はじめに

このページでは Alfresco Content Services 7.x のインストール方法を説明します。

前提として、

1. CentOS 8

2. Alfresco SSL Generator を実行済み

とします。

1．事前準備

1.1 確認事項

Alfresco Content Service のサポートプラットフォームを確認してください。

https://docs.alfresco.com/content-services/latest/support/

1.2 事前準備

1.2.1 必要ファイルの入手

事前に以下のファイルを入手してください。

ファイルの入手はリックソフトのヘルプデスクに依頼ください。

1.2.2 事前準備のためのインストール

以下のミドルウェアをインストールします。

インストール手順についてはリックソフトサポートドキュメントも参考にしてください。

1〜5 については、それぞれの公式ドキュメント、6は Alfresco 社の GitHub リポジトリにも手順があります。

1. OpenJDK をインストールします

   • 公式ドキュメント: How to download and install prebuilt OpenJDK packages

   • RS サポートドキュメント:

     • OpenJDK のインストール（CentOS 標準リポジトリから）

     • OpenJDK のインストール（tar.gz ファイルから）

2. PostgreSQL をインストールします

   • 公式ドキュメント: Linux downloads (Red Hat family)

   • RS サポートドキュメント: PostgreSQL のインストール（CentOS 8 でパッケージから）

3. ActiveMQ をインストールします

   • 公式ドキュメント: Installation Procedure for Unix

   • RS サポートドキュメント: ActiveMQ のインストール

4. Alfresco SSL Generator を実行します

   • GitHub リンク: Welcome to Alfresco SSL Generator

   • RS サポートドキュメント: Alfresco SSL Generator の設定 (※新フォーマットを実施している前提とします)

5. Alfresco Transform Services をインストールします

   • 公式ドキュメント: Install with zip

2．Tomcat のインストール

次のコマンドを実行して Tomcat の tar.gz ファイルをダウンロードします。（ここではアーカイブされたバージョンのファイルをダウンロードしています）

実行コマンド

ダウンロードしたファイルが破損していないか確認します（Index of /dist/tomcat/tomcat-9）

実行コマンド

実行結果

ダウンロードした tar.gz ファイルを展開します。

実行コマンド

3．Alfresco Content Services のインストール

alfresco-content-services-distribution-<バージョン番号>.zip、alfresco-aos-module-distributionzip-<バージョン番号>.zip をあらかじめサーバに配置します。

必要に応じて実行用ユーザを作成します。

実行コマンド

データ格納用ディレクトリを作成します。

実行コマンド

実行結果

ログ格納用ディレクトリを作成します。

実行コマンド

実行結果

postgres ユーザで psql コマンドを実行します

実行コマンド

データベースを作成します

実行コマンド

postgres ユーザからログアウトします

実行コマンド

/opt 配下に新しくディレクトリを作成し、Tomcat のディレクトリを配置します

実行コマンド

alfresco-content-services-distribution-<バージョン番号>.zip ファイルを展開します

実行コマンド

実行結果

alfresco-aos-module-distributionzip-<バージョン番号>.zip ファイルを展開します

実行コマンド

Tomcat のディレクトリ配下に次のディレクトリを作成します

実行コマンド

実行結果

(オプション) Share 側に amp ファイルをインストールする必要がある場合は、予めディレクトリを作成しておきます。

実行コマンド

/opt/alfresco/content-services/tomcat/conf/catalina.properties の次の設定値を設定します。

実行コマンド

編集内容

/opt/alfresco/content-services/tomcat/conf/server.xml ファイルを編集します

実行コマンド

編集内容

catalina_pid 用に setenv.sh ファイルを作成する

実行コマンド

編集内容（クラシックフォーマットの SSL ジェネレータを使用する場合）

編集内容（新フォーマットの SSL ジェネレータを使用する場合）

Tomcat ログの出力先を変更します

実行コマンド

catalina.out のパスを編集し、出力先を変更します。

実行コマンド

編集内容

アドオン用のディレクトリをあらかじめ作成します

実行コマンド

実行結果

tomcat/webapp 配下のフォルダを全て削除します

実行コマンド

実行結果

web-server/webapps/ 配下の war ファイルを tomcat/webapp 配下に移動します

実行コマンド

実行結果

コンテンツを移動します

実行コマンド

web-server フォルダを削除します

実行コマンド

alfresco-global.properties ファイルを作成します

実行コマンド

編集内容（クラシックフォーマットの SSL ジェネレータを使用する場合）

編集内容（新フォーマットの SSL ジェネレータを使用する場合）

Alfresco SSL Generator で生成した証明書をコピーします

実行コマンド

権限を変更します

実行コマンド

実行結果

amp を適用するスクリプトに実行権限を付与します

実行コマンド

alfresco 実行用ユーザにスイッチします

実行コマンド

スクリプトを実行します

実行コマンド

実行結果

alfresco 実行用ユーザからログアウトします

実行コマンド

Alfresco Content Services を起動します

実行コマンド

次の情報でログインします

Open

ログインすると次のホーム画面に遷移します。

Open

Alfresco Content Services を停止します

実行コマンド

Repository 側の log4j.properties ファイルの設定を変更し、ログの出力先を変更します

実行コマンド

編集内容

Share 側の log4j.properties ファイルの設定を変更し、ログの出力先を変更します

実行コマンド

編集内容

TinyMCE language pack から必要な言語を選択してダウンロードし、その zip ファイルをあらかじめサーバに配置します。

実行コマンド

tinymce_languages.zip ファイルを展開します。

実行コマンド

権限を変更します。

実行コマンド

実行結果

Alfresco Content Services のサービスファイルを作成します。

実行コマンド

編集内容

Alfresco Content Services の自動起動を設定します

実行コマンド

実行結果

再度 Alfresco Content Services を起動します

実行コマンド

Alfresco Search Services をインストールします

• 公式ドキュメント: Installing and configuring Search Services with mutual TLS

• RS サポートドキュメント: Alfresco Search Services のインストール