作成する前に決めることや推奨運用ルール

Jira Cloud のプロジェクトや Confluence Cloud のスペースを作成する前にチームで決めておくことや推奨ルールなど、その後の運用に役立つポイントをご紹介します

製品

内容

参考資料

1

プロジェクト/スペースを作成する際の基本ルール

2

共通

  • 既定の言語は何にするかを決める

3

共通

  • プロジェクトやプロジェクトキー、スペースの命名規則を決める

-

4

JIRA

  • スキーム類は共有してメンテナンス性を担保する 

5

JIRA

  • 課題タイプは複数プロジェクトで汎用利用できるものにする

    • 必要な課題タイプは何かを決める

6

JIRA

  • フィールド名は汎用利用できるものにする

    • 使用するフィールドを決める

    • 追加で作成が必要なフィールドを決める(カスタムフィルード)

7

JIRA

  • ワークフローステータスは汎用利用できるものにする

    • 必要なステータスは何かを決める

    • 必要なトランジションは何かを決める

8

課題/ページを作成する際の基本ルール

9

JIRA

  • 使用するフィールドの記入ルールを決める

    • 要約、説明欄、優先度、ラベル…etc

10

CONFLUENCE

  • ページの作成ルールを決める

    • タイトル、テンプレート…etc

-

11

共通

  • ラベルの運用ルールを決める

12

プロジェクト/スペースの運用ルール

13

共通

  • プロジェクト/スペースを利用する業務の目的や運用用途の認識合わせをチーム内で行う
    ※共通認識を持つ

    • 例(Jira):プロジェクトで管理したい情報は?

    • 例(Confluence):何をページとしてナレッジ化する?

-

14

共通

  • メンバーのプロジェクト/スペース権限を決める

    • プロジェクト/スペースの各種役割はどうするか?

    • プロジェクトは誰が作成するのか?※1 JIRA

※1 メンバーが作成する場合は「チーム管理対象プロジェクト」のみ、管理者が作成する場合は「企業管理対象プロジェクト」と「チーム管理対象プロジェクト」を選択できます

15

共通

  • プロジェクト/スペースの管理は誰が行うのかを決める

    • プロジェクト/スペースに参加するユーザーの管理

    • プロジェクト/スペースの設定変更

-

16

共通

  • プロジェクト/スペースのメンテナンスタイミングを決める

    • Jira Cloud / Confluence Cloud 担当者

    • 3rd Party アプリ(Marketplace アプリなど)担当者

各製品ごとに担当者を分けることを推奨しています

-

17

共通

  • 新機能を反映させるタイミングを決める(※ Premium プラン限定)

18

共通

  • テスト環境を用意する

    • サンドボックス環境(※ Premium プラン限定)

    • Free 環境(10ユーザーまで無料)

19

共通

  • 誰がメンバーをトレーニングするか決める

教育リソースにお困りの場合は、弊社でご用意している「研修サービス」もご活用ください

-

20

共通

  • 情報収集先を把握する

    • 新機能情報

    • 機能のリリース予定

    • Tips

    • クラウド環境の稼動状況

クラウド環境の稼動状況は、メールで通知を受け取ることも可能です

遷移:https://status.atlassian.com/にアクセス > 任意の製品を選択 > 「Subscribe to updates」を押下 > 任意のメールアドレスを入力 > 「SUBSCRIBE VIA EMAIL」を押下 > 受信したい情報を選択 > 「保存」を押下

21

JIRA

  • メンバーがプロジェクト進捗状況を共有、確認する機会を決める

    • 例:朝会、部会、xxx定例会…etc

-

※ ルールはマニュアル化し、メンバーに展開することでより良い運用の実現に貢献します。「共通認識を持つこと」と「何をすれば良いかが解ること」がポイントです。


運用時のアンチパターン

Atlassian Cloud 運用でユーザーが体験した実際の失敗例です。ルールを決めておくことで、このような失敗を防ぐことに繋がります。

失敗例

19246.png

どうすればよかったのか

19261.png
1

管理者が多すぎて設定変更が競合してしまった 共通

管理者が少なすぎて管理できなくなった 共通

プロジェクトの規模に対して、適切な人数の管理者をアサインしましょう。

各プロジェクトの管理者名簿を Wiki ツールに作成するのも一つの手段です

2

使用する課題タイプのルールを決めていなかったため、不必要な課題タイプが乱立してしまい、管理できなくなった JIRA

使用する課題タイプを予め決めておきましょう。

3

以下のような複雑なワークフローを構築してしまい、管理ができなくなった。またユーザーが混乱してしまった JIRA

  • 長すぎるワークフロー

  • 多すぎるステータス/トランジション

なるべくシンプルで解りやすいワークフローを構築しましょう。

ワークフロー構築は以下がポイントです

  • シンプルで解りやすい形であること

  • 汎用性があり、具体的な名称を付けること(ステータス /トランジション)

  • ワークフローを公開する前に動作テストを行うこと

4

テスト環境を用意しなかった為、実環境で誤った操作をしてプロジェクト/スペースが動かなくなった 共通

サンドボックス環境(※ Premiumプラン限定)もしくは Free 環境を用意しましょう。

5

メンテナンスのルールを決めていなかった為、プロジェクト/スペースが動かなくなった 共通

いつ、誰がメンテナンスを行うか、予め決めておきましょう。

6

管理者操作を知らずに設定を進めてしまい、プロジェクトが構築できなかった。また Jira のメリットを活かしきれなかった JIRA

  • リックソフトのオンボーディングや研修を是非ご活用ください。

  • 誰が後進メンバーへ教育するか決めておきましょう。

7

情報収集先を把握せずに運用してしまい、誤った情報を信じてしまった(エンドユーザーに展開してしまった)共通

情報収集先を把握しましょう。

情報収集先を把握する 」をご参照ください

ご不明点は customer_success@ricksoft.jp までお問い合わせください。
サポートサービスの新規ご契約は お問い合わせフォーム にご連絡ください。

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