「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community ※1」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善、おすすめの機能
注意・お知らせ:機能制限や、ユーザー側で作業が必要になる設定変更などのお知らせ
一般公開:試用期間を経て全環境で利用開始された機能
アルファ版 / ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※1 Atlassian Community で発信される情報は、開発中の機能や EAP など、未リリースのものが多く含まれます。
最新情報一覧
Atlassian リリースノート
メール通知をロールに基づいて管理 重要
課題の報告者や担当者であるかに応じて Jira のメールを管理できる機能が復活しました。
ユースケース
既定の担当者になっておりメール通知を止めたいという場合に利用できます。
ロールに基づいてメール通知を管理するには、次の手順を実行します。
[設定] > [個人設定] の順に選択します。
[プロジェクトと課題] を選択します。
[課題アクティビティのメールを送信] の右側にあるトグルを有効化します。
課題アクティビティのメールを受け取りたいタイミングを選択します。
添付ファイルを素早く発見 重要
※ビジネスプロジェクトのみ
添付ファイルを次の条件で絞り込むことができます。
追加者
添付ファイルの種類 (画像、ドキュメント、スプレッドシートなど)
課題に追加された日付
ユースケース
大量の添付ファイルで埋もれてしまった場合、ファイルの種類や追加したユーザー等で絞り込みをすることで添付ファイルに辿り着きやすくなります。
Jira 課題を閲覧しながら Confluence ページを作成 重要
※Confluence 連携
Jira 課題を閲覧しながら新しい Confluence ページを作成できるようになりました。
Jira と Confluence の両方のライセンスが付与されたユーザーは、次の2つの方法で Jira 課題上から Confluence ページを作成できます。
・Jira 課題 > [+] メニュー > [Confluence ページを作成する]
・Jira 課題 > [+] メニュー > [Confluence コンテンツをリンク] >[Confluence で作成]
ユースケース
Jira で変更作業の課題を起票し、Confluence で変更内容を作成するといった作業をシームレスに行うことができます。
この機能を有効化するには、アプリケーションリンクを設定することで利用できます。
この機能を無効化するには Jira 製品管理画面の > Confluence より無効にできます。
Asana から Jira へのデータ移行が簡単に
Asana のプロジェクト フィールドをマッピングして、新しいソフトウェア プロジェクトにプロジェクト データをインポートできます。
ドラッグ アンド ドロップで課題の親を変更
タイムラインおよびリスト ビューで、新しい親課題の下にドラッグ アンド ドロップするだけで単一の課題の親を変更できます。
課題の関連性をタイムラインで把握
ソフトウェアプロジェクトでは既に利用できておりましたが、ビジネスプロジェクトのタイムラインで、すべての子課題が親課題の下に表示されるようになりました。
リスト ビューに表示できる子課題の数が 500 件に増えました。
タイムラインで (サブタスクを除く) 任意の課題タイプの子課題を作成できるようになりました。
タイムライン ビューから子課題を作成するには、次の手順を利用します。
子課題を作成する課題の行で [子課題を作成] (+)を選択します。
子課題で実行する必要がある作業の要約を入力します。
キーボードの Enter キーを選択して課題を作成するか、Esc キーを押してキャンセルします。
Jira インポートで製品管理者をサポート
組織管理者に加えて製品管理者も Jira の新しいインポート エクスペリエンスを使い、データをインポートできるようになりました。
Jira にデータをインポートするには、次の手順を実行します。
ナビゲーション バーから [プロジェクト] > [プロジェクトを作成] の順に選択します。
サイドバーで [その他] > [データをインポート] の順に選択して指示に従います。
課題のコメントを AI で要約 重要
※ Premium プラン以上の限定機能です
Atlassian Intelligence を利用して、課題のコメントや内容を素早く把握できます。
ユースケース
要約やコメントが長くなってしまい自分が何をすべきかわからなくなった場合、要約することで自分が次何を行えばよいか AI が判断して返してくれます。
AI の要約を実行するには、次の手順を実行します。
課題の [アクティビティ] セクションで [コメント] を表示します。
[要約する] を選択します。
Jira プランの警告フィルターの更新
※ Premium プラン以上の限定機能です
プランニング ツールの警告センターが更新され、ユーザーが切り替え可能な設定リストになりました。
課題を警告で絞り込み] トグルが [警告] ドロップダウン内から [フィルター] ドロップダウン メニューに移動されたため、ユーザーはすべての詳細情報をここで確認できます。
Atlassian Community
課題の説明を分かりやすく構造化された文章へ AI フォーマット ベータ版
※ Premium プラン以上の限定機能です
Atlassian Intelligence( AI 機能)により、長文で書かれた課題の説明欄を分かりやすく構造化された文章へフォーマットします。
ユーザーストーリーや受け入れ基準のような見出し付け、並列の内容は箇条書きなどに自動変換し、ユーザーがより内容を理解しやすくします。
<課題説明欄の AI フォーマットの利用方法>
課題説明欄のエディタを開きます
AI アイコン>「構造を追加する(ベータ版)」をクリックします
※2024年7月時点では見出しが英語で生成されました
詳細はこちら
Add structure to your Jira descriptions with AI issue reformatter - now in beta.
スプリント完了時のホワイトボードでのふりかえりが企業管理対象プロジェクトでも利用可能に
※ ソフトウェアプロジェクト限定機能です
※ Confluence 連携
スプリント完了時に Confluence ホワイトボードまたはページでふりかえりを開始できる機能が、企業管理対象プロジェクトでも利用できるようになりました。
作成した Confluence コンテンツでのふりかえりはスプリントバーンダウンチャートに自動的にリンクされるため、ふりかえり作業がスムーズに行えます。
詳細はこちら
Sprint Retrospectives now available in Company Managed Projects
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