ガントの導入について(8.7.0以前からのアップグレードユーザー向け)

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ガントの導入の背景

ガント導入以前は、WBSガントチャートの設定変更を行えるのはJira管理者だけでした。また、一部の設定項目はJiraのプロジェクト単位で設定を行うことができましたがが、ほとんどの設定項目はシステム全体で共通のグローバル設定でした。 

Jiraプロジェクト、フィルターを指定してWBSガントチャートを表示する際は、Jira管理者により設定されたWBSガントチャートのグローバル設定にもとづいて表示されていました。

この仕様が原因で、組織によっては以下のような問題が発生することがありました。

  • 設定の変更を行いたい場合に、その都度Jira管理者へ依頼をする必要があり、手間になる
  • プロジェクト単位で運用が異なる場合に、Jira管理者が設定を行うことが困難になる

これらの問題を解決するには、設定の変更を一般ユーザーに委譲し、かつプロジェクト単位で設定ができる必要があります。

ガントを導入することで一般ユーザーがガントチャートの設定を、必要に合わせ、特定の範囲のみ変更することができるため、上記問題の解決へと繋がります。

このような背景があり、WBSガントチャートに新機能ガントが導入されました。

ガント導入前のWBSガントチャート

ガント導入後のWBSガントチャート

バージョン8.7.0以前のグローバル設定

従来通りのプロジェクト、フィルターを利用してWBSガントチャートを使用する場合は、バージョン8.7.0までと同様に、Jira管理者によるグローバル設定を利用してWBSガントチャートを使用できます。

プロジェクト・フィルターのガントチャート表示は旧機能となり、デフォルトでは無効化されました。
今後、機能自体が廃止される予定です。



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