クライアント証明書を利用している環境での Companion アプリの利用
Confluence Data Center 版のみ Campanion アプリをご利用いただけます。
Confluence バージョン 6.11 より、「Office で編集」機能に代わって Companion アプリでの編集機能が実装されました。
クライアント証明書を利用している環境では、Confluence の Companion アプリを使用した Office ファイルの編集ができません。
このドキュメントでは、その回避策について案内します。
事象
Companion アプリを使用してファイルを編集しようとすると、以下の「オープン中」の画面のまま進行せず、ファイルが開けません。
Companion アプリが使用できない条件
リバースプロキシサーバーなどでクライアント証明書による認証を有効化している場合、Companion アプリの仕様により Confluence 上で Office ファイルの編集ができません。
以下は Nginx での設定例です。
ssl_verify_client optional;
Companion アプリ機能実装以前の「Office で編集」機能を有効化することで、Companion アプリではなく「Office で編集」機能でファイルを編集することができます。
「Office で編集」機能を有効化すると Companion アプリの機能は無効になります。
Office Connector を使用して Office で編集する
Office Connector を使用するには、WebDAV プラグインを有効にする必要があります。これは、Office Connector が WebDAV を使って Office ドキュメントとデータをやり取りするためです。
WebDAV プラグインは Confluence に標準で含まれており、システム管理者が有効化や無効化を行えます。
Office Connectorを有効化すると、 Office での編集が可能となります。 Companion アプリを使用できない場合は以下を参考にこちらをご利用ください。
Office Connecter での編集を有効化する
これを実行するには、システム管理者グローバル権限が必要です。
[画面右上の歯車マーク] から、[一般設定] > [Office コネクタ] に移動します。
[すべてのユーザーに Office での編集を許可 (この機能を利用すると Companion アプリは無効化されます)] を選択して変更を保存します。
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