IF 条件

このページでは、Recipe (レシピ) 内で使用する IF 条件について説明します。
IF 条件を使用することで、Recipe の動作を場合分けすることができるようになります。



Trigger (トリガー) の条件

Trigger に IF 条件を設定することで、Recipe が実行される Trigger に追加となるルールを定義できます。
例えば、Jira で課題が作成された際の通知を特定のプロジェクトにのみ設定したいといった場合です。

この Trigger の条件は、Trigger のイベントが取得された後に Workato によって評価されます。

Trigger の条件を設定するには、以下の操作を行ってください。

  1. Trigger condition (トリガー条件) を有効にする
    Recipe の Trigger 部分で Trigger condition を有効にします。


  2. 条件を設定する
    Trigger data に比較したい値を指定し、Condition から条件を選択します。
    Condition によっては Value フィールドが表示されますので、条件となる値を入力してください。
    右側の App data ダイアログからイベントのデータを選択し、ドラッグ & ドロップで動的な値を含めることができます。



  3. 追加の条件を設定する (オプション)
    追加の条件が必要な場合は、Add condition の部分をクリックして条件を追加します。
    AND か OR を指定するポップアップが表示されるので、ひとつ目に設定した条件に対して AND か OR のどちらで追加するのかを選択します。


    選択すると、2. と同じように条件を設定するための入力項目が表示されるので、追加条件を指定していきます。


Action (アクション) の条件

Recipe 内に IF 条件を設定して、より適切なワークフローの処理を定義できます。
例えば、Jira で課題が作成された際の通知内容をプロジェクトごとに分けたいといった場合です。

条件付きの Action は、指定された条件が "真" である場合にのみ実行されます。

Action の条件を設定するには、以下の操作を行ってください。

  1. IF condition Action を追加する
    Recipe 内で Action を追加し、IF condition を選択します。


  2. 条件編集項目を表示する
    Setup your condition をクリックし、条件を設定するための項目を表示します。



  3. 条件を設定する
    Data field に比較したい値を指定し、Condition から条件を選択します。
    Condition によっては Value フィールドが表示されますので、条件となる値を入力してください。
    右側の App data ダイアログから各 Action で取得できるデータを選択し、ドラッグ & ドロップで動的な値を含めることができます。


  4. 追加の条件を設定する (オプション)
    追加の条件が必要な場合は、Add condition の部分をクリックして条件を追加します。
    AND か OR を指定するポップアップが表示されるので、ひとつ目に設定した条件に対して AND か OR のどちらで追加するのかを選択します。


    選択すると、3. と同じように条件を設定するための入力項目が表示されるので、追加条件を指定していきます。



エラー時の Retry (リトライ) 機能

ON ERROR RETRY ブロックで IF 条件を設定することで、エラー発生時の Retry を実行する条件を指定できます。
例えば、一時的なネットワークの問題でエラーが発生してしまった場合は MONITOR ブロックの内容をもう一度実行させるといった場合です。

Retry の条件を設定するには、以下の操作を行ってください。

  1. Handle errors Action を追加する
    Recipe 内で Action を追加し、Handle errors を選択します。


  2. Retry の IF 条件を有効にする
    ON ERROR RETRY Action をクリックし、Retry actions in Monitor block? で Retry するように選択します。
    追加で表示される Retry のスイッチをクリックし、有効に切り替えます。


  3. 条件を設定する
    Data に比較したい値を指定し、Condition から条件を選択します。
    Condition によっては Value フィールドが表示されますので、条件となる値を入力してください。
    右側の App data ダイアログから各 Action で取得できるデータを選択し、ドラッグ & ドロップで動的な値を含めることができます。


  4. 追加の条件を設定する (オプション)
    追加の条件が必要な場合は、Add condition の部分をクリックして条件を追加します。
    AND か OR を指定するポップアップが表示されるので、ひとつ目に設定した条件に対して AND か OR のどちらで追加するのかを選択します。


    選択すると、3. と同じように条件を設定するための入力項目が表示されるので、追加条件を指定していきます。

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