Jira platform 新機能リリース 2024-09

Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community ※1」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。

用語の定義

  • 重要:大きな機能改善、おすすめの機能

  • 注意・お知らせ:機能制限や、ユーザー側で作業が必要になる設定変更などのお知らせ

  • 一般公開:試用期間を経て全環境で利用開始された機能

  • アルファ版 / ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能

  • EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報

※1 Atlassian Community で発信される情報は、開発中の機能や EAP など、未リリースのものが多く含まれます。

最新情報一覧


Atlassian リリースノート

引用でメディアやコードブロックをネスト化 重要

エディターの引用内でメディア (画像、動画など) とコードブロックをネストできる機能を追加しました。

これにより、課題でのディスカッションにおいて他メンバーの発言等を参照する際、より正確に表現できます。

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自動化: "Microsoft Teams メッセージを送信" アクションの変更 お知らせ

2024年7月に、Microsoft は Office 365コネクタを廃止すると発表しました。
Retirement of Office 365 connectors within Microsoft Teams

それに伴い、8月に次のリンク先で情報を告知しましたが、今回更にアップデートがありました。

以前の内容
Microsoft Teams の仕様変更により、自動化ルールの [Microsoft Teams メッセージを送信] アクションを利用停止します。

今回のアップデート
Microsoft Teams の仕様変更に合わせ、自動化ルールの [Microsoft Teams メッセージを送信] アクションを継続利用できるように仕組みを更新しました。

注意

2024年12月以降:

  • 引き続き、 [Microsoft Teams にメッセージを送信] アクションをルールに新規追加できます。

  • 既存のルールに [Microsoft Teams にメッセージを送信] アクションをご利用の場合、2024年12月31日までに以下の【更新作業】の実施が必要です。

 【更新作業】

代替として、Microsoft Teams のワークフローを使用して自動化ルールからメッセージを送信するように設定できます。 ルールを更新する手順は、以下の通りです。

  1. Teams のチャネルに移動し、[...] > [ワークフロー] > [Webhook 要求を受信するとチャネルに投稿する]を選択

  2. Webhook URLを、自動化ルールの [Microsoft Teamsにメッセージを送信] アクションに貼り付け

  3. ルールを更新

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UPM のアプリの管理から SEN を削除 お知らせ

UPM のアプリの管理セクションから SEN フィールドを削除しました。今後、アプリのベンダー問い合わせ等で SEN 番号ではなくエンタイトルメント番号が必要になります。


新しい Jira インスタンスでドメインを有効化 注意

Jira の新しいインスタンスを作成した際に、そのユーザーのドメインが自動的に承認ドメインが追加されます。
これにより、インスタンス作成ユーザーと同じドメインを持つユーザー(同じ会社の社員等)はすぐに Jira にアクセスできます。
※既存の Jira インスタンスには影響しません。

新しい Jira インスタンスのユーザーアクセス設定を変更する(上記設定を無効化する)方法は次のとおりです。

  1. admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、該当組織を選択します。

  2. [製品] > [ユーザー アクセス設定] を選択します。

  3. 該当ドメインの横にある [編集] を選択します。

  4. [管理者の承認] で [必要] を選択します。

この設定変更により、同じメールドメインを持つユーザーは組織管理者の承認がないと Jira にアクセスできなくなります。


管理者が過去のプロジェクト キーを削除できるようになりました 注意

※ 企業管理対象プロジェクトのみ

これまでの動作

管理者はプロジェクト キーを変更できますが、過去のプロジェクト キーはそれを含むリンクやフィルター、クエリが引き続き動作するよう保存されます。

今回の変更

管理者は、保存されている過去のプロジェクト キーを削除できるようになりました。
これにより、過去に使用されていたものを新しいプロジェクトに使用できるようになりました。

過去のプロジェクト キーを削除するには、次の手順を実行します。

  1. [プロジェクトの設定] > [詳細] の順に選択します。

  2. [以前のプロジェクト キー] フィールドで、関連するプロジェクト キーのチェックを外し、削除します。

  3. [保存] を選択します。

詳細は次のドキュメントをご参照ください。

プロジェクト キーの詳細


ボードの新しいフィルタリング オプション

※ビジネスプロジェクトのみ

ボードのフィルターに、親課題で絞り込む機能を追加しました。これにより、特定の親課題と関連する子課題のみを絞り込むことができます。


リクエストのベータ機能を近日中に終了します

2024 年 10 月 4 日にリクエスト ベータ機能を終了します。

この機能は、ソフトウェアプロジェクト内で Jira Service Management リクエストを簡単に確認できるようにすることを意図していましたが、パフォーマンスに問題があることがわかりました。

