このページでは、Alfresco Content Services の Windows 用、Linux 用のインストール手順を紹介します。
Linux のインストール手順は、主に CentOS にて実施した手順を紹介します。
Alfresco Content Services 6.0 のリリースから、インストール方法が変わりました。 |
Alfresco Content Services のインストールにあたって次のものをインストール及びセットアップする必要があります。
データベース
JDK
アプリケーションサーバ
Alfresco Search Services
ActiveMQ
LibreOffice
ImageMagick
Alfresco PDF Renderer
TinyMCE
弊社のお客様は、サーバーに Linux を利用されているお客様が多数を占めております。ここでは、 Linux と Windows のインストール手順を紹介します。
Alfresco Content Services はデータをデータベースに格納します。Alfresco Content Services のインストーラでは PostgreSQL がインストールできるのでこれを利用する事も可能ですが、本番環境ではデータベースを別サーバにすることが推奨されています。また、Postgresql の他に、MySQL や Oralcle などもサポートされています。
Alfresco Content Services は Java アプリケーションのため、稼働させるには JDK が必要となります。Alfresco Content Service 6 系 からは OpenJDK 11 がサポートされています。
Alfresco Content Services は Web アプリのため、稼働させるためにはアプリケーションサーバが必要となります。Alfresco Content Services は 6.0 以降 Tomcat のみをサポート対象としています。
Alfresco の強力な検索機能は Alfresco Search Services をインストールすることで利用できるようになります。
Alfresco Content Services 6.1 からは ActiveMQ のインストールが必須となりました。
また、Desktop Sync を利用する場合にも ActiveMQ が必要となります。
Alfresco Content Services ではドキュメントをある形式から別の形式 (例: テキストから PDF) に変換する機能があります。その変換処理には LibreOffice を使用するため、機能を使用するためには LibreOffice のインストールが必要となります。
Alfresco Content Services で画像操作を有効にするには、ImageMagick をインストールして設定する必要があります。プレビュー用の画像は ImageMagick を使用してを操作します。
Alfresco Content Services ではドキュメントのサムネイルやプレビューの生成に Alfresco PDF Renderer を使用しています。
Alfresco Content Services の翻訳は言語パックを使用しています。サポートされている言語パックは次のとおりです。
ドイツ語 (de)
英語 (en)
スペイン語 (es)
フランス語 (fr)
イタリア語 (it)
日本語 (ja)
オランダ語 (nl)
ノルウェー語 - ボクモール語 (nb)
ロシア語 (ru)
ブラジルポルトガル語 (pt_BR)
簡体字中国語 (zh_CN)
使用される言語はブラウザのロケールに従って切り替わります。ブラウザが適切なロケールを表示するように設定されていることを確認しましょう。これにより、インストールされたインスタンスで特殊文字が正しく表示されるようになります。