「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community ※1」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善、おすすめの機能
注意・お知らせ:機能制限や、ユーザー側で作業が必要になる設定変更などのお知らせ
一般公開:試用期間を経て全環境で利用開始された機能
アルファ版 / ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※1 Atlassian Community で発信される情報は、開発中の機能や EAP など、未リリースのものが多く含まれます。
最新情報一覧
Atlassian リリースノート
ヘルプ センターのホームページのレイアウトを編集してリッチ コンテンツを追加重要
管理者はヘルプ センターのホームページをさらに制御し、様々な対象者の要件に合わせてカスタマイズできるようになります。
ホームページのセクションを非表示にしたり並べ替えたりして、より整理されたエクスペリエンスを実現
レイアウト、画像、リッチ コンテンツを追加してヘルプ センターの外観を魅力的かつユーザー フレンドリーなものに
フォームでカスケード フィールドをサポート 重要
フォームにカスケード ドロップダウン フィールドが追加できるようになりました。
このフィールドは、最初に親オプションを選択し、次にその内容に応じて絞り込まれた特定の子オプションを選択できるフィールドです。
ユースケース
カスタマーが住所を入力するフォームでは、親オプションで国を選択し、子オプションで都市や州を選択します。(日本 - 東京、米国 - オハイオ州など)
企業管理対象とチーム管理対象両方のサービス プロジェクトでリクエスト タイプを制限お知らせ
Jira Service Management の企業管理対象とチーム管理対象両方のサービス プロジェクトで、リクエストを登録できるユーザーとできないユーザーを制御できるようになりました。
(2024年 8月の新機能リリースでは、企業管理対象プロジェクトのみリクエスト タイプの制御が可能でした。リクエスト タイプの制御方法は、コチラ をご参照ください。)
特定のユーザーやグループにアクセスを付与すると、その他すべてによるアクセスが自動的に制限されます。
新機能解説ブログ
https://www.ricksoft.jp/blog/articles/001611.html
新しいワークフロー ルールでトランジション ルールを追加および削除
古いワークフロー デザイナーの重要な機能を新しいワークフロー デザイナーに追加しました。
トランジションを選択したときに、承認関連のトランジション ルールが表示されるようになりました。
承認関連のトランジションルールを必要に応じて追加または削除できる機能を追加しました。
Jira Service Management で一般プロジェクト テンプレートと空のプロジェクト テンプレートを最適化
Jira Service Management のプロジェクト テンプレートを最適化し、一般的なサービス管理テンプレートと白紙プロジェクトのテンプレートを IT やビジネス チーム タイプで分割することを廃止しました。
今後はチーム タイプにかかわらず、1 つの一般的なサービス管理テンプレートと 1 つの白紙プロジェクトのテンプレートが表示されます。
基本的な設定が事前に構成された状態で受信サービス リクエストの管理を開始したい場合は、「一般的なサービス管理テンプレート」を、受信サービス リクエストの管理方法を完全にカスタマイズしたい場合は、「白紙プロジェクトのプロジェクト」をご利用ください。
Jira Service Management のプロジェクト テンプレートの詳細
仮想エージェント チャンネルの管理を新しく更新
※ Premium プラン以上の限定機能です
この更新で、チャンネル管理を簡素化し、仮想エージェント利用状況をプロジェクトを横断して視認できるようになりました。
単一のチャンネル ホームからすべてのチャンネル設定を管理できます。
Web プレビューからインテントの下書きや AI Answers を直接テストできるため、特定の Slack リクエスト チャンネルが不要になります。
カスタマー チャンネルで仮想エージェントを使う方法の詳細を確認
Atlassian Community
アセットオブジェクトごとの「一意」設定が無制限から 2 つまで登録可能に 注意
※ Premium プラン以上の限定機能です
これまでは、オブジェクトタイプごとに属性へ登録できる「一意」チェック設定が無制限に登録できましたが、2024 年 10 月 31 日以降は、2 つまでの制限が導入されます。
注意
既存のオブジェクトタイプに 3 つ以上の「一意」設定をされているお客様は、2024 年 10 月 31 日までに 2 つに減らしてください。
3 つ以上の「一意」設定が残っている場合は、設定が自動的に無効化され、新しいアセットプラットフォーム(※) へ移行されます。移行後、 2 つまでであれば「一意」設定を再度有効化できます。
(※) 今後提供される改善された新しいアセット管理画面のことです。詳細は今後公開される予定のため、移行の仕様が異なる可能性があります。
アセットオブジェクトの属性への「一意」設定について
「一意」チェック設定は重複している状態が NG である項目に使います。
(例)オブジェクトタイプ「ユーザー」
ユーザ名(同姓同名可)
社員番号(一意)
Atlassian アカウント(一意)
詳細はこちら
Assets for Jira Service Management cloud will have a limit of 2 unique constraints per object type
アラート/インシデント管理における AIOps 機能 ベータ版
※ Premium プラン以上の限定機能です
インシデント対応やインデント解決後のレビューで AI 機能を試用できるベータプログラムをご案内します。
AIOps 機能の概要
1️⃣ AI の推奨リソース
インシデント解決に向け、従うべき特定の手順や他に関与させるべきユーザーの追加などを AI が提案します。エージェントは、推奨リソースを参照することで、自ら調査する時間とナレッジ管理ツールとの切り替えの手間を削減することができます。
以下は Slack 連携が必要な機能です。
2️⃣ インシデント対応チャンネルの概要生成
インシデント対応チャンネルに参加後、発生から今までの経緯をスクロールして追いかける必要があります。これからは AI がインシデントの概要を生成することで、対応者は、すぐに状況を把握し解決に向けた行動ができます。
3️⃣ Slack からのインシデントタイムライン作成
インシデント事後レビュー( PIR )のため、目視で Slack チャンネルを参照することなく、AI が提案するインシデントタイムラインを確認、追加するだけで記録ができます。
詳細・申し込みはこちら
Your expertise is requested! Announcing AIOps Beta for Slack and Suggested Resources
Jira Service Management で BYOK 暗号化設定が利用可能に 重要
※ Enterprise プラン以上の限定機能です
Jira Service Management Cloud へ BYOK (Bring Your Own Key) 暗号化が設定ができるようになりました。
BYOK で暗号化された製品を設定および作成するには、アトラシアンのエンタープライズ アカウントの担当者にお問い合わせください。
詳細はこちら
Bring Your Own Key (BYOK) encryption for Jira Service Management is now available
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