Atlassian Cloud 新機能リリース 2025-04
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善/全エンドユーザーに影響がある変更
注意:一部のユーザーに影響がある変更/制限/廃止
おすすめ:リックソフトおすすめの機能
ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合がございます。
最新情報一覧
- 1 「製品」から「アプリ」に呼び名が変更されます 重要
- 2 組織管理者が閲覧権限のないスペースまたはプロジェクトのデータセキュリティポリシーを管理 重要
- 3 管理対象アカウントのプロフィール画像を ID プロバイダーからプロビジョニングする
- 4 すべてのアプリの分析情報をアプリベンダーに共有するかを管理
- 5 管理者が各サードパーティ コネクタに対して Rovo がインデックスしたオブジェクトを管理
- 6 Jira Product Discovery をサンドボックスとして作成
- 7 Trello の製品リクエスト設定
- 8 Atlassian 管理の監査ログで新しいアクティビティの追加 重要
- 9 監査ログのアクティビティ詳細
- 10 Confluence での添付ファイルのダウンロード アクティビティに関するアラートを受け取る
「製品」から「アプリ」に呼び名が変更されます 重要
今までは、Atlassian 社が提供している Jira や Confluence などを「製品」と呼んでいました。
今後は、「アプリ」という呼び方に変更されます。
Jira や Confluence などに別途インストールされているサードパーティー製アプリではございません。
Atlassian 管理 で Jira や Confluence などのアトラシアンアプリを管理する方法に変更はありません。
この変更についての詳細は、以下アトラシアン コミュニティ記事をご覧ください。
組織管理者が閲覧権限のないスペースまたはプロジェクトのデータセキュリティポリシーを管理 重要
今までの動作
データセキュリティポリシーを設定するには、組織管理者には対象の Confluence スペースまたは Jira プロジェクトの閲覧権限が必要でした。
今後の動作
新規ポリシーで、組織管理者が閲覧権限の無いスペースやプロジェクトを適用範囲として設定できます。
既存ポリシーでカバーされている、スペースやプロジェクトのうち、組織管理者が閲覧権限が無くても確認することができます。
新しいデータ セキュリティ ポリシーを作成するか、既存のポリシーを確認するには、次の手順を利用します。
admin.atlassian.com に移動します。
複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
[セキュリティ] > [データ セキュリティ ポリシー] の順に選択します。
管理対象アカウントのプロフィール画像を ID プロバイダーからプロビジョニングする
対象組織の管理対象アカウントのプロフィール画像を ID プロバイダーからプロビジョニングできるようになりました。
管理対象アカウントのプロフィール画像をプロビジョニングするには、ID プロバイダーから photos 属性の更新と、アトラシアンがアクセス可能なサーバーに写真をホストする必要があります。
<写真の属性名と値を変更する方法>
属性名
urn:ietf:params:scim:schemas:core:2.0:User:photos
を入力します。次の形式で属性の値を入力します。
[ Unknown macro: {value} ]
<写真をホストする方法>
サーバーが次のエンドポイントをサポートしていることをご確認ください。
HEAD
Content type- "image/jpeg"
GET
Content type- "image/jpeg"
Body - Image
Okta・OneLogin・Microsoft Azure AD の ID プロバイダー属性をマッピングする方法については、以下ドキュメントをご確認ください。
当該属性を更新して写真をホストすると、管理対象のアカウント プロファイルにその写真が表示されます。
<管理対象アカウントのプロフィール画像を確認する方法>
admin.atlassian.com にログインします。
[ディレクトリ] > [管理対象アカウント] に移動します。
ユーザーの [詳細を表示] を選択します。
すべてのアプリの分析情報をアプリベンダーに共有するかを管理
サイト管理者は、各サイト内でインストールしたサードパーティー製アプリの分析情報やログをアプリベンダーに共有するか、共有を無効化できるようになりました。
サードパーティー製アプリのデータをアプリベンダーに共有または無効化する方法は、以下の通りです。
admin.atlassian.com にアクセスします。
対象の組織を選択し、組織管理画面上部の[製品]を選択します。
サイドバー[サイトと製品]から、対象サイトを選択します。
