Jira platform 新機能リリース 2024-10
「Atlassian のリリースノート」と「Atlassian Community ※1」で Atlassian が提供している情報から新機能や注意事項、今後のリリース情報をご紹介します。
用語の定義
重要:大きな機能改善
おすすめ:リックソフトおすすめの機能
注意・お知らせ:機能制限や、ユーザー側で作業が必要になる設定変更などのお知らせ
一般公開:試用期間を経て全環境で利用開始された機能
ベータ版:試用目的でリリースされた開発中の機能
EAP(アーリーアクセスプログラム):申し込みをするとリリース前の新機能をいち早く試用できるプログラム情報
※1 Atlassian Community で発信される情報は、開発中の機能や EAP など、未リリースのものが多く含まれます。
最新情報一覧
- 1 Atlassian リリースノート
- 1.1 企業管理対象プロジェクトでワークフローと課題レイアウトを編集するための新しい権限 重要
- 1.2 親フィールドが編集できるタイミングの変更 注意
- 1.3 8 月 19 日から Jira のドット メニューを削除します お知らせ
- 1.4 自動化: 監査ログをアクションで絞り込み おすすめ
- 1.5 Jira と Confluence の自動化で監査ログのフィルターをクリア
- 1.6 自動化のスマート バリューパネルでカスタム フィールドを使用可能
- 1.7 自動化の監査ログで URL のコピー ボタンの提供を開始
- 1.8 Jira の「未使用のフィールドを非表示にする」機能に管理者コントロールを追加する
- 1.9 ボードをプロジェクト単位で検索
- 1.10 ビジネス フォームで質の高い情報を収集
- 1.11 Confluence テンプレートを使用して埋め込みリリースノートを作成する
- 1.12 openCreateIssueDialog 関数で Jira の新しい課題作成エクスペリエンスが開かれるようになりました
- 1.13 Jira 課題のアーカイブ
- 2 Atlassian Community
Atlassian リリースノート
企業管理対象プロジェクトでワークフローと課題レイアウトを編集するための新しい権限 重要
※企業管理対象プロジェクトのみ
Jira 管理者は、企業管理対象プロジェクト (CMP) のワークフローを編集し、課題レイアウトにフィールドを追加する権限を委任できるようになりました。
設定方法は、以下の通りです。
Jira 管理者として、企業管理対象プロジェクトの権限スキームに移動します。
「Edit Workflows」または「Manage Issue Layouts」の権限を更新します。
「Edit Workflows」または「Manage Issue Layouts」権限が付与されているエンドユーザーは、関連する 企業管理対象プロジェクト のプロジェクト設定にアクセスし、それぞれ「ワークフロー」および「課題」>「レイアウト」タブから変更を加えます。
親フィールドが編集できるタイミングの変更 注意
これまでの挙動:
画面が "課題の編集" 操作に紐づけられている場合、親フィールドは課題の編集画面に存在していない場合も編集可能となっていました。
今後の挙動:
親フィールドが他のフィールドと同様に動作するようにし、課題の編集画面にない場合は親フィールドが編集できないようになりました。
注意
この挙動変更に伴って発生する問題を回避するため、課題の編集操作用に設定されているすべての既存の画面に親フィールドが追加されます。
Jira 管理者は親フィールドの編集を制御したい場合、変更の適用後に課題の編集操作から親フィールドを削除してください。
8 月 19 日から Jira のドット メニューを削除します お知らせ
新しく改善されたコマンド パレットの導入に向けて、 8 月 19 日以降に、Jira のキーボードショートカットのドットアクションメニューが Jira 全体で削除されます。
それに伴い、7月に次のリンク先で今後はコマンドパレットの利用に切り替えていただくよう告知しておりましたが、今回改めてアナウンスさせていただきます。
ユーザーはコマンド パレットにアクセスして、作業の発見、課題の更新、プロジェクトや管理設定へのアクセスなどのシームレスなエクスペリエンスを活用できるようになります。
コマンド パレットの利用を開始するには、次の手順を実行します。
コマンド パレットを開きます。
Mac ユーザーの場合は、command + K キーを押すとコマンド パレットが開きます。
Windows ユーザーの場合は、Ctrl + K キーを押すとコマンド パレットが開きます。
検索バーでコマンドを検索するか、スラッシュ / を使用して作業を検索します。
自動化: 監査ログをアクションで絞り込み おすすめ
自動化の監査ログで、アクションに基づいて絞り込みできるようになりました。
これにより、特定のルール実行の発見が簡単になります。
たとえば、"メールの送信" アクションが使われたすべてのルール実行を表示するように選択することができます。
確認方法は、次の通りです。
自動化に移動します。
Confluence 自動化については、[Confluence設定] > [自動化] に移動します。
Jira 自動化については、[Jira設定] > [システム] > [グローバル自動化] に移動します。
[監査ログ] > [アクション] を選択して、絞り込むアクションを選択します。
Jira と Confluence の自動化で監査ログのフィルターをクリア
Jira と Confluence の自動化の監査ログ画面に、「フィルターをリセット」ボタンが追加されました。
「フィルターをリセット」ボタンをクリックすると、監査ログで選択したすべてのフィルターをクリアできます。
Jira と Confluence の自動化における監査ログの使用の詳細
この機能の利用を開始するには次の手順を利用します。
Jira または Confluence の自動化で監査ログを開きます。
監査ログの絞り込みに使いたい任意のフィルターを選択します。
[フィルターをリセット] ボタンを選択します。
これまでに選択されていたすべてのフィルターが自動的に選択解除されます。
自動化のスマート バリューパネルでカスタム フィールドを使用可能