ご利用のソフトウェアプロジェクトでリクエスト ベータに参加してこの機能をご利用いただいていた場合、すべてのリクエスト データを引き続き Jira Service Management で確認するには次のドキュメントに記載のオプションを導入してください。

アトラシアン コミュニティで提供されている代替オプション


スマート リンクが提供されるフィールドの追加

次のカスタムフィールド上でスマート リンクを挿入できるようになりました。

  • URL フィールド

  • 短いテキスト フィールドに

課題、リスト、ボード、およびバックログ ビューで、フィールドに URL リンクをペーストすると、スマートリンクとして表示されます。


フォーム テンプレートを使ってマーケティング作業の取り込みを簡素化

※ビジネスプロジェクトのみ

すぐに使えるテンプレートでフォームを作成し、関係者から情報収集できます。例えば次のようなフォームが作成できます。

  • マーケティング キャンペーン

  • コンテンツ制作

  • イベント プランニング

  • ソーシャル メディアへの投稿

  • グラフィック デザイン

  • メール マーケティング

次の手順で利用を開始します。

  1. プロジェクト ビュー ナビゲーションから [フォーム] を選択します。

  2. [テンプレート] を選択して右側のテンプレート ドロアーを開きます。

フォームの作成の詳細


Jira リストでより多くの課題情報を表示しましょう。

リストビューのフィールド列に次のフィールドを表示可能になりました。

  • プロジェクト

  • グループ ピッカー

  • カスケード選択リスト

  • ラジオ ボタン

  • 解決状況

  • ステータス カテゴリ

新しいフィールドを表示するには、リストの最右 [+] アイコンをクリックし、任意のものを追加してください。


Jira 課題のスマート リプライのご紹介

課題にコメントを素早く簡単に追加できるようになりました。

  • ボタン 1 つで、あらかじめ入力されたコメントを課題に追加し、それをすぐに保存できます。

  • 情報を追加で入力してから保存することもできます。

この機能により、チームが作業への対応や課題へのコメントをより素早く頻繁に行えます。

スマート リプライを使いたくない場合は、課題のコメント ボックスで入力を開始すると、スマート リプライは消えます。

スマート リプライの詳細をご確認ください


スマート リンクのリスト ビューから Jira の要約を直接編集

スマート リンクのリスト ビューで、課題を開くことなく要約を編集できるようになりました。

こちらの機能は例えば次の手順でご利用いただけます。

  1. 任意の課題のコメントで Jira 課題(スマートリンクのリスト ビュー)要素を挿入し保存します。

  2. コメントの課題リスト上で任意の要約セルを選択します。

  3. 編集します。


ボードの課題カードから画像を直接素早く確認

課題に画像の添付ファイルを追加するときに、画像をボード上で表示または非表示にするかどうかを直接設定できます。

課題のカバー画像を追加または変更するには、次の手順を実行します。

  1. ボード ビューに移動します。

  2. 課題にカーソルを合わせます。

  3. 課題の [••• (その他)] を選択します。

  4. [カバー画像を編集] を選択してオプションから選択します。


自動化ルールの遅延アクションで待機時間を追加

※ Premium プラン以上の限定機能です

遅延アクションで、自動化ルールの実行中に10秒~15分の待機時間を設けられるようになりました。

ダッシュボードガジェット「検索結果の絞り込み」の改善 重要

フィルターの結果を表示する「検索結果の絞り込み」ガジェットが以下のように改善しました。

 

セクションの区切り線で視認性アップ

以前はなかった列間の区切り線が追加され視認性がアップしました。

列サイズの変更

これまで固定だった列サイズを変更できるようになりました。

フィールドのインライン編集

課題の内容を編集するため、これまで別画面で課題を開くや、[・・・] (アクションボタン)から操作をしていましたが、フィールドをインライン編集できるようになりました。

 

その他のアップデートの内容はこちら
Updates to Filter Results Gadget

 

 

 

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