systemd の設定

Linux で Jira を systemd サービスとして登録し、自動起動するための設定を行います。

目次

 1.  /usr/lib/systemd/system/jira.sercie ファイルを追加します。

# vi /usr/lib/systemd/system/jira.service

2. jira.service ファイルに以下のように内容を入力して、Jira サービスを定義します。

[Unit]
Description=Jira Service
After=network.target iptables.service firewalld.service postgresql-13.service
 
[Service]
Type=forking
User=jira
LimitNOFILE=65536
LimitNPROC=65536
ExecStart=/opt/atlassian/jira/bin/start-jira.sh
ExecStop=/opt/atlassian/jira/bin/stop-jira.sh
 
[Install]
WantedBy=multi-user.target

上記で定義された 「Aftter=」 には Jira を稼動するに当たって必要なサービスを記載しています。御社の環境に合わせて変更して下さい。上記は、postgresql-13 が Jira と同じサーバーで稼働している場合の例です。DB のバージョンが異なる場合は変更をお願いします。また、DBが別サーバーで稼働している場合は、これを削除して下さい。

また、「jira」ユーザーは、Jira の実行に使用されるユーザーです。別のユーザーで Jira を実行している場合は、これを変更してください。

3. サービスを有効化します。

# rm -f /etc/rc.d/init.d/jira \
&& systemctl daemon-reload \
&& systemctl enable jira \
&& systemctl is-enabled jira \
&& systemctl list-unit-files --type=service | grep jira

以下の内容が表示されたら、期待通りとなります。

Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/jira.service to /etc/systemd/system/jira.service.
enabled
jira.service                                enabled    disabled

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