Confluence の移行時間の統計を取得する

概要

移行を実施するときに、Confluence の各スペースの移行時間がどれだけかかるか確認しておきたいケースがあります。
それにあたり、移行検証の完了後に次の各タスクでどれだけ時間がかかっているか情報を取得します。

  • 添付ファイルの移行

  • スペースのエクスポート

  • エクスポートファイルの転送

  • Cloud 側でのインポート

事前準備

このページで記載している手順は Python スクリプトを使用します。

スクリプトは Python 3.6 以降のバージョンで動作する書き方をしている部分があります。
Python 3.6 以降がインストールされている実行環境をご用意ください。

スクリプトは次のファイルをあらかじめダウンロードしてください。

手順

1. 添付ファイルのみの移行統計

  1. 以下の SQL の実行結果を CSV ファイル (attachment-migration.csv) として出力し、添付ファイルの移行にかかった時間を秒単位で取得します

    PostgreSQL

    SELECT ms.stepconfig, ms.steptype, SUM(TRUNC(EXTRACT(EPOCH FROM ms.endtime)) - TRUNC(EXTRACT(EPOCH FROM ms.starttime))) AS dulation FROM mig_step AS ms INNER JOIN mig_plan AS mp ON ms.planid = mp.id WHERE mp.planname IN ('<移行プランの名前>') GROUP BY ms.stepconfig, ms.steptype ORDER BY ms.stepconfig;

    MySQL

    SELECT ms.stepconfig, ms.steptype, SUM(ms.endtime - ms.starttime) AS dulation FROM MIG_STEP AS ms INNER JOIN MIG_PLAN AS mp ON ms.planid = mp.id WHERE mp.planname IN ('<移行プランの名前>') GROUP BY ms.stepconfig, ms.steptype ORDER BY ms.stepconfig;
  2. ダウンロードした attachment-migration.py を attachment-migration.csv と同じ階層に配置し、次のコマンドを実行します

    python attachment-migration.py

これで標準出力としてすべての合計時間が出力され、スペースごとの時間は attachment-migration-result.csv ファイルに出力されます。

2. スペースデータの移行統計

  1. 以下の SQL の実行結果を CSV ファイル (migration.csv) として出力し、移行にかかった時間を秒単位で取得します

    PostgreSQL

    MySQL

  2. ダウンロードした space-migration.py を migration.csv と同じ階層に配置し、以下のコマンドを実行します

これで標準出力としてすべての合計時間が出力され、スペースごとの時間は migration-result.csv ファイルに出力されます。

3. 添付ファイルの移行とスペースデータの移行の時間を合わせる

  1. ダウンロードした merge.py を今までの手順で出力していた migration-result.csv と attachment-migration-result.csv と同じ階層に配置し、以下のコマンドを実行します

     

これで標準出力としてすべての合計時間が出力され、スペースごとの時間は total-migration-result.csv ファイルに出力されます。

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