2024-10-16 Jira Service Management Standard インシデント/問題/変更管理の機能制限

お客様各位

2024年9月18日

リックソフト株式会社

 

平素よりリックソフト株式会社の製品・サービスをご愛顧いただきまして誠に有り難うございます。
この度、アトラシアン社より、Jira Service Management Standard プランのインシデント/問題/変更管理の機能制限に関する発表がありましたのでご案内いたします。
本件に関してご不明な点がございましたら、下記お問い合わせ窓口へお問い合わせください。

 

1.変更適用日

2024年10月16日(太平洋時間)

2024年9月9日から遡って過去6ヶ月以内に「3.主な変更点」 に記載の機能を1つ以上ご利用いただいたお客様には、自動的に以下の猶予期間が付与されます:

  • 2024年10月16日以降の次回更新時に、12ヶ月の機能ご利用の猶予期間

この猶予期間は月間契約・年間契約問わず付与されます。

猶予期間が終了すると、Premium および Enterprise プランに移行するインシデント/問題/変更管理の機能へのアクセスは取り消されます。

 

2.対象製品

  • Jira Service Management Cloud (Standard もしくは Free プラン)

 

Jira Service Management インシデント/問題/変更管理の一部の機能が、今後 Jira Service Management Cloud Premium および Enterprise プランのみのご提供となり、Standard および Free プランではご利用できなくなります。

Standard プランで引き続き利用可能な機能

  • インシデント作業カテゴリ
    プロジェクト左側サイドバーの インシデント より確認できます。インシデントに分類されたリクエストをステータスなどでさらに分類して対応すべきリクエストを確認できる画面です。

    image-20240912-025305.png

  • インシデントキュー
    インシデントに分類されたリクエストを確認できる画面です。プロジェクトの左側サイドバー の インシデント をクリックした後の画面です。

    image-20240912-031840.png

  • インシデントアラート
    プロジェクト左側サイドバーの アラート より確認できます。作成されたアラートを表示し、承認、クローズすることが出来ます。

  • オンコールスケジュール管理
    プロジェクト左側サイドバーの オンコール より確認できます。オンコール スケジュールを確認することが出来る画面です。

Premium および Enterprise プランに移行する機能

  • インシデント電話会議およびチャットツール
    重大なインシデントとマークされた課題の[詳細]セクションから、チャット チャンネルやビデオ会議にアクセスできます。

  • 重大なインシデント
    インシデント課題の[詳細]セクションからトグルをOn にして重大としてマークすることができます。これらのインシデントは JQL による独自の「重大なインシデント」キューにグループ化されます。

  • インシデント事後レビュー
    プロジェクト左側サイドバーの インシデント事後レビュー より確認できます。インシデントが起こった理由、その影響、解決するためにとられた措置などをインシデント事後レビュー課題として作成し表示します。

  • 変更作業カテゴリ
    プロジェクト左側サイドバーの 変更 より確認できます。変更に分類されたリクエストをステータスなどでさらに分類して対応すべきリクエストを確認できる画面です。

  • 変更キュー
    変更に分類されたリクエストを確認できる画面です。プロジェクトの左側サイドバー の 変更 をクリックした後の画面です。

  • 変更カレンダー
    プロジェクト左側サイドバーの 変更カレンダーより確認できます。すべての Jira Service Management サービス プロジェクト全体の変更を表示してスケジュールできます。

  • 自動リスク評価
    プロジェクト設定 > “変更管理“ > “リスク インサイト“ の画面より確認できます。”リスク インサイトのタブ設定”で課題のリスク インサイト パネルに表示するタブを選択します。

  • CI/CD ツールとの統合
    プロジェクト設定 > “変更管理” > “デプロイパイプライン”タブ より確認できます。
    Jira Service Management を Bitbucket Pipelines、GitHub、Octopus、Jenkins、CircleCI などの CI/CD ツールと統合しているかどうか確認できます。

  • システムレベルの変更自動化ルール
    プロジェクト設定 > “自動化” > “ルール”タブよりご確認いただけます。ITSM サービス プロジェクトには、変更管理用の自動化ルールが付属しています。

     

  • 問題作業カテゴリ
    プロジェクト左側サイドバーの 問題 より確認できます。問題に分類されたリクエストをステータスなどでさらに分類して対応すべきリクエストを確認できる画面です。

  • 問題キュー
    問題に分類されたリクエストを確認できる画面です。プロジェクトの左側サイドバー の 問題 をクリックした後の画面です。

     

Jira Service Management Cloud (Standard もしくは Free プラン)をご利用のお客様で、上記の Premium および Enterprise プランに移行する機能を継続利用する場合は、Premium または Enterprise プランにアップグレードする必要があります。

 

リックソフト株式会社 は、日本でトップレベルのAtlassian Platinum Solution Partnerです。
大規模ユーザーへの対応実績が認められたEnterpriseの認定をうけ、高度なトレーニング要件をクリアし、小規模から大規模のお客様まで対応可能な実績を示したパートナー企業です。


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