Atlassian Cloud のセキュリティ機能

Atlassian Cloud ではお客さまのデータを安全に保護するさまざまな機能をご用意しています。
セキュリティ対策は Atlassian Cloud を便利にご使用いただく上で、重要な基盤となります。

一部の対策方法は Atlassian Guard のご契約が必要となりますが、まずは標準機能で設定可能な「ドメイン認証＆アカウント申請」や「IP アドレス制限（Premium プラン以上）」によるセキュリティ対策をご検討ください。

旧 Atlassian Access は 2024 年 5 月にリブランディングされ「Atlassian Guard」となりました。
Atlassian Guard は Standard プランと Premium プランの 2 種類をご用意しています。

アカウント管理とアクセス制限

外部からの不正アクセスや意図しない製品アクセスを防ぎ、大切な情報を守りましょう。
Atlassian Cloud では、アカウント管理やアクセス制限機能を充実させています。

少し難しい分野で困ってしまった…。

そんな時はまずは上記のおすすめブログをご確認ください。

Atlassian Cloud は企業のドメインを認証することで、より強力なパスワードポリシーが設定可能です。

Atlassian Cloud は二段階認証^※1を強制、または個人制御で設定することができます。
また、SSO^※2は IdP 連携^※3または Google Workspace 連携の 2 種類をご用意しています。

※1：ID/パスワードの確認に、セキュリティコードによる確認を追加し、より安全にログインするための仕組み。Atlassian Cloud ではログイン時のパスワードに加えて 6 桁のコード入力を要求します

※2：ID とパスワードを一度認証させると、その後の複数サービスは認証無しでログインできる仕組み。

※3：外部の認証情報提供サーバー（ID プロバイダー）に委任して認証させる仕組み。
例：Active Directory、Microsoft Entra ID（旧 Microsoft Azure AD ）など
（参考：Atlassian Cloud でサポートされているプロバイダー）

各機能の概要と利用可能な条件を一覧表にしました。

カテゴリ	内容	費用・利用可能条件

カテゴリ	内容	費用・利用可能条件
ドメイン認証＆アカウント申請によるパスワード強化	自社管理のドメインメールアドレスを使用しているアカウントに対して、ドメイン認証＆アカウント申請を行うと、強力なパスワードポリシーを付与できる、またセッションタイムアウト時間の短縮も行える	追加費用無しおすすめ
IP アドレス制限	製品にアクセス可能な接続元 IP アドレスを制限する	Atlassian Cloud の Premium プラン以上であることおすすめ
二段階認証（個人制御）	各ユーザーが自身のアカウントに対して、任意で二段階認証を設定できる	追加費用無し
二段階認証（強制）	組織管理者が指定したアカウントに対して、強制で二段階認証を設定できる	Atlassian Guard をご契約されていること
SSO（IdP 連携）	組織管理者が指定したアカウントに対して、強制で SSO（シングルサインオン）を設定できる	Atlassian Guard をご契約されていること
SSO（Google Workspace 連携）	組織管理者が指定したアカウントに対して、強制で SSO（シングルサインオン）を設定できる	追加費用無し