キューをカスタマイズする

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1. キューとは、カスタマーからのリクエスト（課題）を条件別に分けて表示するリストのことです。まずはデフォルトのキューをみてみましょう。左サイドバーの ”キュー” をクリックします。
   
   
   
   
2. 1番上の ”All open” > 右上 ”アイコン” > ”キューを編集” をクリックします。
   
   
   
   
3. 編集画面が開きます。名前はこちらで直接変更できます。変更したら、保存をクリックしましょう。
   
   
   
   
4. ”アドバンス”をクリックして ”JQL” を表示します。
   
   
   
   
5. All open のキューに利用されている JQL を確認できました。
   
   
   
   

6. デフォルトで用意されているキューの JQL をいくつか解説いたしますね。

   resolution >>> 解決状況のことです。resolution = Unresolved だと、課題に解決状況が入力されていないことを表します。 assignee >>> 担当者です。currentUser()は、その画面を操作しているユーザーのことです。 status in >>> 課題の現在のステータスです。status in = "In progress" は課題が進行中であることを表します。 due >>> 期限です。due <= 24h とは、24時間以内に期限を迎えることを表します。 Time to resolution >>> SLA で設定した目標の課題解決までに残された時間のことです。

   All open：全ての未解決の問題を目標までの課題解決時間が少ない順で上から表示。 resolution = Unresolved ORDER BY "Time to resolution" ASC

   Assigned to me：担当者が現在のユーザーで、未解決の課題を目標までの課題解決時間が少ない順で上から表示。 assignee = currentUser() AND resolution = Unresolved ORDER BY "Time to resolution" ASC

   Waiting on me：担当者が現在のユーザーで、課題のステータスが、"Waiting for support" か "In progress" か "Escalated" の課題を目標までの課題解決時間が少ない順で上から表示。 assignee = currentUser() AND resolution = Unresolved AND status in ("Waiting for support", "In progress", Escalated) ORDER BY "Time to resolution" ASC

   Service requests Due in 24h：未解決の課題で、課題タイプがサービスリクエストで、24時間以内に期限日を迎える課題を、期限日が近い順で上から表示。 resolution = Unresolved AND issuetype = "Service Request" AND due <= 24h ORDER BY due ASC

   
   
   

7. 新規キューを作成してみましょう。下記の条件に該当する課題を検索するキューにしてみます。

   担当者	現在のユーザー
   ステータス	Waiting for support、In progress、Escalatedのいずれかで、5日以上ステータスの変更がない
   解決状況	未解決

   
   
   

8. キューの1番下の ” + 新規キュー” をクリックします。
   
   
   
   

9. 新規キューの作成画面に移りますので、名前を ”5日以上変更なし” にして下記の JQL をコピー&ペーストして直接入力し、”新規作成” をクリックします。

   assignee = currentUser() AND resolution = Unresolved AND status in 
   ("Waiting for support",　"In progress", Escalated) AND not status changed after -5d

   

   
   
   
10. 新しいキューが一番下に作成されました。ドラッグして好きな位置に移動しましょう。
    
    
    

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