Bitbucket Server 起動スクリプトを変更する (CentOS7系)
Bitbucket Serverをインストーラでインストールすると、/etc/init.d/にatlbitbucketというシンボリックリンクを作成して、Bitbucket Serverのサービス起動処理を実施します。
RHEL7やCentOS7系では、サービスマネージャーとしてsystemdが採用されています。
RHEL7やCentOS7系にBitbucket Serverをインストールした場合は、以下の手順でsystemdを利用した起動スクリプトへ置き換えることをお勧めします。
ご注意
必ず検証環境で動作確認の上、本番環境へ適用するようにお願いします。
また、実施前に必ずバックアップをお取りください。
古いサービススクリプトの削除
以下のコマンドで インストーラがインストールしたサービススクリプトが残っているかどうかを確認します。
# ls -l /etc/rc.d/init.d/atlbitbucket -rwxr-xr-x. 1 root root 1398 7月 5 10:41 /etc/rc.d/init.d/atlbitbucket
もしファイルが存在していた場合は、シンボリックリンクと共に削除します。
# rm -f /etc/rc.d/rc5.d/S95atlbitbucket \ && rm -f /etc/rc.d/rc4.d/K95atlbitbucket \ && rm -f /etc/rc.d/rc3.d/S95atlbitbucket \ && rm -f /etc/rc.d/rc2.d/K95atlbitbucket \ && rm -f /etc/rc.d/init.d/atlbitbucket
起動ファイルの作成
Bitbucket Serverが起動している場合は停止します。
以下のコマンドを実行し、bitbucket.serviceを作成し、編集画面に入ります。
# vi /usr/lib/systemd/system/bitbucket.service
以下を入力して保存します。ExecStartとExecStopのパスは、自分の環境に読み替えて設定をお願いします。(例は、Bitbucket Serverのインストールディレクトリが/opt/atlassian/bitbucket/5.11.1/の場合です。)
[Unit] Description=Atlassian Bitbucket Server Service After=syslog.target network.target [Service] Type=forking User=atlbitbucket ExecStart=/opt/atlassian/bitbucket/5.11.1/bin/start-bitbucket.sh ExecStop=/opt/atlassian/bitbucket/5.11.1/bin/stop-bitbucket.sh [Install] WantedBy=multi-user.target
以下のコマンドでシステムブート時のサービスの起動を有効化できます。
# systemctl daemon-reload # systemctl enable bitbucket
以下のコマンドで有効化を確認します。enabledになっていれば問題ありません。
# systemctl list-unit-files --type=service | grep bitbucket bitbucket.service enabled
サービス起動/停止
手動でサービスを起動する場合は、以下のコマンドを実行します。
# systemctl start bitbucket
手動でサービスを停止する場合は、以下のコマンドを実行します。
# systemctl stop bitbucket
以下のコマンドでBitbucket Serverの起動状況を確認できます。
# systemctl status bitbucket
参考:Atlassianドキュメント
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