Jira と Confluence の自動化のスマート バリューのパネルに [カスタム フィールド] のフィルターを追加しました。
ユーザーがアクセス権限を持つ現在のインスタンス内の最大 50 個のカスタム課題フィールドが表示されます。
ルールビルダーでルールを作成する際に、以下のことができるようになります。
カスタム フィールドを検索およびコピーして使用できます。
テキスト入力を使い、カスタム フィールドをスマート バリューや未翻訳の名前で絞り込むことができます。
グローバルで使用可能か単一プロジェクトに制限されるかが表示されます。
この機能の利用を開始するには、次の手順を実行します。
自動化のルールビルダーを開きます。
ルールのトリガーを選択します。
[アクションの記録]、[web リクエストの送信]、または [課題の作成] アクションなどの、スマート バリューのテキスト フィールドを持つアクションを追加します。
{} ボタンを選択してスマート バリューのパネルを開きます。
[カスタム フィールド] タブを選択して、利用可能なカスタム課題フィールドを参照します。
自動化の監査ログで URL のコピー ボタンの提供を開始
Jira と Confluence の自動化に、監査ログの URL をクリップボードにコピーできる新しいボタンを追加しました。このボタンを使うと、監査ログの URL を簡単にコピーおよび共有できます。
この機能の利用を開始するには、次の手順を実行します。
Jira または Confluence の自動化で監査ログを開きます。
監査ログで URL のコピーボタンを選択して URL をコピーします。
URL のコピーボタンを選択後、URL がクリップボードにコピーされ、使える状態になります。
Jira の「未使用のフィールドを非表示にする」機能に管理者コントロールを追加する
Jira の未使用フィールドを非表示にする機能をグローバルにオン/オフに切り替える機能を追加しました。
サイト上の機能を管理するには、以下の手順を実行します。
[設定] > [システム]に移動します。
[設定の編集]を選択します。
オプションまでスクロールし、オンまたはオフにしたい設定を選択します。
オフに設定した場合、30日間未使用なフィールドも表示されます。
オンにした場合、課題作成画面上で、More fields の様にフィールドが展開されます。
[更新] を選択して変更を保存します。
ボードをプロジェクト単位で検索
ボードをプロジェクト別に絞り込んで、対象のボードを素早く見つけることができます。
機能を試すには、[あなたの作業] > [ボード] > [すべてのボードを表示] に移動します。
そこからキーワードとプロジェクトの両方でボードを検索できます。
ビジネス フォームで質の高い情報を収集
親、カテゴリ、ユーザーを含む、さらに多くのフィールドから選択できるようになりました。
フィールドの説明を追加することで、フォームを登録するユーザー向けにさらに詳細なガイダンスを提供することもできます。
フォームの作成時にフィールドを任意または必須にすることで、より細かく制御できます。
フォームの作成方法は、以下の通りです。
ビジネス プロジェクトを開き、プロジェクト ナビゲーションで [フォーム] に移動します。
既存のフォームを選択するか [+ フォームを作成] を選択します。
Confluence テンプレートを使用して埋め込みリリースノートを作成する
※ Confluence 連携
改良されたリリース ノート テンプレートを使用して、埋め込まれた Confluence ページにリリース ノートを作成できるようになりました。
[プロジェクト設定] > [リリース] > [リリースノート] を選択します。
テンプレートに追加する課題タイプと Jira フィールドを選択します。
設定した内容を確認します。
編集および共有できる新しい Confluence ページで開きます。
openCreateIssueDialog 関数で Jira の新しい課題作成エクスペリエンスが開かれるようになりました
プラグインや Marketplace アプリ経由で課題を作成するために openCreateIssueDialog 関数を使っている場合、Jira の新しい課題作成エクスペリエンスが表示されるようになります。
これにより、高速かつモダン化された方法で課題を作成できます。
Jira 課題のアーカイブ
※ Premium プラン以上の限定機能です
Premium および Enterprise のユーザーは、課題を削除する代わりにプロジェクトから課題をアーカイブして整理できるようになりました。
アーカイブした課題は [アーカイブ済みの課題] にのみ表示され、編集することはできません。
アーカイブした課題は、将来必要になったときに復元できます。
課題をアーカイブする手順は、以下の通りです。
課題がサイド バーまたは全画面のいずれかに表示されていることを確認します。
[その他の操作] を選択します。
[アーカイブ] を選択して変更を確定します。
課題ナビゲーターのリスト ビューまたはボードから課題をアーカイブするには、次の手順を実行します 。 ボードからの課題のアーカイブは、”ソフトウェア プロジェクトでのみ”利用可能です。
[その他の操作] を選択します。
[アーカイブ] を選択して変更を確定します。
5 つのダッシュボードガジェットが 2025 年 5 月に廃止されます 重要 注意
5 つのダッシュボードガジェットの廃止予定が発表されました。2025 年 5 月以降は、対象ガジェットを作成、表示、編集、複製することができなくなります。
上画像について
英語表記を日本語訳後にキャプチャしています。
画面上の日付は 2024 年 12 月 9 日ですが、 2025 年 5 月まで廃止予定の延長が決定されています。
ガジェットの代替手段、詳細はこちらからご参照ください。
We're ending support for five dashboard gadgets on Dec. 9, 2024
Update: We're ending support for five dashboard gadgets in May 2025
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