2 段階認証の強制設定手順
- Atlassian Access の認証ポリシーで、2 段階認証の強制を設定すると、ユーザーは次回ログイン時から2 段階認証を有効化する必要があります。有効化するまでは、 Atlassian Cloud 製品にログインできません。
- シングル サインオン (SSO) を強制する場合は、認証ポリシーではなく ID プロバイダー (Google、Azure、Okta など) 側で 2 段階認証を設定する必要があります。詳しくは、シングル サインオン (SSO) をご覧ください。
- 2 段階認証の強制を設定すると、REST API で Basic 認証を利用できなくなります。代わりに API トークンを使用して認証できます。
目次
認証ポリシーで 2 段階認証の強制を設定する
https://admin.atlassian.com にアクセスし、トップメニューバーの セキュリティ > 左サイドバーの 認証ポリシー を選択します。その後、該当の認証ポリシーの 編集 を選択します。
- 2 段階認証の項目で 必須 を選択して、画面下部の 更新 を押下します。これで管理者側の設定は完了です。
ユーザーによる 2 段階認証の設定方法
- 管理者による 2 段階認証の強制設定後、2 段階認証未設定ユーザーは次回ログイン時に 2 段階認証設定画面が表示されます
- 認証アプリ、または SMS を使って設定します
参考ドキュメント:2 段階認証
2 段階認証の強制設定後のログイン時に以下の画面が表示されるので、さっそくやってみる を選択します。
認証アプリによる設定の場合
- Google 認証システム、Authy、Duo などの認証アプリをインストールして コードスキャンの準備完了 を選択します。
- QRコードをスキャンして 6 桁のコードを入力後、携帯電話を接続 を選択します。
- 緊急時用のリカバリーキーを紙に書くなどして保存して設定完了です。リカバリーキーの使用方法については、こちらをご参照ください。
テキストメッセージ (SMS) による設定の場合
- スマートフォンをお持ちでない場合 を選択して SMS を使って有効化 を選択します。
- 携帯電話番号を入力して コードを送ってください を選択します。その後、テキストメッセージ (SMS) で届いた6桁のコードを入力して 携帯電話を接続 を選択します。
- 緊急時用のリカバリーキーを紙に書くなどして保存して設定完了です。リカバリーキーの使用方法については、こちらをご参照ください。
REST API を利用している場合の注意事項
2 段階認証の強制を設定すると、REST API で Basic 認証を利用できなくなりますが、代わりに API トークンを使用して認証できます。下記の手順で Atlassian アカウントから API トークンを作成することができます。
参考:API トークン
- https://id.atlassian.com/manage/api-tokens にログインします。
- API トークンを作成する を選択します。
- 任意のラベルを入力して、作成 を押下します。
- API トークンが表示されますので、コピーして安全な場所に貼り付けて保存します。 セキュリティ上の理由のため、作成後のトークンは再表示できません。トークンが再度必要な場合は新しいトークンを作成してください。
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