「アジャイル」「カンバン」「スクラム」の特徴と、各概念を継承したボードの概要をご案内します
※ 2024 年 4 月時点の情報です
アジャイルとは?
「業務を小さい規模に分割して柔軟に進めていく」という考え方に基づいた業務運用法を「アジャイル」と呼び、小さく分割した各業務工程を小さいサイクルで繰り返しなから進めていきます。
一度にまとめて対応するのではなく、少しずつ進め、早期に必要な成果物を優先的に準備し、都度評価を行います。ユーザーや関係者の評価情報を基に、業務運用を継続的に改善させながら進めていくのが特徴です。
※Jira Software Cloud は「アジャイル」に特化したプロジェクト管理ツールです。
「ウォーターフォール」のメリットは企画・設計段階で詳細な準備を行い、全体スケジュールを把握できることです。現場のニーズに合わせて「ウォーターフォール」と「アジャイル」をハイブリッドで運用いただくのもおすすめです。
「アジャイル」は開発組織以外も業務に取り込んでいだだける運用方法です。
「カンバン」と「スクラム」の違い
「カンバン」と「スクラム」はアジャイルの手法です。
「カンバン」:必要なものを、必要な時に、必要な量だけ作ることを目的とし、タスク管理や進捗管理を効果的に行うための生産管理方法
進行中の作業に上限※を設け、やるべきこととキャパシティのバランスを取るのに効果的
「スクラム」:固定の短い期間内で、優先度が高い業務から取り組み、計画と改善を繰り返す手法
都度の評価により業務の改善スピードを加速できる
顧客や業界ニーズの移り変わりを反映した成果物を作成できる
※Work in progress 制限:仕掛り中の作業に上限を設けて、同時進行できる作業量を制限することで、ボトルネックを明確化し防止に向けて改善する目的を持つ仕組み。
https://www.ricksoft.jp/lp/solution/201_0004.html ※「アジャイルの代表的な手法」をご参照ください
https://www.atlassian.com/ja/agile/kanban/kanban-vs-scrum おすすめ
各概念のチュートリアル
https://www.atlassian.com/ja/agile/tutorials/how-to-do-kanban-with-jira-software
https://www.atlassian.com/ja/agile/tutorials/how-to-do-scrum-with-jira-software
https://www.atlassian.com/ja/agile/tutorials/how-to-do-advanced-scrum-practices-with-jira-software
Jira Software Cloud のボードとバックログ
チームの作業を計画 / 可視化 / 管理する機能として、大きく「カンバンボード」と「スクラムボード」があります。まずは各ボードの特徴を確認しましょう。
カテゴリ | 概要 |
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カンバンボード | 作業の流れを管理することを主目的とするチームにお勧めのボード |
スクラムボード | 一定量の作業を完了させる際の ” 短く区切られた期間 “ を設けて作業するチームにお勧めのボード |
バックログ | チームが将来取り組む作業の洗い出しと検討、管理を行う画面 主にスクラムボードとセットで使用します。カンバンボードの場合はデフォルトでは無効です。” ボードの設定 ” を行うと使用できます。 |
各ボードの詳細と設定方法は以下をご参照ください。 おすすめ
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