監査ログ

目次


ここでは監査ログに関する基本操作を説明します。アトラシアンクラウドでは、組織、製品の監査ログを180日間保管され組織管理者、製品管理者がダウンロードすることができますが、ユーザーからの無期限で保管したい。ユーザー側で用意したストレージに保管先としたい。という要望が多くあります。この機能を利用することで、監査ログが無期限でストレージに保管されて、ユーザーはいつでもダウンロードできます。

監査ログの画面を表示する

製品監査ログの画面は、アトラシアンのサイト管理者が利用することが可能です。

  1. ホームの画面の”監査ログ”を選択します。



  2. 監査ログの画面が表示されます。

製品監査ログをダウンロードする

製品監査ログのダウンロードは、アトラシアンのサイト管理者が利用することが可能です。

(非推奨)アプリのインストール を実施してから、すべての製品監査ログがダウンロードできるまで、しばらくお時間を要することがありますのでご了承ください。

  1. 製品監査ログのJira監査ログとConfluence監査ログのセクションで、"最近", "期間指定", "すべて"から期間を指定して"ダウンロード"ボタンをクリックしてください。ダウンロード用のリンクがメールで送信されます。

  2. 送信されたメールを確認して"監査ログのダウンロードリンク"をクリックしてください。製品監査ログをダウンロードすることができます。

組織のAPIキーを登録する

組織監査ログのダウンロードは、組織の管理者で組織のAPIキーの作成と設定が必要となります。

  1. 組織監査ログのセクションの"追加"ボタンをクリックして組織のAPIキーを登録してください。APIキーの登録は 組織管理 をご参照ください。

組織監査ログをダウンロードする

組織監査ログのダウンロードは、アトラシアンのサイト管理者が利用することが可能です。

組織のAPIキーを登録する を実施してから、すべての組織監査ログがダウンロードできるまで、しばらくお時間を要することがありますのでご了承ください。

  1. 組織監査ログのセクションで、"最近", "期間指定", "すべて"から期間を指定して"ダウンロード"ボタンをクリックしてください。ダウンロード用のリンクがメールで送信されます。

  2. 送信されたメールを確認して"監査ログのダウンロードリンク"をクリックしてください。組織監査ログをダウンロードすることができます。

 

監査ログのストレージをユーザーが個別に用意したS3に変更する

組織、または製品の監査ログは、デフォルトではD-Accelが用意したS3に保管されますが、こちらの設定をすることでユーザーが個別に用意したS3へ変更できます。S3への変更方法として、カスタムバケットとカスタムバケット with AWS DataSyncの2つの方法があり、高速なデータ転送を希望される場合は後者の変更をお勧めします。

カスタムバケット

設定にあたっては事前に以下の3点のご準備をお願いします。

  1. S3バケットのアクセス情報(S3のリージョン 、S3バケット名、アクセスキーID、シークレットアクセスキー)を用意する。

  2. S3 バケットへ許可いただくIPアドレスは IP制限に関して からお問い合わせください。

  3. S3 IAMのポリシーでバケットへ権限を付与する。

    • 下記の”例) S3 バケットのポリシー” をご参考に、保管先となる S3 バケットにあわせて{BUCKET_NAME}、許可いただくIPアドレスにあわせて{IP_ADDRESS}を置き換えて、ご利用ください。

{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket", "s3:GetBucketLocation", "s3:PutObject", "s3:GetObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}", "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}/*" ], "Condition": { "IpAddress": { "aws:SourceIp": [ "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}" ] } } }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket", "s3:GetBucketLocation", "s3:PutObject", "s3:GetObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}", "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}/*" ], "Condition": { "StringEquals": { "aws:SourceVpc": [ "vpc-0ba1ee9e80419b50d", "vpc-083ffe1e3d8770e81" ] } } }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:GetObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}/download_audit_logs/*" ] } ] }
  1. 画面右上の設定アイコンから”監査ログストレージ設定”を選択します。

  2. 組織、または製品の監査ログのパネルにある”カスタムバケットを使用する”をクリックしてオンにします。

  3. ユーザーが用意したS3のリージョン 、S3バケット名、アクセスキーID、シークレットアクセスキーを入力して、接続テストをクリックしてください。接続に成功したら保存ボタンをクリックしてください。

  4. 保存した後に、再度、”カスタムバケットを使用する”をクリックしてオフにすることで、D-Accelが用意したS3を保存場所として戻すことができます。

カスタムバケット with AWS DataSync

設定にあたっては事前に以下の5点のご準備をお願いします。

現時点ではこのオプションで保存先となるS3は日本リージョンのみ対応しています。

{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Sid": "AllowBucketLevelAccess", "Effect": "Allow", "Principal": { "AWS": "arn:aws:iam::058336427095:role/daccel-prod-datasync-role" }, "Action": [ "s3:GetBucketLocation", "s3:ListBucket", "s3:ListBucketMultipartUploads" ], "Resource": "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}" }, { "Sid": "AllowObjectLevelAccess", "Effect": "Allow", "Principal": { "AWS": "arn:aws:iam::058336427095:role/daccel-prod-datasync-role" }, "Action": [ "s3:AbortMultipartUpload", "s3:DeleteObject", "s3:GetObject", "s3:ListMultipartUploadParts", "s3:PutObject", "s3:GetObjectTagging", "s3:PutObjectTagging" ], "Resource": "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}/*" } ] }
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket", "s3:GetBucketLocation", "s3:PutObject", "s3:GetObject", "s3:GetBucketOwnershipControls" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}", "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}/*" ], "Condition": { "IpAddress": { "aws:SourceIp": [ "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}", "{IP_ADDRESS}" ] } } }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket", "s3:GetBucketLocation", "s3:PutObject", "s3:GetObject", "s3:GetBucketOwnershipControls" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}", "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}/*" ], "Condition": { "StringEquals": { "aws:SourceVpc": [ "vpc-0ba1ee9e80419b50d", "vpc-083ffe1e3d8770e81" ] } } }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:GetObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::{BUCKET_NAME}/download_audit_logs/*" ] } ] }
  1. 画面右上の設定アイコンから”監査ログストレージ設定”を選択します。

  2. 組織、または製品の監査ログのパネルにある”カスタムバケットを使用する”をクリックしてオンにします。

  3. ユーザーが用意したS3のリージョン 、S3バケット名、アクセスキーID、シークレットアクセスキーを入力して、接続テストをクリックしてください。

  4. 接続に成功したら、”AWS DataSyncを使用する”をクリックして、保存ボタンをクリックしてください。

  5. 保存した後に、再度、”カスタムバケットを使用する”をクリックしてオフにすることで、D-Accelが用意したS3を保存場所として戻すことができます。

 

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