[接続済みのアプリ]を選択します。
[設定]タブに移動し、[インストール時点での分析情報とログへのアクセス]までスクロールします。
[すべての新規インストールで無効化]または[すべての新規インストールで有効化]を選択します。
デフォルトでは、サードパーティー製アプリのデータの共有が有効になっています。
共有を有効にすると、新規インストールも含むすべてのサードパーティー製アプリに対して、データ共有が許可されます。
管理者が各サードパーティ コネクタに対して Rovo がインデックスしたオブジェクトを管理
※ Premium プラン以上の限定機能です
管理者はアトラシアン管理で、Rovo の各サードパーティ製アプリでインデックス化されたオブジェクト数を確認できるようになりました。
インデックス化されたオブジェクトについての詳細は、Rovo の使用量割り当てをご確認ください。
オブジェクト数を確認する方法は次の通りです。
admin.atlassian.com にアクセスします。
対象の組織を選択します。
[設定] > [Rovo] を選択します。
サードパーティ製アプリを接続したサイトを確認します。
Jira Product Discovery をサンドボックスとして作成
※ Premium プラン以上の限定機能です
Jira Product Discovery をサンドボックスとして新たに追加できるようになりました。
Jira Product Discovery サンドボックスを追加する方法は以下の通りです。
admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
[製品]を選択します。
サイドバーから [サンドボックス] を選択します。
サンドボックス URL の表から、[追加] を選択し、[Jira Product Discovery] を選択します。
サンドボックス サイトがない場合は、[サンドボックスを作成] を行ってから[追加] を選択し、[Jira Product Discovery] を選択します。
以下ドキュメントも併せてご参照ください。
Trello の製品リクエスト設定
※ Confluence / Jira / Jira Service Management いずれかで Enterprise プランのご契約が必要です
製品リクエスト設定で、Trello の製品リクエストを必要とするか設定できるようになりました。
Trello の製品リクエストを設定する方法は以下の通りです。
admin.atlassian.com に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
[セキュリティ] > [製品リクエスト] を選択します。
[リクエスト設定] を選択します。
製品リクエストの設定を初めて更新する場合は、[リクエスト設定を更新] の選択します。
Trello の横にある[新製品を許可]を選択し、[管理者のレビューが必要]を選択します。
以下ドキュメントも併せてご参照ください
Atlassian 管理の監査ログで新しいアクティビティの追加 重要
※ Atlassian Guard Standard プラン以上のご契約が必要です
Atlassian 管理の監査ログに新しいアクティビティが追加されました。
新しく追加されたアクティビティの種類については以下の通りです。
AI でアクションを生成
アプリのアクション
Atlassian Analytics アクション
Confluence ユーザー アクション
Focus のユーザー アクション
Jira Service Management のアセットアクション
Rovo 管理者 アクション
Rovo ユーザー アクション
監査ログのアクティビティ詳細
※ Atlassian Guard Standard プラン以上のご契約が必要です
Atlassian 管理の監査ログの「アクティビティ」をクリックすると、画面右側に表示される「検査ビュー」にて、各ログの詳細情報を確認できるようになりました。
Confluence での添付ファイルのダウンロード アクティビティに関するアラートを受け取る
※ Atlassian Guard Premium プランのご契約が必要です
Confluence のコンテンツから短期間で多数の添付ファイルをダウンロードまたはプレビューを行うと、Guard Detect でアラートを受け取れるようになりました。
本機能の導入経緯として、悪意のあるユーザーやボットによる窃取の試みである可能性があるためです。
画像と動画はダウンロード アクティビティのアラートの対象に含まれません。
Confluence の添付ファイルのダウンロード アクティビティに関するアラートを受け取りたくない場合は、Guard Detect の [検出ルール] > [ユーザー アクティビティ] にて、Confluence の添付ファイル ダウンロードの検出ルールを無効化できます。
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