目次

概要

• 収集データを外部ストレージに出力するための情報を登録します。

• 外部ストレージを登録後、収集データセット毎に出力先として選択できます。(アイテム設定 参照。)

• 現状、対象の外部ストレージは AWS S3 のみです。

• 管理者/非管理者のどちらもご利用いただけます。

  • ただし、後述する権限設定により、登録情報の参照を制限することが可能です。

前提

S3の登録

• バケット/ディレクトリ

  • 出力先に指定するバケット、ディレクトリは予め作成しておく必要があります。作成手順についてはこちらを参照してください。

  • バケットにはバケットポリシー等で適切なアクセス許可設定を行ってください。アクセス許可設定がないとデータ出力は失敗します。

    バケットポリシー：アクセス許可設定例

    {
        "Version": "2012-10-17",
        "Statement": [
            {
                "Sid": "Statement1",
                "Effect": "Allow",
                "Principal": {
                    "AWS": "arn:aws:iam::81900000000:user/user.name"
                },
                "Action": "s3:ListBucket",
                "Resource": "arn:aws:s3:::bucket-name"
            }
        ]
    }

⚠ Principal にアクセスを許可するユーザの ARN を記載します。
⚠ Resource の bucket-name の部分を対象のバケット名に置き換えます。

• ユーザー

  • AWS にアクセスするユーザーにはポリシーを作成して、バケットへの適切なアクセス許可設定を行ってください。
    アクセス許可設定がないとデータ出力は失敗します。

    ユーザーポリシー設定例

    {
        "Version": "2012-10-17",
        "Statement": [
            {
                "Sid": "VisualEditor0",
                "Effect": "Allow",
                "Action": [
                    "s3:PutObject",
                    "s3:GetObject",
                    "s3:ListBucket"
                ],
                "Resource": "arn:aws:s3:::bucket-name/dir-name"
            },
            {
                "Sid": "VisualEditor1",
                "Effect": "Allow",
                "Action": "s3:ListAllMyBuckets",
                "Resource": "*"
            }
        ]
    }

⚠ Resource の bucket-name/dir-name の部分を「出力先バケット名/出力先ディレクトリ名」に置き換えます。

機能

外部ストレージ情報を追加する

1. Web アプリへログインします。

2. 管理メニュー(歯車アイコン) → EXTERNAL STORAGE を選択します。
   

   

3.  ADD EXTERNAL STORAGE ボタンを押下します。
   

   

4. 外部ストレージの情報を設定し、SAVE ボタンを押下します。

• 基本項目

<プロキシサーバー名>:<ポート名>

example.com:3128

• S3設定項目

外部ストレージ情報を編集する

1. 登録済み外部ストレージ情報の明細行右端にあるサブメニュー(･･･アイコン)を開き、EDIT を選択します。
   

   

2. 必要な修正を行い、SAVE ボタンを押下します。

外部ストレージ情報を削除する

1. 登録済外部ストレージ情報の明細行右端にあるサブメニュー(･･･アイコン)を開き、DELETE を選択します。
   

   

2. 確認ダイアログが表示されますので、削除対象に誤りが無いことを確認し、OK ボタンを押下します。

補足

• 外部ストレージ情報を削除すると、それを使用するアイテム内の外部ストレージ情報設定(TRANSFER TO EXTERNAL STORAGE 設定)は空欄になります。
  この場合、収集データの出力先はアイテム内の OUTPUT FORMAT 設定で Tableau(WDC) を設定した場合と同じになります。