計画、ベースラインを見るには

計画・ベースラインはガントチャート内のガントバーを見ることで確認できます。
ベースラインについては、操作バーの表示の中にあるベースラインバーが有効化されているときにバーが表示されます。

また、計画に関してはWBS内の開始日・終了日のカラムからも確認できます。 

チケット

チケットに設定された計画日付、ベースライン日付に従い、前者は上、後者は下の2本のガントバーで表示されます。

なお、この2本のガントバーのズレがそのまま現在の計画とベースラインの差を表します。

バージョン

バージョンに設定された開始日、リリース日に従ってガントバー表示されます。
また、リリース日はマイルストン表示（ひし形のマーク）で表示されます。

期限を見るには

チケットに設定した期限は、ガントチャート部分に赤い線で表示されます。

また、WBS内の期限カラムでも確認することができます。

作業遅延を見るには

チケットが計画通り開始しているか、終了しているかを見るには、警告アイコンが便利です。
WBS の左端に「！」マークが表示されていれば、何かしらの問題やお知らせがあることが考えられます。

また、警告アイコンをクリックすると、警告の判断基準となっているガントバーにジャンプします。

進捗状況を見るには

プロジェクトとバージョン

プロジェクトとバージョンの場合、WBS 部分の進捗率を見ます。
プロジェクトとバージョンの進捗率は、

解決済みの（解決日が設定されている）チケットの数　÷　チケットの総数　×　100

の計算式で計算されます。

チケット

チケットの進捗状況はイナズマ線で見ることができます。
イナズマ線は表示メニュー内のイナズマ線を選択してチェックを入れてください。

イナズマ線が左側に出っ張っている場合、進捗に遅れがあることを示しています。
逆に右側に出っ張っている場合、計画よりも進んでいることを表します。

親子関係を見るには

WBS 部分の階層構造がそのままチケットの親子関係になっています。
灰色で表示されているチケットは、（親子関係を優先して表示するため）上の階層に表示されている修正バージョンとは直接関係のないことを表しています。

依存関係を見るには

ガントバーの間に表示される青色の矢印を見ます。
先行チケットから後続チケットに青色の矢印が表示されている場合、後続チケットが先行チケットに依存していることを示しています。

依存関係の種類

依存の仕方によって、4種類に分類されます。

クリティカルパスを見るには

操作バーの編集の中にあるクリティカルパスを有効化します。
クリティカルパスがハイライト表示され、それ以外のタスクバーや依存線は薄く表示されます。

なお、クリティカルパスの表示中は、WBSの編集ができません。
また、読み込まれていないチケットは対象になりません。

ソースの状況を見るには

操作バーの表示の中にあるリソースを有効化します。
WBSガントチャートの下に、リソースビューが表示されます。

リソースビューには担当者の一覧と、横を期間、縦を合計の作業割合にしたリソースバーが表示されます。
また、一日の作業割合の上限を表示する赤い線（限界線と呼びます）が表示されます。

限界線よりも少ない、もしくは一致する場合、リソースバーは緑色に表示されます。
逆に、限界線を越える場合、赤く表示されます。
リソースバーが赤く表示されている場合、リソース計画の見直しが必要です。

また、リソースビューのグラフにカーソルを合わせると、その期間にリソースが割り当てられているチケットと各作業割 合が一覧で表示されます。

なお、現行のバージョンでは以下の既知のバグが存在します。

• 計画終了日が設定されていないチケットがリソースビューに表示されない
• 合計作業割合が同一のリソースバーが連続する場合、リソースビューのツールチップに最初の期間のチケット一 覧しか表示されない

親子関係の無限ループを見つけるには

例えばチケットAの親チケットと子チケットにチケットBが設定されている、というように親子関係が無限ループをしていると、WBSの階層が正しく表示されません。
親子関係が無限ループしている場合、関連するチケットのWBS部分の背景色がオレンジ色に表示されます。
オレンジ色に表示されているチケットの中に同じチケットが2つあるはずですので、そのチケットを中心に親子関係が無限ループしていないか確認してください。