「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community ※1」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善
おすすめ:リックソフトおすすめの機能
注意・お知らせ:機能制限や、ユーザー側で作業が必要になる設定変更などのお知らせ
一般公開:試用期間を経て全環境で利用開始された機能
ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※1 Atlassian Community で発信される情報は、開発中の機能や EAP など、未リリースのものが多く含まれます。
最新情報一覧
Atlassian リリースノート
サービス プロジェクト テンプレートの更新 注意
※ Standard プラン 以上が対象
Jira Service Management インシデント/問題/変更管理の一部の機能が、今後 Jira Service Management Cloud Premium および Enterprise プランのみのご提供となり、Standard および Free プランではご利用できなくなります。
これに伴い、新しいサービス プロジェクトを作成するときに、サービス管理テンプレートは以下について変更されました。この変更の影響を受けるのは新しいテンプレートのみです。
Jira Service Management の Standard プラン以上は影響がございます。
Jira Service Management の価格とパッケージの更新の詳細
IT サービス管理テンプレートには、問題管理、変更管理、高度なインシデント管理機能(重大なインシデントやインシデント事後レビューなど)が含まれなくなりました。
問題管理、変更管理、高度なインシデント管理機能(重大なインシデントやインシデント事後レビューなど)は、高度な IT サービス管理テンプレートに含まれるようになりました。
カレンダー ビューで独自の日付フィールドを選択 おすすめ
デフォルトでは、課題は Jira のデフォルトの日付フィールドである開始日と期日に基づいてカレンダーに表示されます。
今後は、プロジェクトの任意の日付フィールドが選択できるようになります。
ユースケース
課題に関する作業開始または終了予定日 (プロジェクトの開始日とその期限など) を設定します。
SLA を管理するため、顧客のリクエスト送信日と、リクエストの完了日を設定します。
カレンダーの課題用に独自の日付フィールドを選択する方法の詳細
日付フィールドを変更するには、次の手順を実行します。
サービス プロジェクトで[プロジェクト設定] の [リクエスト タイプ] より、日付フィールドをリクエスト フォームに追加します。
[カレンダー] に移動します。
その他メニュー (...) から [カレンダー設定] を選択します。
[日付フィールド] を選択後、ドロップダウンから開始日と終了日用のフィールドを選択します。
※ 日付のみのフィールドではなく 2 つの日時フィールドを使うことをおすすめします。[保存] を選択します。
Jira Service Management のプロジェクト設定ナビゲーションのアップデート
Jira Service Management のプロジェクト設定ナビゲーションにいくつかの更新を加えました。
Community 記事:📣 Updated project settings navigation in Jira Service Management
8月に次のリンク先で、アーリーアクセスプログラム限定の機能となっている旨お伝えしておりましたが、今回、この機能が正式リリースされたのでお知らせいたします。
主な変更点
関連項目のグループ化
プロジェクト設定に移動したときに表示される項目の数が大幅に減り、必要に応じて展開したり折りたたんだりできます。
メニューの項目名の更新
一部のメニューの項目名(例. 「アクセス」や「リクエスト管理」等)が更新されました。
レイアウトの一貫性
Jira と Jira Service Management のどちらを使用していても、同じレイアウトで表示されます。
注目すべき課題のインサイトをボードに追加
Jira Service Management の注目すべき課題のインサイトを使い、優先度の高い作業や停滞している作業をボード ビューの [インサイト] パネルより確認できます。
[すべて] はデフォルトのタブで、注目が必要なすべての課題が表示されます。
[ブロック済み]の課題は、依存関係によってブロックされています。
[停滞] している課題は、同じステータスに長い間留まっています。
同じステータスに長い間留まっているかどうかは、他の課題がそのステータスで通常費やす時間に基づいて計算されます。
課題が対象のステータスに留まっている時間が他の課題の 85% よりも長い場合、その課題は停滞していると見なされます。
Jira Service Management で顧客を一括管理する
