Jira のユーザー削除
質問
課題を作成したことがあるユーザーを削除しようとすると、エラーメッセージが表示され削除できません。
削除する方法はないのでしょうか?
回答
課題を作成・コメントなど、情報を記録したユーザーを削除する事はできません。これは、履歴情報を確保するためです。
ユーザーを削除する代わりに、ユーザーを無効化するか、ユーザーを匿名化する( Jira ver.8.7 以降で可能)ことを推奨します。
ユーザーの無効化
ユーザー編集ダイアログボックスで「アクティブ」のチェックを外し、非アクティブにすることで、ユーザーを無効化することができます。
ユーザーを非アクティブ状態にするには、以下の手順で操作します。
- 非アクティブにしたいユーザー以外の管理者アカウントを持ったユーザーでログインします。
- ユーザーリストの画面を表示します。
- 非アクティブにしたいユーザーの「編集」リンクをクリックし、「プロファイルの編集」ダイアログボックスを開きます。
- 「アクティブ」チェックボックスをオフにして「更新」ボタンをクリックします。
ユーザーを無効化すると
- 対象ユーザーにてログイン出来なくなります。
- ユーザーが無効となり、ライセンス数のカウントから除外されます。
- ユーザーが作成した課題は保持されます。
- 無効化したユーザーにメンションしたり、そのユーザーの名前やユーザー名を検索フィルタとして使用したりすることはできなくなります。
- Jira 課題上や履歴には引き続きユーザー名が表示されます。
上記の方法以外で無効化するには、Jira 歯車 > ユーザー管理にて、無効化したいユーザーを全てのグループから外して下さい。
この方法でもライセンス数のカウントから除外されます。用途によりご利用ください。
ユーザーの匿名化 ( Jira ver.8.7 ~ )
Jira ver.8.7 以降の場合、ユーザーを匿名化して無効にできます。
ひとつめの「ユーザーの無効化」は、無効化後もユーザー情報が「<フルネーム>(非アクティブ)」というように表示されますので、ユーザーの個人情報 (ユーザー名、フルネーム、メールアドレス) を Jira に残したくない場合は、この方法を実施します。
ユーザーを匿名化するには、以下の手順を操作します。
一度匿名化処理をしたユーザーは元に戻せませんので、ご注意ください。
- 匿名化したいユーザー以外の管理者アカウントを持ったユーザーでログインします。
- ユーザーリストの画面を表示します。
- 匿名化したいユーザーの「・・・」より「ユーザーを匿名化」を選択し、「ユーザーを匿名化」画面を表示します。
- ユーザー匿名化の影響範囲を確認するため、「ユーザーの識別」をクリックします。
ここで、移行済みの項目に対象が表示された場合は、「所有権の移行」項目で新しい所有者を指定します。(プロジェクトリーダーやコンポーネントリーダーなどを担当している場合) - 「匿名化」をクリックします。
- 匿名化が完了しましたら、インデックス再作成を実行します。
ユーザーを匿名化すると
- 対象ユーザーにてログイン出来なくなります。
- ユーザーが無効となり、ライセンス数のカウントから除外されます。
- ユーザーが作成した課題は保持されます。
- 匿名化したユーザーにメンションしたり、そのユーザーの名前やユーザー名を検索フィルタとして使用したりすることはできなくなります。
- Jira 課題上や履歴、プロファイル画面で、匿名化されたユーザー名が表示されます。
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