プロジェクトタイプの変更方法 (Atlassian Cloud)
Jira Cloud 版ではプロジェクトタイプの変更ができません。変更する際には新しくプロジェクトを作成し、課題を一括移動する方法で対応します。
このドキュメントでは、課題を一括移動する際の注意事項と手順をご案内いたします。
こちらのドキュメントは2021年4月14日時点での情報を基に作成しています。
目次
注意事項
移動元と移動先のプロジェクトタイプの組み合わせによって、移行されないデータがあります。移行してしまうと元に戻せないデータもあるため、移行前に各項目をご確認ください。
全プロジェクト共通
以下のデータは、移行元/移行先のプロジェクトタイプに関わらず、全プロジェクトでご注意いただきたい内容です。
コンポーネント、バージョン/リリース
- コンポーネントとバージョン/リリースはプロジェクト固有のフィールドのため、課題を一括移動した場合でもデータは移行されません。フィールドに入力されている値は、課題移動の過程で削除されます。
レポート履歴
- レポート履歴は移動の過程で失われますので、移動先のプロジェクトで過去のレポートを確認することはできません。
プロジェクト/課題キー
- プロジェクトキーと課題キーは常に1つしか設定せず、再利用されることはありません。移動後は新しいキーが割り当てられますが、課題リンクなどは引き続き機能するため、正しくリダイレクトされます。
サブタスク
- サブタスクのみでの一括移動はできません。親課題を移動してサブタスクを一緒に移動するか CSV インポートなどで対応する必要があります。
企業管理対象プロジェクトからチーム管理対象プロジェクトへの移行
以下のデータは、企業管理対象プロジェクトからチーム管理対象プロジェクトへ移行する際にご注意いただきたい内容です。
各スプリントのデータ
- スプリントのデータは移行できません。アクティブなスプリント内の課題は全てバックログに追加されます。
カスタムフィールド
- 企業管理対象プロジェクトからチーム管理対象プロジェクトに移動する場合、同じカスタムフィールドタイプを移動先のプロジェクトで作成したとしても 値をマッピングすることはできません。移動先のチーム管理対象プロジェクトで、再度値を入力し直す必要があります。再度、企業管理対象プロジェクトに課題を移動した場合、企業管理対象プロジェクトの時に入力されていたカスタムフィールドの値が表示されます。
ストーリーポイントによる見積
- 移動の際にストーリーポイントのデータは失われますので、改めて入力する必要があります。
サブタスク
- サブタスクは移動できません。課題移動の過程で削除されます。
チーム管理対象プロジェクトから企業管理対象プロジェクトへの移行
以下のデータは、チーム管理対象プロジェクトから企業管理対象プロジェクトへ移行する際にご注意いただきたい内容です。
カスタムフィールド
- チーム管理対象プロジェクトで、カスタムフィールドを追加している場合には、企業管理対象プロジェクトでも同じカスタムフィールドを作成し、画面に追加する必要があります。該当するカスタムフィールドを用意しない場合には、入力されている値は移動時に削除されます。
ストーリーポイントによる見積
- 移動の際にストーリーポイントのデータは失われますので、改めて入力する必要があります。
参考
- Convert a project to a different template or type (英語)
- Migrate between team-managed and company-managed projects (英語)
移動手順
以下の手順で課題移動を行ってください。
- トップメニューバー > プロジェクト > プロジェクトを作成 から希望のプロジェクトタイプのプロジェクトを新規作成する。
- トップメニューバー > フィルター > 高度な課題検索 で既存のプロジェクトを選択し 検索 する。
- 右上の> XX 個の全課題をバルク変更 を選択する。
- 課題を全て選択して 次へ。
- 課題の移動を選択して 次へ。
- 移動先のプロジェクトに手順1で作成したプロジェクトを選択して 次へ。
ステータスやフィールドのマッピングをした後に変更を確定して一括移動を完了する。
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