管理タスクを効率化し、ユーザー エクスペリエンスを向上させるための継続的な取り組みの一環として、Jira Service Management の顧客を一括管理する機能を導入しています。
管理者は最大 1,000 人の顧客を同時に選択できるようになり、大量の顧客データを簡単に削除または移行できるようになりました。
Jira Service Management のお客様のアカウントを管理する方法の詳細
メール リクエスト設定ページの更新
受信メールで DMARC 保護を有効化するための新しいセクションを追加しました。
Jira 管理者の [歯車⚙] > [製品] > [メールによるリクエスト] より設定できます。
受信メールの DMARC 認証を管理するの詳細
フォームとフォームフィールドのスマート値にアクセスできるようになりました
課題に関する送信フォームのスマート値にアクセスすることで、手動のデータ入力をなくし、動的なデータを活用できます。
Jira Service Management でフォーム データを取得できるだけでなく、これらの値を使用して自動化を強化し、レポート作成を促進することもできます。
ルールを設定するときに、自動化リストのスマート値 “forms” を使用して、リスト内のフォームの値をフォーマットすることで、課題に関する送信されたフォームにアクセスできます。
フォーム フィールドの特定のスマート値にアクセスし、特定のニーズに合わせて値を結合、再フォーマット、操作できます。
ヘルプセンターのカスタマイズ機能の新しいホーム
ヘルプ センターのカスタマイズ オプションにすばやくアクセスできます。
ヘルプ センターに関連する以下のカスタマイズ機能は、上部のナビゲーションの[カスタマイズ]ボタンの下に移動されました。
お知らせを管理
ログイン ページのメッセージを追加
トピックとポータルを管理
ヘルプ センターのレイアウトを編集
仮想サービス エージェントの会話をチャンネル単位で表示および絞り込み
※ Premium プラン以上の限定機能です
仮想サービス エージェントの [会話] ページで、(Slack だけでなく) 接続されたすべてのチャンネルの会話を確認できるようになりました。
[チャンネル] 列のほか、会話をチャンネルで絞り込む[フィルター]が追加されました。
会話データを使用して仮想サービス エージェントのパフォーマンスを改善する方法の詳細
アセット属性のテキスト エリアの制限 注意
※ Premium プラン以上の限定機能です
アセット機能のパフォーマンスと信頼性を向上させるための継続的な取り組みの一環として、アセット属性のテキスト 領域属性に 10,000 文字の制限を導入します。
Atlassian Intelligence を使って返信の下書きを作成ベータ版 おすすめ
※ Premium プラン以上の限定機能です
Atlassian Intelligence を使ってカスタマー向けに返信の下書きを作成できるようになりました。
返信は、エージェントが類似のリクエストを解決する際に追加したコメントに基づいて作成されます。
Atlassian Intelligence を使って返信の下書きを作成するには、次の手順を実行します。
キューから任意の課題を選択します。
[内部メモを追加] または [カスタマーに返信] を選択します。
ツールバーから Atlassian Intelligence を選択し、[返信の下書きを作成する] を選択します。あるいは /draftreply を使うこともできます。
返信は必要に応じてコピー、挿入、または編集できます。
電子メールで仮想サービス エージェントを使用する ベータ版
※ Premium プラン以上の限定機能です
※ Confluence 連携
顧客が必要なサポートを見つけられるように、電子メールで仮想サービス エージェント (ベータ版) を有効化できるようになりました。
顧客がプロジェクトに接続された電子メール アドレスにリクエストを送信すると、Atlassian Intelligence がプロジェクトにリンクされたナレッジ ベースを検索して回答を生成し、仮想サービス エージェントが応答します。
Atlassian Community
改良された新しいアセットエクスペリエンス EAP
※ Premium プラン以上の限定機能です
大規模顧客向けに改良された新しいアセット機能を試用することができます。オブジェクト登録数やアクションにおいてスケールアップされています。
改良点
アセットオブジェクトに登録可能な個数の大幅な向上
インポート機能の大きな改善
多数のオブジェクトに対する一括アクション機能
など
(2024/10~)アセットオブジェクト数による従量課金について
現在、1 つのサイトにつきアセットオブジェクトは 50,000 件まで登録可能です。
上限を超過した場合、オブジェクトの個数単位で超過分が従量課金されます。
詳細は当社ホームページをご参照ください。
詳細・EAP 申し込みはこちら
ご不明点は ヘルプデスク (要サポートサービス契約)までお問い合わせください。
サポートサービスの新規ご契約は お問い合わせフォーム にご連絡ください。